sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

アブダビHSBC選手権最終日、トーマス・ピーターズおめでとう!・・・R4.1.24②

 先週木曜日の昼過ぎから時差-5時間のアラブ首長国連邦アブダビにある「ヤスリンクス アブダビ(7425ヤード、パー72)」においてDPワールドツアー(旧欧州男子ツアー)の高額賞金大会ロレックスシリーズの一戦、「アブダビHSBC選手権」が4日間の日程で開催され、その最終日が終わった。

 

 この大会の賞金総額を調べてみたら何と800万ドル(約9億1千万円)!

 

 そう言えば大きな資本が入ったようで、元々広くなっていた欧州男子ツアーの開催地域が更に広がり、賞金総額も相当上がるような記事が大分前に出ていた。

 

 確か日本国内での開催も予定されていたはずである。

 

 日本人選手としては、コロナ禍の煽りを受けて12月に出場予定であった大会が中止となり、暫らく休んでいた世界ランキング175位で旅人ゴルファーと呼ばれる川村昌弘(28歳、172㎝、72㎏)、および先々週はハワイで開催されていた米国男子ツアーの「ソニー・オープン・イン・ハワイ」に出場していた世界ランキング53位で新鋭の金谷拓実(23歳、172㎝、75㎏)が出ていた。

 

 米国男子ツアーには中々通用しない感のある金谷拓実であるが、欧州男子ツアーでは昨年結構好い感じで通用しているように見えたので、ちょっと期待していたら、第1ラウンドでは-6と大きく伸ばして4位タイに付け、大いに期待させた。

 

 そして第2ラウンドでは+1、トータル-5と少し落とし、6位タイに下がりながらも余裕の上位通過であったが、第3ラウンドでは+3、トータル-2と更に落として、28位タイに下がっている。

 

        金谷拓実予選を通過其の後は

        ズズッと下がり最後に期待

 

 ただし、賞金総額の大きさから見てもフィールドが相当厚そうに思え、出場予定の選手をざっと見て行くと、世界ランキング2位のコリン・モリカワ(米国、24歳、175㎝、77㎏)、世界ランキング8位のロリー・マキロイ(北アイルランド、32歳、178㎝、73㎏)なんかを含む猛者も結構出ているから、最後の伸ばし合いに付いて行くのは結構きつそう!?

 

 また、川村昌弘に関してはゴルフ愛&旅情漂う人気のコラム、「いま僕はココにいます」の更新されており、DPワールドツアーと同様にコロナ禍の煽りを受けて昨年12月上旬から活動が止まっていたので、その間の隔離生活等、結構苦労した様子が綴られている。

 

 練習不足がどう響くのか? ちょっと注目していたら、第1ラウンドは-1と少し伸ばしながらも54位タイと少し出遅れ、第2ラウンドでは強風の所為もあったのか? トータル+3まで落として62位タイに下がり、ぎりぎりで予選を通過している。

 

 そして第3ラウンドでは+3、トータル+6と更に落とし、74位タイまで下がっている。

 

 彼の場合は暫らく休んだ後にこんな感じが多いように思われるので、ともかく最後まで諦めないプレイを期待して見守っていた。

 

        川村や何とか通過其の後も

        最終日まで注視するかも

 

 さて、単独首位に抜け出て見事逆転優勝したのは世界ランキング69位のトーマス・ピーターズ(ベルギー、29歳、196㎝、85㎏)で、最終日1バーディー、1ボギーのイーブン、トータル-10と維持して1位上げて来た。

 

 最終日はトータル-10から出て、前半では1バーディーの-1、トータル-11と少し伸ばし、後半に入ると1ボギーの+1、トータル-10と少し落とした。

 

 なお、これでツアー6勝目となり、この試合の結果、世界ランキングは31位まで上がっている。

 

        ピーターズ最後逆転勝って魅せ

 

        ピーターズ最後に勝って強さ魅せ

 

 2位タイに入ったのは世界ランキング161位のラファエル・カブレラベロ(スペイン、37歳、188㎝、81㎏)、世界ランキング281位のシュバーンカル・シャルマ(インド、25歳、178㎝、75㎏)で、トータル-9まで伸ばした。

 

 ラファエル・カブレラベロは最終日5バーディー、3ボギーの-2と伸ばして4位上げて来た。

 

 最終日はトータル-7から出て、前半では3バーディー、1ボギーの-2、トータル

-9と伸ばし、後半では2バーディー、2ボギーのイーブン、トータル-9と維持した。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは102位まで上がっている。

 

        カブレラベロ連日上げて力魅せ

 

        カブレラベロ最後まで上げ力魅せ

 

 シュバーンカル・シャルマは最終日5バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの-1  と少し伸ばして2位上げて来た。

 

 最終日は-8から出て、前半では2バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの+1、トータル-7と少し落とし、後半では3バーディー、1ボギーの+2、トータル-9と元に戻した。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは159位まで上がっている。

 

        上げ続け力を魅せたシャルマかな 

 

        最後まで上げ力魅すシャルマかな           

 

 以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。

 

 世界ランキング7位で新鋭のビクトル・ホブラン(ノルウェー、24歳、178㎝、75㎏)は最終日イーブン、トータル-8と維持して4位タイを維持している。

 

        ホブランやスコア維持して順位維持

 

        ホブランや四位維持して強さ魅せ 

 

 世界ランキング22位のティレル・ハットン(イングランド、30歳、175㎝、73㎏)は最終日-5、トータル-7と大きく伸ばし、22位も上げて6位タイに入った。

 

        ハットンや最後大きく上げて魅せ

 

        ハットンや六位に入り強さ魅せ

 

 

 世界ランキング56位でベテランのイアン・ポールター(イングランド、46歳、185㎝、86㎏)、世界ランキング235位のジェームズ・モリソン(イングランド、36歳、180㎝、82㎏)は共に最終日イーブン、トータル-7と維持し、6位タイを維持した。

 

        ポールタースコア維持して六位維持

 

        ポールター六位維持して強さ魅せ

 

        モリソンやスコア維持して六位維持

 

        モリソンや六位維持して強さ魅せ

 

 世界ランキング51位のアダム・スコット(オーストラリア、41歳、183㎝、82㎏)は最終日イーブン、トータル-6と伸ばせず、1位下がって10位タイとなった。

        

 世界ランキング336位のスコット・ジェイミソン(スコットランド、38歳、185㎝、82㎏)は最終日+5、トータル-6と大きく落とし、9位下がって10位タイとなった。

 

 世界ランキング8位のロリー・マキロイ(北アイルランド、32歳、178㎝、73㎏)は最終日-3、トータル-5と伸ばし、16位上げて12位タイに入った。

 

        マキロイや最後まで上げ強さ魅せ

 

        マキロイや確り上げて強さ魅せ

 

 世界ランキング59位のベルンド・ウィースバーガー(オーストリア、36歳、188㎝、86㎏)、世界ランキング63位のエリック・ファンーローエン(南アフリカ、31歳、191㎝、88㎏)は共に最終日-2、トータル-5と伸ばし、10位上げて12位タイに入った。

 

 ベルンド・ウィースバーガーは決勝ラウンドに入ってから上げ続けており、流石ではないか!?

 

        上げ続けウィースバーガー強さ魅せ

 

        上げ続けウィースバーガー楽しませ

 

 エリック・ファンローエンは第3ラウンドで下がっても最終日にまた上げて来るところが流石ではないか!?

 

        ファンローエン下がっても上げ強さ魅せ

 

        ファンローエン最後は上げて強さ魅せ

 

 世界ランキング48位のシェーン・ローリー(アイルランド、34歳、185㎝、102㎏)は最終日+5、トータル-5と大きく落とし、10位下がって12位タイとなった。

 

 世界ランキング39位でベテランのリー・ウェストウッド(イングランド、48歳、183㎝、93㎏)は最終日-3、トータル-4と伸ばし、17位上げて20位タイに入った。

 

        ウェストウッド確り上げて強さ魅せ

 

        ウエストウッド最後まで上げ強さ魅せ

 

 世界ランキング70位のディーン・バーメスター(南アフリカ、32歳、180㎝、76㎏)は最終日-3、トータル-3と伸ばし、19位上げて25位タイに入った。

 

        バーメスター確り上げて強さ魅せ

 

        バーメスター最後まで上げ強さ魅せ

 

 そして、金谷拓実は最終日4バーディー、3ボギーの-1、トータル-3と少し伸ばし、3位上げて25位タイに入った。

 

 最終日に付いてもう少しだけ詳しく見ておくと、全員アウトスタート(第1ホールから)で、トータル-2から出て、前半ではいきなり第1ホールでボギーを叩いたが、空かさず第2ホールでボーディーを決めて取り返し、バウンスバック!

 

 続く第3ホールでまたボギーを叩いたが、1つ空いて第5ホールでバーディーを決めて取り返し、続く3ホールをパーで凌いだ後、第9ホールでもバーディーを決めたので、結局1打伸ばし、トータル-3と少し伸ばして後半へと繋いでいる。

 

 後半に入ってもいきなり第10ホールでボギーを叩いたが、空かさず第11ホールでバーディーを決めて取り返し、バウンスバック!

 

 残りの7ホールをパーで凌いだので、後半では結局トータル-3を維持してホールアウトしている。

 

        金谷拓実少し伸ばして上げて魅せ

 

        金谷拓実最後に上げて強さ魅せ

 

 世界ランキング44位のミンウー・リー(オーストラリア、23歳、180㎝以上? ミンジー・リーの弟)は最終日-5、トータル-2と大きく伸ばし、28位も上げて35位タイに入った。

 

        ミンウーリー最後大きく上げて魅せ

 

        ミンウーリー最後は上げて強さ魅せ

 

 世界ランキング41位のトミー・フリートウッド(イングランド、31歳、180㎝、76㎏)は最終日-1、トータル+1と少し伸ばし、6位上げて48位タイに入った。

 

        最後上げフリートウッド強さ魅せ

 

        最後上げフリートウッド意地を魅せ

 

 世界ランキング2位のコリン・モリカワ(米国、24歳、175㎝、77㎏)は最終日+3、トータル+5と落とし、8位下がって62位タイとなった。

 

 そして川村昌弘は、最終日1バーディー、1ボギーのイーブン、トータル+6と維持し、9位上げて65位タイに入った。

 

 最終日に付いてもう少しだけ詳しく見ておくと、トータル+6から出て、前半では第2ホールでボギーを叩いたが、続く6ホールをパーで凌ぎ、第9ホールでバーディーを決めたので、結局トータル+6のまま後半へと繋いでいる。

  

 後半では全てパーで凌いだので、結局トータル+6のままホールアウトした。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは179位に下がっている。

 

        川村や最後確り上げて魅せ

 

        川村や最後は上げて力魅せ

 

 世界ランキング71位のダニエル・ファントンダー(南アフリカ、30歳、178㎝、104㎏)は最終日+5、トータル+7と大きく落とし、14位下がって68位タイとなった。

 

 そう言えば使用していたコースはリンクスコースで、海辺の平地に作られた、木の少ない、強風が向きを変えながら吹きがちなコースであった。

 

 競技中は期待通り(設計者の?)に強風が吹き、結構な猛者も悩まされていたようであるが、そんな中、出場した日本人選手が2人共予選通過を果たし、決勝ラウンドもそれなりに楽しめた。

 

 決勝ラウンドで順位は落とし、その結果、世界ランキングが下がったのは仕方の無いところであるが、それでも試合にあまり出ていない日本人選手の世界ランキングがあまり下がらなかったり、むしろ上がったりしているのを見ると、何だか微妙な気はする。

 

 でもまあ、そんなことはさておき、難しい状況、厚いフィールドにも積極的にチャレンジしている彼等を今後も応援したい。