今日の日が替わった頃から時差－８時間のザコパネ（スロベニア）にあるラージヒル（ＨＳ１４０m、Ｋ点１２５m）においてスキージャンプワールドカップ男子団体戦が行われ、地元スロベニアチームが見事優勝した。
この地では１月１４日（金）～１月１６日（日）の日程（現地時間）で開催され、個人戦が１戦（通算で第１５戦目）、団体戦１戦（通算で３戦目）が行われる予定である。
１月１５日の２時頃から個人戦の予選が行われる予定であったが、強風の為に中止となった。
そして１月１６日０時頃から団体戦が行われ、地元のスロベニアチームは３年振りの優勝を果たしている。
地元の利もあるだろうが、地元故に布陣的にもベストメンバーで臨んでいるのもあるように思われる。
なんて、これはまあ当然だろうなあ。
ざっと見て、ドイツチーム、日本チームもそれに近く、それがそのまま順位にも影響している！？
それはまあともかく、日本チームは１本目３位と好発進し、２本目でこれを守り切ったから、凄い！？
個人的にはエースの小林陵侑が重責からの緊張、連戦の疲れ等、色々ある中、健闘しながらも成績が下降気味であるが、それをカバーする佐藤幸椰の健闘が光る。
以下に今回の主なチームの成績を挙げておく。
１位 スロベニア 合計１１０１．７点
ﾛﾌﾞﾛ･ｺｽ １２６．５m １２３．０m ２６３．５点
ﾍﾟｰﾀｰ･ﾌﾟﾚﾌﾞﾂ １３３．５m １４０．５点 ２８９．４点
ﾃｨﾐ･ｻﾞｲﾂ １２５．５m １３４．０m ２７２．４点
ｱﾝﾁｪ･ﾗﾆｾｸ １２９．０m １４０．５m ２７６．４点
２位 ドイツ 合計１０３４．７点
ｾﾞｳﾞｪﾘﾝ･ﾌﾛｲﾝﾄﾞ １２１．５m １２８．５m ２４３．９点
ｼｭﾃﾌｧﾝ･ﾗｲｴ １２９．５m １１７．０m ２２９．５点
ﾏﾙｸｽ･ｱｲｾﾞﾝｷﾞﾋﾗｰ １２６．０m １４１．５m ２７８．１点
ｶｰﾙ･ｶﾞｲｶﾞｰ １３５．５m １３７．０m ２８３．２点
３位 日本 合計１０３４．１点
佐藤幸椰 １３０．５m １３０．５m ２７６．９点
小林潤志郎 １２２．５m １３２．５m ２４４．９点
中村直幹 １１５．５m １２９．５m ２４１．５点
小林陵侑 １３２．５m １３５．５m ２７０．８点
４位 オーストリア 合計１０１１．３点
ﾀﾞﾆｴﾙ･ﾌｰﾊﾞｰ １３３．５m １２９．０m ２５８．１点
ﾀﾞﾆｴﾙ･ﾁｪﾌｪﾆｯｸ １３５．０m １２６．０m ２６８．８点
ｸﾚﾒﾝｽ･ｱｲｸﾞﾅｰ １１２．５m １４０．５m ２４５．０点
ﾔﾝ･ﾎｱﾙ １２７．５m １３７．０m ２７３．５点
５位 ノルウェー 合計１００９．１点
ﾀﾞﾆｴﾙｱﾝﾄﾞﾚ･ﾀﾝﾃﾞ １２７．０m １３１．０m ２６３．９点
ﾛﾋﾞﾝ･ﾍﾟﾃﾞﾙｾﾝ １３１．５m １０６．５m ２０９．５点
ﾊﾙｳﾞｫﾙｱｲﾈﾙ･ｸﾞﾗﾈﾙ １１６．５m １３６．５m ２５２．２点
ﾏﾘｳｽ･ﾘﾝｳﾞｨｸ １３２．５m １３９．５m ２８３．５点
６位 ポーランド 合計 ９６２．１点
ﾋﾟｵﾄﾙ･ｼﾞﾜ １２４．０m １２２．０m ２３７．５点
ｼｭﾃﾌｧﾝ･ﾌｰﾗ １２５．０m １１９．０m ２３８．３点
ﾔｺﾌﾞ･ｳｫﾙﾆｰ １１３．０m １３２．５m ２３２．５点
ﾊﾟｳｴﾙ･ﾊﾞｾｸ １２３．５m １３０．５m ２５３．８点
また、これまでの３戦を終えた総合点で主な国は以下のようになっている。
順位・変動 国名 総合点
１ ー オーストリア ２８９６
２ ↑１ ドイツ ２８５７
３ ↓１ ノルウェー ２７３０
４ ー 日本 ２３７３
５ ー スロベニア ２２６６
６ ー ポーランド １０６７
なお、初日に中止となっていた個人戦の予選は今日の２２時半から行われる予定である。
そして個人戦の決勝は日が替わって直ぐに開催される予定なので、楽しみに待ちたい。
ただ、残念ながら今のところＣＳ放送のＪスポーツでもライブ放送の予定が入っていなかったので、この後どうなるのか？ 注目しておきたい。
