今日の4時40分頃から時差-19時間の米国・ハワイ州にある「カパルア・リゾート プランテーションコース(7596ヤード、パー73)」において米国男子ツアーの選ばれし者の大会、「セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」が4日間の日程で開催され、その初日が終わっている。
年末年始の中断を挟んで、いよいよ今年の分が始まる大会で、米国男子ツアーの場合は昨年の暮れから既に2021/2022シーズンが始まっている。
昨年優勝した選手37名、および東京五輪金メダリストのザンダー・シャウフェレを合わせた38名が出ており、賞金総額は800万ドル(約9億2800万円)、優勝賞金は134万ドル(約1億5800万円)で、予選落ちは無く、初日から全員アウトスタート(第1ホールから)の予定である。
CS放送のゴルフネットワークで初日からたっぷりとライブ放送されているので、時間のある時にはのんびり楽しみたい。
日本人選手としては世界ランキング18位の松山英樹が出ており、彼は昨年メジャー大会の「マスターズ」および我が国で開催された「ZOZOチャンピオンシップ」で優勝している。
コロナ禍の影響もあって昨年は「ZOZOチャンピオンシップ」の後、ゆっくりと休養を取り、今回2か月半ぶりの実戦となるので、ゆっくり始動し、次第にギアを上げて行くつもりのようであるが、実際にはどうなったのか!?
松山やゆっくり始動様子観て
じわじわ調子上げて行くかも
さて、単独首位に立ったのは世界ランキング21位のキャメロン・スミス(オーストラリア)で、初日2イーグル、5バーディー、1ボギーの-8と爆発的に伸ばしている。
初日から爆発魅せるスミスかな
ダッシュ魅せトップに立ったスミスかな
2位タイに付けているのは世界ランキング1位で昨年はコロナ禍等により色々悩まされたジョン・ラーム(スペイン)、世界ランキング4位のパトリック・カントレー(米国)、世界ランキング19位のダニエル・ベルガー(米国)で、初日-7と爆発的に伸ばしている。
なおジョン・ラームは7バーディー、パトリック・カントレーは1イーグル、6バーディー、1ボギー、ダニエル・ベルガーは8バーディー、1ボギーであった。
ジョンラーム爆発魅せて首位を追い
ジョンラーム爆発魅せて二位に付け
カントレースタートダッシュ首位を追い
カントレースタートダッシュ二位に付け
ベルガーや爆発力で首位を追い
ベルガーや爆発力で二位に付け
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング26位のイム・ソンジェ(韓国)、世界ランキング29位のケビン・ナ(米国)は初日-6と大きく伸ばして5位タイに付けている。
世界ランキング2位で日系のコリン・モリカワ(米国)、世界ランキング16位のブルックス・ケプカ(米国)は初日-5と大きく伸ばして8位タイに付けている。
そして、松山英樹、世界ランキング6位で大きくした身体を少し引き締めた? 飛び切り飛ばし屋のブライソン・デシャンボー(米国)、世界ランキング6位のザンダー・シャウフェレ(米国)、世界ランキング7位のビクトル・ホブラン(ノルウェー)は初日-4まで伸ばして13位タイに付けている。
松山英樹は初日5バーディー、1ボギーで、これをもう少し詳しく見ておくと、前半では4ホールをパーで凌いだ後、第5ホールで漸くバーディーを決め、残り4ホールをパーで凌いだので、トータル-1として後半へと繋いでいる。
まあ心づもりしていたようにゆっくりと始動して、後半に入っても3ホールをパーで凌いだ後、第13~16ホールと4連続でバーディーを決め、1つ空いて第18ホールではボギーを叩いたので、後半で更に3打伸ばし、トータル-4として第2日目へと繋いでいる。
無理をせずに動き出し、身体が温まるといきなり爆発力も魅せ、まさに目論見通りで、期待を膨らませる始動ではないか!?
松山や無理ない始動上手く行き
後の展開期待するかも
松山や目論見通り動き出し
後の伸び様期待膨らみ
それから、世界ランキング15位で優しき飛ばし屋のトニー・フィナウ(米国)は初日-3まで伸ばして23位タイに付けている。
世界ランキング14位で昨年復調を見せたジョーダン・スピース(米国)は初日-2まで伸ばして25位タイに付けている。
世界ランキング10位のサム・バーンズ(米国)、世界ランキング17位のアブラハム・アンサー(メキシコ)、世界ランキング20位のジェイソン・コクラック(米国)、世界ランキング23位のビリー・ホーシェル(米国)は初日-1と少し伸ばして29位タイに付けている。
世界ランキング12位のハリス・イングリッシュ(米国)は初日イーブンで単独35位と出遅れている。
そして世界ランキング8位のジャスティン・トーマス(米国)、世界ランキング25位のパトリック・リード(米国)は初日+1と少し落とし、最下位の36位タイと出遅れている。