sanso114の日記

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スキージャンプW杯男子、エンゲルベルク(スイス)個人第1戦、カール・ガイガーおめでとう!・・・R3.12.19②

 12月17日(金)~12月19日(日)に時差-8時間のスイスのエンゲルベルクのラージヒル(K点125m、HS140m)においてスキージャンプ・ワールドカップ男子が開催されており、今日の未明、その個人第1戦(通算で第8戦)が行われ、ドイツのエース、カール・ガイガーが逆転して見事優勝している。

 

 今シーズン2勝目、通算11勝目とのことである。

 

 総合では当然首位を守り、独走している。

 

        ガイガーや逆転で勝ち強さ魅せ

 

        ガイガーや総合首位で独走し

 

 日本のエース、小林陵侑は僅差で惜しくも2位となっている。

 

 今シーズンはこれで5試合に出て4回目の表彰台で、その内2回は優勝、2回は2位であるから、流石ではないか!?

 

 また、通算で38回目の表彰台で、日本では2位の船木和喜に並んでいる。

 

 それにしても今シーズンは小林陵侑にとって中々厳しい状況が続いている。

 

 開幕戦のニジニタギル(ロシア)の第1戦では2位に入ったので、北京冬季五輪に合わせて調子が上がって来ていることに喜び、第2戦への期待を膨らませていたら、その予選でスーツの規定違反により失格となり、あっさりと出場出来なくなってしまった。

 

 それでも、2か所目のルカ(フィンランド)では第1戦(通算で第3戦目)で見事優勝し、通算20勝目を挙げている。

 

 ここでまた期待が膨らませ掛けたら、第2戦の前のPCR検査で引っ掛かってしまい、再検査も無く、この後暫らく休むことになってしまった。

 

 それでも前回、ドイツのクリンゲンタールの個人第1戦で復帰して7位に入り、第2戦では優勝して今シーズン2勝目、通算21勝目となったから凄過ぎて、ただただ感心してしまう。

 

        陵侑や孤軍奮闘強さ魅せ

 

        陵侑や惜しいところで二位となり

        第二戦での期待高まり

 

 総合では当然、前回に上がった2位を守っている。

 

 今回の主な選手の成績は以下のようであった。

 

  順位 氏名          1本目(m)  2本目(m)   得点

  1 カール・ガイガー(独)      137.0 140.0 287.4

  2 小林陵侑        137.5 140.5 286.6

  3 ティミ・ザイツ(スロベニア)     139.0 137.0 282.6

  4 キリアン・パイアー(スイス)       138.5 135.5 277.0

  5 ヤン・ホアル(墺)        136.0 134.0 270.8

  6 カミル・ストッフ(ポーランド)      133.5 133.5 270.2

  8 アンチェ・ラニセク(スロベニア)         135.0 132.5 265.9

  9 シュテファン・クラフト(墺)       133.0 131.0 261.0

 10 マリウス・デンドヴィック(ノルウェー)  130.5 134.5 258.9

 13 ロベルト・ヨハンソン(ノルウェー)    132.5 130.5 254.9

 22 中村直幹        130.5 125.5 244.3

 22 佐藤幸椰        127.5 129.5 244.3

 27 マルクス・アイゼンビヒラー(独)   129.5 124.5 239.1

 

 なお、他の2人も予選は通過したが、1本目で小林潤志郎伊東大貴が共に31位となり、惜しいところで残念ながら2本目には進めなかった。

 

 また、佐藤慧一は予選で52位となり、残念ながら決勝には進めなかった。

 

 また、ここまでの主な選手の総合ランキングは以下のようになっている。

 

  順位 氏名            総合点

  1 ー   カール・ガイガー(独)       514

  2 ー   小林陵侑        396

  3 ー   シュテファン・クラフト(墺)       340

  4 ー   アンチェ・ラニセク(スロベニア)      323

  6 ↓1 マルクス・アイゼンビヒラー(独)   291

  7 ー   マリウス・デンドヴィック(ノルウェー)  277

 11 ↓1 ロベルト・ヨハンソン(ノルウェー)    203

 12 ー   カミル・ストッフ(ポーランド)      201

 18 ↓2 中村直幹          127

 22 ー   佐藤幸椰            100

 25 ー   小林潤志郎               85

 31 ↓1 伊東大貴                44

 42 ー   佐藤慧一               10

 

 なお、エンゲルベルク個人戦2戦の予選は今夜行われ、決勝は続いて日が替わる頃に行われる予定であるから、楽しみに待ちたい。

 

 また、小林陵侑はユーチューブを使って自ら発信し始めており、身近に感じられる内容なので、時間がある時には覘いてみると好いかも知れない。