11月19日(金)~11月21日(日)に時差-4時間のロシアのニジニ・タギルにおいてスキージャンプ・ワールドカップ男子の開幕を迎え、その第1戦で日本のエース、小林陵侑が見事2位に入っている。
ラージヒルのK点は120m、HS(ヒルサイズ)は134mで、優勝したのは1本目134.5m、2本目133.0m飛び、得点252.4のカール・ガイガー(ドイツ)であった。
小林陵侑は1本目128.0m、2本目131.0m飛び、得点243.7であった。
中村直幹は1本目130m、2本目128.5m飛び、得点230.2で4位に入っている。
他には佐藤幸椰が得点213.4で10位、小林潤志郎が得点209.6で11位、伊東大貴が得点210.3で15位、佐藤慧一が得点173.1で29位タイと、出場した全員が予選を通過し、しかも2本目まで飛べているから、これは今シーズンも期待出来そうだ!?
来年には北京オリンピックもあるし、調子が上がって来ているようで、好かった、好かった。ホッ。
ただ、ニジニ・タギルの第2戦では小林陵侑が予選においてスーツの規定違反で失格となり、後の5人は予選を通過したが、2本目まで進んだのは3人で、佐藤幸椰が14位、中村直幹が19位、伊東大貴が21位と日本人選手は全体に振るわなかった。
そして、11月26日(金)~28日(日)の日程で時差-7時間のルカ(スロベキア)に場所を移して開催されている。
ラージヒル(K点120m、HS143m)を使っての第1戦は既に終わっており、小林陵侑が見事優勝し、今シーズンの1勝目、通算20勝目となっている。
今シーズンの途中で北京オリンピックが開催予定である所為か、夏のジャンプから調子を上げており、また強い小林陵侑を見せてくれるのか!?
陵侑や調子を上げて勝って魅せ
陵侑や調子を上げて期待させ
主な選手の成績は以下のようであった。
順位 氏名 1本目(m) 2本目(m) 得点
1 小林陵侑 138.5 143.0 324.5
2 アンツェ・ラニセク(スロベキア) 141.0 140.0 318.9
3 マルクス・アイゼンギヒラー(独) 136.5 132.0 304.4
4 シュテファン・クラフト(墺) 136.0 128.0 289.8
5 カール・ガイガー(独) 132.5 129.0 289.6
10 佐藤幸椰 136.0 119.0 265.0
14 中村直幹 134.5 116.0 258.5
なお、他の3人も予選は通過したが、1本目で伊東大貴が34位、佐藤慧一が41位、小林潤志郎が44位となり、残念ながら2本目には進めなかった。
第2戦は今夜予定されており、CS放送のJスポーツで中継が予定されているので、寝不足覚悟で視るか!?
でもまあ、開始予定が24時15分となっており、何時もはまだ起きている時間であるから、それほど頑張る必要もない。