日に日に秋らしくなって来た、なんて書き始めたが、既に10月も下旬であるから、当然か!?
天候、地域によってはかなり厚着が目立つようになっている。
そんな中、今週も彼方此方で幾つかの男女ゴルフツアーの開催が予定されている。
一方で今週はコロナ禍の影響を受けて中止となったツアーも多く、そこはちょっと残念であるが、まあ仕方が無い。
さて、今週も男子のツアーから見て行くと、先ず明日8時からから茨城県にある「美浦ゴルフ倶楽部(6988ヤード、パー71)」において国内男子ツアー、「ISPSHANDAガツーンと飛ばせツアートーナメント」が4日間の日程で開催される予定である。
賞金総額は8300万円、優勝賞金は1600万円で、2日間の予選ランド終了時に60位タイまでに入っている選手が、残り2日間の決勝ラウンドに駒を進められる予定となっている。
ホストプロのひとりに先週国内で開催された唯一の米国男子ツアー、「ZOZOチャンピオンシップ」に出て盛り上げた世界ランキング445位の中西直人(33歳、177㎝、75㎏)がいる。
3日間の観察、研究の結果、最終日に8バーディー、1ボギーの-7、トータルイーブンと爆発的に伸ばし、31位も上げて28位タイに入って驚かせたが、その勢いで今週も魅せられるか!?
ちょっと注目してみたい。
なお、ライブ中継はユーチューブで予定されており、会場への入場料は無料となっている。
そう言えば、AbemaTVツアーなんかでもここの主催試合は気前が好かったような気がする。
それはまあともかく、低迷気味の国内男子ツアーの面々は先週の「ZOZOチャンピオンシップ」の勢いを上手く繋げるか!?
国内の男子ツアーはZOZOからの
勢い保ち飛ばすか期待
また、明日19時35分から時差-13時間の英国領バミューダ諸島にある「ポートロイヤルGC(6828ヤード、パー71)」において米国男子ツアー、「バミューダ選手権」が4日間の日程で開催される予定である。
賞金総額は650万ドルとあるから、1ドルを約114円とすると、約7億4100万円となる。
本来はもっと高額賞金大会の世界選手権シリーズに対して裏開催となるはずであったが、その世界選手権シリーズがコロナ禍の所為で、残念ながら中止となってしまったので、欧米の目ぼしい男子ツアーはこの大会だけになってしまった!?
そんなわけで格上げされたか? 優勝者に付与されるフェデックスカップポイントは300ポイントから500ポイントに増やされている。
また、出場予定者をざっと見渡すと、まあまあ厚くなっており、欧州男子ツアーの高額賞金大会ぐらいの感じがする。
そう言えば、賞金総額もそれぐらいか!?
この大会には初め、「ZOZOチャンピオンシップ」で7位タイに入り、世界ランキング68位に上がった新鋭の金谷拓実(23歳、173㎝、75㎏)が出るような記事も見られたが、移動の大変さ、隔離期間の問題もあり、残念ながら、結局断念したようだ。
結構強いし、米国男子ツアー、欧州男子ツアーの両方に出場して状況をよく把握出来ていることから、頭の良さも感じられる選手であるが、その分、冒険はしないようだなあ。
まあ、良くも悪くも今風の若者ではないか!?
金谷拓実出場資格有りながら
状況を観て諦めるかも
上述のように、中国で開催が予定されていた米国男子ツアーと欧州男子男子ツアー共催の高額賞金大会、世界選手権シリーズの「WGC-HSBCチャンピオンズ」は中止となっている。
また、インドで開催が予定されていた欧州男子ツアーの「ヒーローインディアンオープン」も中止となっている。
次に女子の方であるが、金曜日朝から埼玉県にある「武蔵丘ゴルフコース(6650ヤード、パー72)」において国内女子ツアー、「三菱電機レディスゴルフトーナメント」が3日間の日程で開催される予定となっている。
賞金総額は8000万円、優勝賞金は1440万円で、2日間の予選ラウンド終了時に60位タイまでに入っている選手が残り1日の決勝ラウンドに駒を進められる予定となっている。
先週の最終日に腰痛が酷くなって棄権した稲見萌寧はまだ調子が悪いようで、残念ながら欠場と決めているが、他にも注目選手が目白押しの国内女子ツアーであるから、楽しみに待ちたい。
ただ、ライブ放送の方はそんなには予定されておらず、金曜日の午後、土日の午前に数時間ずつあるぐらいか?
最後は録画放送と言うこれまでによくあるパターンである。
この地上波テレビ局主導型がこれから変わって行きそうな記事が出ていたが、視聴者の希望とどう擦り合わせて行くのか!?
まあ、色々な面で国際化は避けられないから、スポーツ中継も国際化の波に乗って行くのだろうなあ。
上手く波に乗れるのか?
それとも波に呑まれるのか?
観る側の庶民も含めて要注目である。
ところで、国内女子ツアーの残りはこの試合を入れて5試合となったが、参考までに、現時点での賞金ランキングの気に留まったところ挙げておく。
順位 名前 賞金総額(円) 勝数
1 稲見萌寧 214,486,649 8
2 古江彩佳 192,397,575 5
3 小祝さくら 177,218,583 5
4 西村優菜 167,787,056 4
5 西郷真央 146,621,691 0
6 勝みなみ 120,112,740 2
9 原英莉花 103,757,582 2
10 笹生優花 97,721,942 2
11 山下美夢有 95,549,414 1
29 渋野日向子 57,638,975 1
なお今年、笹生優花の場合、米国女子ツアーで3位に付け、ここまでの賞金総額は約1億7千万円、古江彩佳の場合、米国女子ツアーで賞金総額約3千4百万円、渋野日向子の場合、米国女子ツアーで賞金総額約1千万円稼いでいる。
国内の女子のツアーも後五つ
色んな記録気になるのかも
また、台湾で開催が予定されていた米国女子ツアー、「台湾スインギング・スカーツLPGA」は残念ながら中止となっている。
それから、国内女子ツアーの下部のステップアップツアーよりもまだ下部に当たる、プロテストを目指す選手に向けたマイナビネクストヒロインツアーが今週も2試合予定されており、その内の1試合が今、山梨県で開催されている。