今週は、ツアーではないが、国内女子ツアーのプロテスト第2次予選のA地区(茨城県)、C地区(岡山県)が共に昨日から4日間の日程で開催されている。
そして、A地区では1位に山口すず夏、11位タイに佐藤心結、C地区では1位に丹萌乃、2位に川﨑春花、7位に澤田知佳等、これまでにも活躍していた人の名前が見える。
合格まではまだ遠い道のりが残されているが、今後の健闘を期待したい。
さて、今週予定されているツアーであるが、先ずは男子から。
明朝から滋賀県にある「琵琶湖カントリー俱楽部(6986ヤード、パー72)」において国内男子ツアーのメジャー大会、「日本オープンゴルフ選手権競技」が4日間の日程で開催される予定である。
賞金総額は2億1千万円、優勝賞金は3150万円で、2日間の予選ラウンド終了時に60位タイまでに入っている選手が残り2日間の決勝ラウンドに駒を進められる予定になっている。
既にツアーで優勝しているスーパーアマチュアの中島啓太(日本体育大学、21歳、177㎝、75㎏)も出る予定であるが、先日腰痛が出て途中棄権しているので、ちょっと心配ではある。
でもまあ、同じ日本体育大学の先輩、河本力、下部に当たるAbemaTVツアーで優勝した新鋭の桂川有人、スーパー新人の金谷拓実等も含めて、奮闘を期待したい。
何人か記憶に残る若者が
徐々に出て来て嬉しいのかも
また、明日午後からは時差-7時間(現在サマータイム中。それ以外では-8時間)のスペインにある「レアル・クラブ・バルデラマ(7028ヤード、パー71)」において欧州男子ツアー、「アンダルシア・マスターズ」が4日間の日程で開催される予定である。
賞金総額は300万ユーロとあるから、1ユーロを131円とすると約3億9300万円となる。
国内男子ツアーのメジャー大会のまあ2倍と、まあまあ高い。
日本人選手としては世界ランキング152位で旅人ゴルファーと呼ばれる川村昌弘が出る予定である。
欧州男子ツアーのポイントラング、レース・トゥ・ドバイは42位で、このところ2週連続で予選落ちしている所為もあり、じわじわ下がっている。
今週こそ、先ずは予選通過、出来れば上位争いまで期待したい。
川村や今週こそは先ず通過
その後上位争い期待
同時に、ゴルフへの思い、および旅情が漂う人気のコラム、「いま僕はココにいます」の更新も期待したいが、先週と同じスペインなので、どうなんだろう?
それから、明日深夜から時差-16時間(現在サマータイム中。それ以外では-17時間)の米国・ネバダ州にある「ザ・サミットクラブ(7431ヤード、パー72)」において米国男子ツアー、「ザ・CJカップatサミット」が4日間の日程で開催される予定である。
賞金総額が975万円、優勝賞金が126万円とあるから、1ドルを113.46円で計算すると、それぞれ約11億600万円、約1億4300万円と、かなり高額であることが分かる。
この大会は韓国系らしいが、来週は我が国での米国男子ツアー、「ZOZOチャンピオンシップ」と続き、本来はアジアシリーズとなるところであろう。
コロナ禍での処置とは言え、選手達は移動等、結構大変そうだなあ。
その中のひとりに、世界ランキング19位で我が国のエース、松山英樹がいる。
今のところ成績の波が大きいが、今週、そして来週と健闘を期待したい。
松山やアジアシリーズ参戦し
上位争い期待するかも
次は女子ツアーに付いても簡単に書き留めておく。
先ずは、金曜日8時から香川県にある「満濃ヒルズカントリークラブ(6436ヤード、パー72)」において国内女子ツアーの下部に当たるステップアップツアー、「日台交流うどん県レディースゴルフトーナメント」が3日間の日程で開催される予定である。
賞金総額は2000万円、優勝賞金は360万円で、2日間の予選ラウンド終了時に50位タイまでに入っている選手が最終日1日の決勝ラウンドへと駒を進められる予定となっている。
ライブ中継は例によってCS放送のスカイAでたっぷりと予定されている。
さて、今シーズンのステップアップツアーもこの試合を入れて残り2試合となった。
参考までに、現時点での賞金ランキングの気に留まったところ挙げておく。
順位 名前 賞金総額(円) 勝数
1 リ・ハナ(韓国) 18,094,916 3
2 小野祐夢 13,943,047 2
3 石川怜奈 12,070,750 2
4 服部真夕 10,614,142 1
5 竹山佳林 9,031,000 1
10 植竹希望 7,050,000 1
12 後藤未有 6,245,645 1
14 岩井千怜 5,889,875 1
16 岩井明愛 5,835,000 1
ステップの残り二つとなった今
賞金レース更に気になり
それから、同じく金曜日の8時から千葉県にある「東急セブンハンドレッドクラブ 西コース(6679ヤード、パー72)」において国内女子ツアー、「富士通レディース」が3日間の日程で開催される予定である。
賞金総額は1億円、優勝賞金は1800万円で、2日間の予選ラウンド終了時に50位タイまでに入っている選手が最終日1日の決勝ラウンドに駒を進められる予定となっている。
ライブ中継はあまりなく、土曜日、日曜日と大事な場面に近付くほど、昔風に編集された録画中継になりそうである。
でもまあ、彼方此方に華が咲き乱れ、それをも超える光を放ってくれるものと期待したい。
ともかく、速報を追いながら楽しむことにしよう。
さて、国内女子ツアーの残りはこの試合を入れて7試合となったが、ここでも参考までに、現時点での賞金ランキングの気に留まったところ挙げておく。
順位 名前 賞金総額(円) 勝数
1 稲見萌寧 210,361,649 8
2 小祝さくら 174,273,583 5
3 西村優菜 166,429,556 4
4 古江彩佳 142,897,575 3
5 西郷真央 128,039,191 0
9 原英莉花 99,800,082 2
10 笹生優花 97,721,942 2
30 植竹希望 54,574,683 0
33 渋野日向子 52,388,975 1
なお今年、笹生優花の場合、米国女子ツアーで3位に付け、ここまでの賞金総額は約1億7千万円、古江彩佳の場合、米国女子ツアーで賞金総額約3千4百万円、渋野日向子の場合、米国女子ツアーで賞金総額約1千万円稼いでいる。
国内女子ツアーの賞金女王レースには入らないが、本人の実績としてはそれだけあると言うことだから、評価するかどうかは各自の判断によれば好い!?
国内の女子のツアーも後七つ
長いシーズン終幕近く
なお、当初予定されていた米国女子ツアーのアジアシリーズ、「ビュイックLPGA上海」はコロナ禍の所為で、残念ながら中止となっている。