金曜日の夜から時差-13時間(現在サマータイム中。それ以外では-14時間)の米国・ニュージャージー州にある「シービュー・ドルチェホテル ベイコース(6190ヤード、パー71)」において米国女子ツアー、「ショップライトLPGAクラシック」が3日間の日程で開催され、その第2日目、すなわち予選ラウンド最終日が終わっている。
賞金総額は175万ドル(約1億9250万円)とあったから、国内女子ツアーに比べると少し高いぐらいであろうか!?
日本人選手としては世界ランキング5位で黄金世代をリードし、日本のエースで先週の覇者、畑岡奈紗、世界ランキング6位で新世紀世代をリードし、今シーズン全米女子オープンチャンピオンの笹生優花(日本&フィリピン国籍)、世界ランキング256位で出産を経験して復帰した横峯さくら、世界ランキング314位でリオ五輪4位の実力者、野村敏京が出ている。
先週優勝した畑岡奈紗は連勝出来るか!?
先週4位タイまで追い上げた笹生優花は更に調子を上げられるか!?
横峯さくらはどれぐらいの調子なのか!?
野村敏京は腰痛等と付き合いながら、どれぐらい奮闘出来るのか!?
色々と見所がありそうだ。
米国の女子のツアーも日本人
割と出ていて面白いかも
さて、首位タイに立ったのは世界ランキング2位のコ・ジンヨン(韓国)、世界ランキング3位のパク・インビ(韓国)で、共に第2日目-6、トータル-11と大きく伸ばし、2位上げて来た。
第2日目、コ・ジンヨンは6バーディー、パク・インビは7バーディー、1ボギーであった。
おっ、これは怖い2人が上がって来た。
3日間大会なので、残り1日であるから、この壁を打ち破るのは結構難しいか!?
コジンヨン大きく伸ばし首位に立ち
コジンヨン大きく伸ばし首位奪い
パクインビ首位まで上げて強さ魅せ
パクインビ首位を奪って強さ魅せ
単独3位に付けているのは世界ランキング12位で飛ばし屋のパティー・タバタナキト(タイ)で、2日目6バーディーの-6、トータル-9と大きく伸ばし、8位上げて来た。
タバタナキト大きく伸ばし三位付け
タバタナキト三位に上げて強さ魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング20位のユ・ソヨン(韓国)、世界ランキング109位のジョディ・エワート(イングランド)は2日目-1、トータル-7と少し伸ばしながらも、5位下がって6位タイとなっている。
世界ランキング11位でカナダの妖精と呼ばれるブルック・ヘンダーソン(カナダ)は2日目-1、トータル-6と少し伸ばしながらも、7位下がって10位タイとなっている。
世界ランキング4位のキム・セヨン(韓国)は2日目-6、トータル-5と大きく伸ばし、74位も上げて16位タイに付けて来た。
ここにもまた怖い選手が爆上げを見せて来た!?
キムセヨン爆上げ披露強さ魅せ
キムセヨン爆発力で上げて魅せ
そして、笹生優花は2日目1イーグル、4バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの-1、トータル-5と、出入り激しいゴルフで少し伸ばしながらも、5位下がって16位タイとなっている。
2日目に付いてもう少し詳しく見ておくと、アウトスタート(第1ホールから)で、トータル-4から出て、前半では4ホールをパーで凌いだ後、第5ホールでバーディーを決め、続く2ホールをパーで凌いだ後、第8ホールでボギーを叩いたが、空かさず第9ホールでバーディーを決めて取り返し、バウンスバック!
結局1打伸ばし、トータル-5として後半へと繋いでいる。
後半に入って2ホールをパーで凌いだ後、第12ホールでダブルボギー、続く第13ホールでボギーを叩き、一気に3打落としてしまったが、ここで怒りを何とか抑え、空かさず第14ホールでバーディーを決めて少し取り返し、この日2個目のバウンスバック!
続く第15ホールでまたボギーを叩いたが、1つ空いて第17ホールでバーディー、続く第18ホールでイーグルを決めて取り返し、結局後半をイーブンで切り抜け、トータル-5のまま最終日へと繋いでいる。
本人の弁によると、怒りを直ぐに出そうとせず、抑えながら、ゆっくり取り返した感じであろうか?
それに、2mを超えるパットが入る確率は50%と、冷静に観ながら取り返しているのは流石ではないか!?
そう言えば彼女はこれまでも、気合が入って行き、長いパットも結局はよく決めている。
笹生優花怒りを抑えゆっくりと
再浮上して期待膨らみ
笹生優花落とした分を取り返し
何とか上位留まるのかも
それから、世界ランキング16位のアンナ・ノードクイスト(スウェーデン)、世界ランキング24位のハナ・グリーン(オーストラリア)は2日目-2、トータル-4と伸ばし、8位上げて21位タイに付けて来た。
ノードクイスト確り上げて強さ魅せ
ハナグリーン連日伸ばし強さ魅せ
世界ランキング10位のダニエル・カン(米国)は2日目-3、トータル-3と伸ばし、38位も上げて32位タイに付けて来た。
ダニエルカン確り伸ばし上げて魅せ
ダニエルカン大きく上げて強さ魅せ
世界ランキング22位のアリー・ユーイング(米国)は2日目-2、トータル-3と伸ばし、19位上げて32位タイに付けて来た。
ユーイング確り上げて強さ魅せ
ユーイング確り上げて期待させ
世界ランキング8位のキム・ヒョージュ(韓国)は2日目-1、トータル-3と少し伸ばしながらも、3位下がって32位タイとなっている。
世界ランキング29位のジョージア・ホール(イングランド)は2日目-3、トータル-2と伸ばし、45位も上げて45位タイに付けて来た。
確りと伸ばして上げるホールかな
爆上げし強さを魅せるホールかな
そして、横峯さくらは2日目5バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの-1、トータル-2と少し伸ばし、6位上げて45位タイに付けて来て、少し余裕を持って予選通過を果たしている。
2日目に付いてもう少し詳しく見ておくと、インスタート(第10ホールから)で、トータル-1から出て、前半ではいきなり第10ホールでバーディーを決めたが、続く第11ホールでボギーを叩いたので伸ばず。
続く2ホールをパーで凌いだ後、第14ホールでバーディーを決めたが、続く第15ホールで今度はダブルボギーを叩いてしまい、残りの3ホールをパーで凌いだので、結局1打落とし、トータルイーブンとして後半へと繋いでいる。
後半に入って2ホールをパーで凌いだ後、第3~5ホールと3連続でバーディーを決め、1つ空いて第7ホールでボギーを叩いたが、残りの2ホールをパーで凌いだので、結局2打伸ばし、トータル-2として最終日へと繋いでいる。
横峯や少し伸ばして上げて魅せ
横峯や復帰して直ぐ通過魅せ
世界ランキング13位で飛ばし屋のレキシー・トンプソン(米国)は2日目+1、トータル-2と少し落とし、24位も下がって45位タイとなっている。
そして世界ランキング23位のアリヤ・ジュタヌガーン(タイ)は2日目+1、トータル-1と少し落とし、33位も下がって62位タイとなり、ぎりぎりで予選を通過している。
それから畑岡奈紗、世界ランキング30位のジェニファー・カプチョ(米国)はトータル+1で86位タイとなり、野村敏京はトータル+4で104位タイとなり、残念ながらCUTの憂き目に遭っている。