メジャーリーグもレギュラーシーズンが終盤に入り、エンゼルスの大谷翔平は打者として疲れが出ており、また周りが打たれまいとして必死になるので、記録的には期待出来なくなりつつある。
と言うか、もう残りが数試合になっているから、記憶に残ることで満足しておくべきかも知れない。
そして投手としてであるが、此方は好投する場合の方が多いぐらいであるが、周りの打者、中継ぎの投手等の調子が上がらないので、10勝に到達するのが難しくなっている。
でもまあ、10と言う数字に拘っても仕方が無い。
好投を表すデータは確り残っているのであるから、それで満足するべきであろう。
そんな中でも確りと好投を積み重ねている投手がいるので、今日のゲームから数人挙げておく。
ドジャースの先発投手は痩身の100mph(100マイル毎時、約161㎞/h)投手のウォーカー・ビューラー(27歳、188㎝、84㎏)で、7回で90球投げ、3安打5三振2四球無失点の快投で勝ちが付いて15勝4敗となり、防御率は2.58から2.49へと少し好くなっている。
ついでにWHIPの変化に付いても見ておくと、此方も0.98から0.97へと少し好くなっている。
ウィキペディアによると速球の最速が100mph、平均が96mph(約154㎞/h)とある。
参考までに今シーズンここまでの4シーズンの成績に付いて見ておくと、2018年シーズンはメジャー2年目で大躍進し、137回3分の1投げて8勝5敗で、奪三振数が151、防御率が2.62、WHIPが0.96と、内容的にはスーパーエース並の成績を残している。
2019年シーズンはサイ・ヤング賞投手で絶対エースのクレートン・カーショーが不調で、技巧派の柳賢振とカバーしたシーズンとなり、182回3分の1投げて14勝4敗で、奪三振数が215、防御率が3.26、WHIPが1.04と、十分期待に応えている。
2020年シーズンは36回3分の2投げて1勝0敗で、奪三振数が42、防御率が3.44、WHIPが0.95であった。
そして2021年シーズンここまでは2019年シーズンと同様に絶対エースのクレイトン・カーショーの調子が不安定な分、十分にカバーしており、202回3分の2投げて15勝4敗で、奪三振数が201、防御率が2.49、WHIPが0.95とスーパーエース級の成績を残している。
途中で加わったサイ・ヤング賞投手のマックス・シャーザーに比べられる好成績で、もう代わりとは言えなくなっているのかも知れない。
ビューラーや快投魅せて勝ち重ね
ビューラーやエースを担い勝って魅せ
この試合ではダルビッシュ有も先発しているが、前半のような調子までは上がって来ないようで、負けが付いて8勝11敗、防御率は4.22となっている。
また、カージナルスがブリュワーズと対戦して6対2で勝っている。
カージナルスの先発投手は大ベテランでありながら久々にエースまで担っているアダム・ウェインライト(40歳、201㎝、104㎏)で、6回で102球投げ、7安打(1本塁打)4三振2四球2失点2自責点の粘投で勝ちが付いて17勝7敗となり、防御率は3.05のままであった。
ついでにWHIPの変化に付いても見ておくと、此方は1.04から1.06へと少し悪化している。
ウィキペディアによると、速球の最速は154㎞/h、平均は146㎞/hと、プロ野球各チームのエースぐらいであるが、変化球も多彩で、打ち取り、かつ三振もまあまあ奪うタイプだそうな。
参考までに今シーズンここまでの4シーズンの成績に付いて見ておくと、2018年シーズンは彼方此方に故障が出て調子が上がらず、40回3分の1投げて2勝4敗で、奪三振数が40、防御率が4.46、WHIPが1.46と全く不本意な成績に終わっている。
それでも契約は更新され、気合が入った2029年シーズンは171回3分の2投げて14勝10敗で、奪三振数が153、防御率が4.19、WHIPが1.43と、確り復活を果たしている。
2020年シーズンも同様で、65回3分の2投げて5勝3敗で、奪三振数が54、防御率が3.15、WHIPが1.06と、短いシーズンながら内容的にも改善されている。
そして2021年シーズンここまではエースを担い、206回3分の1投げて17勝7敗で、奪三振数が174、防御率が3.05、WHIPが1.06と、内容的にも十分期待に応えている。
ウェインライトエースを担い勝って魅せ
ウェインライト粘投魅せて勝ち重ね
それから、ブレーブスがフィリーズと対戦して2対1で辛勝している。
ブレーブスの先発投手はベテランでありながら、Wエースのひとりとして活躍しているチャーリー・モートン(37歳、196㎝、98㎏)で、7回で101球投げ、3安打10三振2四球無失点の快投で勝ちが付いて14勝6敗となり、防御率は3.53から3.34へと少し好くなっている。
ついでにWHIPの変化に付いても見ておくと、此方も1.07から1.05へと少し好くなっている。
ウィキペディアのよると、2012年シーズンにトミー・ジョン手術を受けており、その後暫らくして速球の球速が上がっている。
最速が159㎞/h、平均が154㎞/hと、結構速い部類に入る。
参考までに今シーズンここまでの4シーズンの成績に付いて見ておくと、2018年シーズンはアストロズ強力先発陣の一角を担い、167回投げて15勝3敗で、奪三振数が201、防御率が3.13、WHIPが1.16と好成績を残している。
レイズに移籍した2019年シーズンも同様に好く、194回3分の2投げて16勝6敗で、奪三振数が240、防御率が3.05、WHIPが1.08とエース級の成績を残している。
2920年シーズンは短い所為もあってか、調子が上がらず、38回投げて2勝2敗で、奪三振数が42、防御率が4.74、WHIPが1.39と不本意な成績に終わっている。
そしてブレーブスの移籍した2021年シーズンここまでは183回投げて14勝6敗で、奪三振数が213、防御率が3.34、WHIPが1.05とエース級の成績を残している。
モートンやエースを担い勝って魅せ
モートンや快投魅せて勝ち重ね
フィリーズの先発投手は此方もエースを担う速球派のザック・ウィーラーで、7回で93球投げ、4安打7三振1四球2失点2自責点の好投ながら負けが付いて14勝10敗となったが、防御率は2.79から2.78へと僅かに好くなっている。
ついでにWHIPの変化に付いても見ておくと、此方も1.02から1.01へと僅かに好くなっている。
ウィキペディアによると速球の最速は159㎞/h、平均は152㎞/hと速い部類ではあるが、制球にやや難があるそうだが、それもここのところ好くなっているように思われる。
参考までに今シーズンここまでの4シーズンの成績に付いて見ておくと、2018年シーズンは2015年に受けたトミー・ジョン手術から確り復帰出来たようで、182回3分の1投げて12勝7敗で、奪三振数が179、防御率が3.31、WHIPが1.12と、内容的にはエースか準エース級に好くなっている。
2019年シーズンも同様に好く、195回3分の1投げて11勝8敗で、奪三振数が195、防御率が3.96、WHIPが1.26と準エース級であった。
2020年シーズンはフィリーズに移籍して、71回投げて4勝2敗で、奪三振数が53、防御率が2.92、WHIPが1.17と、内容的には期待に応える好成績を残している。
そして2021年ここまではエースを担い、213回3分の1投げて14勝10敗で、奪三振数が247、防御率が2.78、WHIPが1.01と、確り期待に応えてもいる。
ウォーカーや好投ながら負けが付き
気分切り替え前を向くかも
ウォーカー援護少なく負けが付き
移籍でそれは変わらないかも
まあ、元同僚のジェイコブ・デグロムほど酷くはないから、それなりの勝星は残し、頑張り過ぎないで好い!?