先週木曜日の23時から時差-16時間(現在サマータイム中。それ以外では-17時間)の米国・カルフォルニア州にある「シルバラード・リゾート&スパ ノースコース(7123ヤード、パー72)」において米国男子ツアー2021-2022シーズンの開幕戦、「フォーティネット選手権」が4日間の日程で開催され、その最終日が昨日終わった。
プレーオフシリーズが終わったと思えば、1週間だけ休んで、もう新たなシーズンの開催されているのだから、これって凄くないか!?
昨シーズンは待ちに待った「マスターズ」を制して、念願のメジャーチャンピオンとなった世界ランキング17位の松山英樹も出ており、疲れが取れているのかと心配しつつも、やっぱり楽しみであった。
他にも世界ランキング1位のジョン・ラームを含め、猛者が何人か出ていたので、そんなに薄いフィールドでは無さそうに思えた。
松山や上位争い期待して
心配しつつ嬉しいのかも
幸い、1週間でもそれなりにリフレッシュ出来たようで、初日-3まで伸ばして24位タイとまあまあの好発進であった。
第2日目にはトータル-6まで伸ばして17位タイに上げ、上位での決勝ラウンド進出を果たしているが、第3日はトータル-7まで伸ばしながらも32位タイまで下がっている。
と言うところで、最終日にはどうなったのか!?
松山やかなり下がって最終日
後の展開気になるのかも
さて、単独首位に抜け出て見事逆転優勝を果たしたのは世界ランキング44位のマックス・ホーマ(米国)で、最終日1イーグル、6バーディー、1ボギーの-7、トータル-19と爆発的に伸ばし、2位上げて来た。
これでツアー3勝目だそうな。
初日は4位タイに付けていたのに、第2日目には24位タイまで下がり、第3日に3位タイまで上げ、最終的に優勝しているから、まるでジェットコースターのようなワクワク感のある展開ではないか!?
なお、この試合の結果、世界ランキングは31位まで上がっている。
上下してワクワクさせるホーマかな
逆転の勝利を魅せたホーマかな
単独2位に入ったのは世界ランキング113位のマーベリック・マクネリ(米国)で、最終日1イーグル、4バーディー、1ダブルボギーの-4、トータル-16と伸ばしばがらも1位下がった。
なお、この試合の結果、世界ランキングは76位まで上がっている。
マクネリや伸ばしながらも首位を落ち
マクネリや伸ばし足りずに二位となり
単独3位を維持したのは世界ランキング105位のギレルモ・ミト・ペレイラ(チリ)で、最終日4バーディーの-4、トータル-16と伸ばした。
なお、この試合の結果、世界ランキングは82位まで上がっている。
ペレイラや確り伸ばし三位維持
ペレイラや三位維持して力魅せ
4位タイに入ったのは世界ランキング41位のマーク・リーシュマン(オーストラリア)、世界ランキング77位のテイラー・グーチで、トータル-15まで伸ばした。
マーク・リーシュマンは最終日8バーディー、1ボギーの-7と爆発的に伸ばして、22位も上げて来た。
なお、この試合の結果、世界ランキングは39位まで上がっている。
リーシュマン爆発力で四位入り
リーシュマン四位に入り強さ魅せ
テイラー・グーチは最終日6バーディー、2ボギーの-4と伸ばし、4位上げて来た。
なお、この試合の結果、世界ランキングは66位まで上がっている。
上げ続け四位に入るグーチかな
四位入り強さを魅せたグーチかな
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
松山英樹は最終日1イーグル、4バーディーの-6、トータル-13と大きく伸ばし、26位も上げて6位タイに入った。
最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、決勝ラウンドでは全員アウトスタート(第1ホールから)で、トータル-7から出て、前半では4ホールをパーで凌ぎ、第5ホールで漸くバーディーを決め、残りの4ホールをまたパーで凌いだから、結局1打伸ばしただけで、トータル-8として後半へと繋いでいる。
後半に入って2ホールをパーで凌いだ後、第12ホールでバーディーを決め、続く3ホールをパーで凌いだ後、第16、17ホールと連続でバーディーを決め、第18ホールでは何とイーグルを決めたから、後半だけで一気に5打も伸ばし、トータル-13としてホールアウトしている。
この過程で一旦は首位にまで顔を出していたから、思わず期待してしまったが、その時点では上位選手がまだ大分残っていたので、最終的にはこの順位に落ち着いた。
なお、この試合の結果、世界ランキングは17位をキープしている。
それは勿論ホッとさせられるが、それよりも終盤の3ホールが松山英樹のメンタルにとってもプラスに働いているはずである。
僅か1週間の休暇が思いの外の効果を与えたようで、好かった、好かった。
松山や大きく伸ばし上げて魅せ
松山や上手く休めて上位入り
松山や六位に入り強さ魅せ
それから世界ランキング31位のウィル・ザラトリス(米国)、世界ランキング50位のキム・シウ(韓国)は共に最終日-2、トータル-12と伸ばしながらも、2位下がって11位タイとなっている。
世界ランキング80位のハロルド・バーナーⅢ(米国)は最終日-1、トータル-11と少し伸ばしながらも、7位下がって16位タイとなった。
世界ランキング97位のトロイ・メリット(米国)は最終日+1、トータル-11と伸ばしながらも、13位下がって16位タイとなった。
世界ランキング81位のブレンドン・トッド(米国)は最終日-5、トータル-10と大きく伸ばし、22位も上げて21位タイに入った。
初日は77位タイと出遅れたが、3日間上げ続け、ここまで持って来たのは流石ではないか!?
上げ続け強さを魅せたトッドかな
通過後も強さを魅せたトッドかな
世界ランキング72位のキャメロン・トリンゲール(米国)は最終日-3、トータル-10と伸ばし、10位上げて22位タイに入った。
トリンゲール下がっても上げ強さ魅せ
トリンゲール最後は上げて強さ魅せ
世界ランキング62位のチャーリー・ホフマン(米国)は最終日-1、トータル-10と少し伸ばしながらも、3位下がって22位タイとなった。
世界ランキング22位のウェブ・シンプソン(米国)は最終日+2、トータル-8と落とし、21位も下がって30位タイとなった。
世界ランキング83位のマット・クーチャー(米国)は最終日+1、トータル-7と少し落とし、10位下がって36位タイとなった。
世界ランキング33位のフィル・ミケルソン(米国)は最終日+3、トータル-7と落とし、27位も下がって36位タイとなった。
世界ランキング93位のラント・グリフィン(米国)は最終日+3、トータル-1と落とし、15位下がって66位タイとなった。