木曜日の深夜から時差－１６時間（現在サマータイム中。それ以外では－１７時間）の米国・オレゴン州にある「オレゴンＧＣ（６４７８ヤード、パー７２）」において米国女子ツアー、「キャンビア・ポートランド・クラシック」が４日間の日程で開催され、その初日が終わっている。
賞金総額は１４０万ドルとなっているから、１ドルを約１１０円とすると、約１億４千万円と言ったところか？
国内女子ツアーとそんなに変わらない。
日本人選手としては世界ランキング１１位で黄金世代の、と言うより日本のエース、畑岡奈紗、世界ランキング８９４位でプラチナ世代の山口すず夏が出場している。
山口すず夏に付いては流石にきつくなって来たのか、並行して国内女子ツアーのプロテストも受けている。
その１次予選をＥ地区の山口県で受け、２位タイで通過しているから、２次予選にも注目したい。
と言っても、出る限りは先ず米国女子ツアーの方から期待したい。
山口や先ずは通過を期待して
畑岡奈紗に付いては特に心配していない。
日本人とは好相性の大会らしいから、また優勝争いを期待したい。
畑岡奈紗トップ争い期待して
さて、首位タイに立っているのは世界ランキング４３位のカルロタ・シガンダ（スペイン）、世界ランキング７７位のパジャレー・アナナルカルン（タイ）、世界ランキング３１２位のジェマ・ドライバーグ（スコットランド）で、初日－４まで伸ばしている。
カルロタ・シガンダは初日７バーディー、１ボギー、１ダブルボギーであった。
シガンダや確り伸ばし首位に立ち
シガンダや首位まで上げて強さ魅せ
パジャレー・アナナルカルンは初日５バーディー、１ボギーであった。
アナナルカルンスタートダッシュ首位に立ち
トップ立つアナナルカルン強さ魅せ
ジェマ・ドライバーグは初日１イーグル、５バーディー、３ボギーであった。
ドライバーグスタートダッシュ首位に立ち
ドライバーグ首位まで上げて強さ魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング２位のコ・ジンヨン（韓国）は初日－３まで伸ばして４位タイに付けている。
世界ランキング９位でカナダの妖精と呼ばれるブルック・ヘンダーソン（カナダ）、世界ランキング２３位のイ・ジョンウン６（韓国）、世界ランキング５５位のパク・ソンヒョン（韓国）は－２まで伸ばして１０位タイに付けている。
そして、畑岡奈紗、世界ランキング３１位のイエリミ・ノー（米国）は－１と少し伸ばして１５位タイに付けている。
畑岡奈紗は初日３バーディー、２ボギーで、これをもう少し詳しく見ておくと、アウトスタート（第１ホールから）で、前半では３ホールをパーで凌いだ後、第４ホールでバーディーを決めたが、１つ空いて第６ホールでボギーを叩き、残りの３ホールをパーで凌いだので、結局伸ばせず、トータルイーブンのまま後半へと繋いでいる。
後半に入っていきなり第１０ホールでバーディーを決めたが、１つ空いて第１２ホールでボギーを叩いたので、ここでもまた伸ばせなかった。
しかし、空かさず第１３ホールでバーディーを決めて取り返し、バウンスバック！
残りの５ホールをパーで凌いだので、結局１打伸ばせてトータル－１で第２日目へと繋いでいる。
畑岡奈紗少し伸ばして二日目へ
畑岡や少し伸ばして期待させ
山口すず夏は初日３バーディー、３ボギーのイーブンで２８位タイに付けている。
これをもう少し詳しく見ておくと、アウトスタートで、前半では２ホールをパーで凌いだ後、第３ホールでバーディーを決め、１つ空いてバーディーを決めたので、この時点でトータル－２まで伸ばしており、速報を見たら畑岡奈紗より上で、ちょっと気に留まった。
その後、続く３ホールをパーで凌ぎ、第９ホールでボギーを叩いたので、結局１打伸ばし、トータル－１として後半へと繋いでいる。
後半に入っていきなり第１０ホールでボギーを叩き、続く３ホールをパーで凌いだ後、第１４ホールでバーディーを決めて取り返したが、続く第１５ホールでボギーを叩き、残りの３ホールをパーで凌いだので、結局１打落とし、トータルイーブンとして第２日目へと繋いでいる。
それでも今までになく好発進なので、この後はともかく予選通過、そして中位には残ることを期待したい。
山口や好発進で先ず通過
其の後中位期待するかも
それから、世界ランキング２１位のハナ・グリーン（オーストラリア）、世界ランキング３０位のジェニファー・カプチョ（米国）、世界ランキング５８位のステーシー・ルイス（米国）は初日＋１と少し落とし、４２位タイと少し出遅れている。
世界ランキング５２位のキム・アリム（韓国）は初日＋２まで落とし、５６位タイと少し出遅れている。
世界ランキング１２位のパティー・タバタナキト（タイ）、世界ランキング２６位のオースティン・アースト（米国）、世界ランキング３３位のモリヤ・ジュタヌガーン（タイ、アリヤ・ジュンタヌガーンの姉）、世界ランキング３５位のエイミー・オルソン（米国）は初日＋４まで落とし、７８位タイと出遅れている。
世界ランキング５９位のマリーナ・アレックス（米国）は初日＋５と大きく落とし、９６位タイと出遅れている。
世界ランキング４５位のイ・ミリム（韓国）、世界ランキング５４位のブリタニー・アルトマレ（米国）は初日＋６と大きく落とし、１０３位タイと大きく出遅れている。
そして、世界ランキング２０位のアリヤ・ジュタヌガーン（タイ、モリヤ・ジュタヌガーンの妹）は初日＋９と大きく落とし、１２３位タイと大きく出遅れている。
ここから得意の爆発力を発揮して、何とか予選通過ラインに到達することが出来るであろうか！？
このところはまあまあ調子が上がっているようにも感じられるから、ちょっと注目してみたい。
