木曜日の午後から時差-7時間(現在サマータイム中、それ以外では-8時間)のイタリアにある「マルコ・シモーネGC(7268ヤード、パー71)」において欧州男子ツアー、「イタリアオープン」が4日間の日程で開催され、その第2日目、すなわち予選ラウンド最終日が終わっている。
既に第3日目が始まっているが、ここでは第2日目の様子に付いて触れておく。
日本人選手としては世界ランキング157位で旅人ゴルファーと呼ばれる川村昌弘が出場している。
世界ランキング143位でメジャーチャンピオンのレジェンド、ヘンリック・ステンソン(スウェーデン)、世界ランキング171位でメジャーチャンピオンのベテラン、フラシスコ・モリナリ(イタリア)、世界ランキング24位のマシュー・フィッツパトリック(イングランド)等も出ており、そんなに薄いフィールドでは無さそうであるが、今シーズンも後半になって川村昌弘がまあまあ好い調子を維持しているようなので、引き続き上位争いを期待したい。
また、今週もゴルフ愛&旅情漂う人気のコラム、「いま僕はココにいます」が「Vol.123 イタリア編」に更新されている。
先週の会場、スイスのシエールからはイタリアのローマまでの800㎞を電車で移動したそうな。
途中、ミラノ中央駅で降りて、ランチを摂り、ゆったりとした旅行気分を味わいながら移動している。
今回の会場は2023年に欧米選抜対抗戦、「ライダーカップ」の会場にもなるアップダウンが激しく、多くの池が配置されたコースだと言う。
それから、先週の送迎車がポルシェで、今週の送迎車はシトロエンの高級車だとか。
そんなこんなで気分転換が図れたか、初日は-4まで伸ばして11位タイと好発進出来、さてこの後どんな展開を見せてくれるのか!?
川村やスイスイタリア電車にて
旅を楽しみ英気養い
川村や気分転換上手く行き
好発進し期待膨らみ
さて、単独首位を維持しているのは世界ランキング64位のミンウー・リー(オーストラリア、米国女子ツアーを主戦場とするミンジー・リーの弟)で、2日目4バーディー、1ボギーの-3、トータル-10と伸ばしている。
ミンウーリー確り伸ばし首位を維持
ミンウーリー首位を維持して強さ魅せ
2位タイに付けているのは世界ランキング181位のミッコ・コルホネン(フィンランド)、世界ランキング112位のヨハネス・バーマン(米国)、世界ランキング38位のトミー・フリートウッド(イングランド)、世界ランキング184位のアドリア・アルナウス(スペイン)で、トータル-8まで伸ばしている。
ミッコ・コルホネンは2日目5バーディーの-5と大きく伸ばし、15位上げて来た。
コルホネン大きく伸ばし二位に上げ
コルホネン二位まで上げて力魅せ
ヨハネス・バーマンは2日目6バーディー、2ボギーの-4と伸ばし、9位上げて来た。
バーマンや確り伸ばし二位に上げ
バーマンや二位まで上げて力魅せ
トミー・フリートウッドは2日目6バーディー、1ボギー、1ダブルボギー、アドリア・アルナウスは2日目1イーグル、4バーディー、3ボギーで、共に-3と伸ばし、5位上げて来た。
二位に上げフリートウッド強さ魅せ
アルナウス二位まで上げて力魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング343位のエドアルド・モリナリ(イタリア、フランチェスコ・モリナリの兄)は2日目-1、トータル-7と少し伸ばしながらも2位下がって6位タイとなっている。
世界ランキング143位のヘンリック・ステンソン(スウェーデン)は2日目イーブン、トータル-7と伸ばせず、5位下がって6位タイとなっている。
世界ランキング51位のビクトル・ペレス(フランス)は2日目-4、トータル-5と伸ばし、24位も上げて13位タイに付けて来た。
確りと伸ばして上げるペレスかな
グッと上げ強さを魅せるペレスかな
そして川村昌弘は2日目1イーグル、3バーディー、4ボギーの-1、トータル-5と少し伸ばしながらも、2位下がって13位タイとなっている。
2日目に付いてもう少し詳しく見ておくと、インスタート(第10ホールから)で、トータル-4から出て、前半では第11ホールでボギーを叩いたが、空かさず第12ホールでイーグルを決めて取り返し、バウンスバック!
続く4ホールをパーで凌いだ後、第17ホールでボギーを叩いたので、結局伸ばせず、トータル-4のまま後半へと繋いでいる。
後半に入って第2ホールでバーディーを決め、1つ空いて第4ホールでもバーディーを決めたが、1つ空いて第6、7ホールと連続でボギーを叩いたので、またスタート時点に戻った。
そして、1つ空いて第9ホールでバーディーを決め、1打伸ばしてトータル-5とし、決勝ラウンドへと繋いでいる。
川村や伸ばしながらも少し下げ
川村や下がりながらも余裕持ち
予選通過で期待膨らみ
それから、世界ランキング171位のフランチェスコ・モリナリ(イタリア)は2日目-2、トータル-4と伸ばし、3位上げて18位タイに付け来た。
モリナリやフランチェスコも少し上げ
持てる力を魅せているかも
世界ランキング97位のリチャード・ブランド(イングランド)は2日目-2、トータル-3と伸ばし、11位上げて26位タイに付けて来た。
ブランドや程々伸ばし上げて魅せ
ブランドや確り上げて強さ魅せ
世界ランキング60位のベルンド・ウィースバーガー(オーストリア)は2日目-1、トータル-3と少し伸ばしながらも、5位下がって26位タイとなっている。
世界ランキング98位のキャラム・ヒル(スコットランド)は2日目-6、トータル-2と大きく伸ばし、何と78位も上げて37位に付けて来て、余裕の予選通過を見せている。
このところ3試合連続してベストテンに入る等、調子を上げて来ている!?
キャラムヒル大きく上げて強さ魅せ
キャラムヒル余裕の通過強さ魅せ
世界ランキング94位のアントワヌ・ロズネル(フランス)は2日目-2、トータル-2と伸ばし、21位も上げて37位タイに付けて来た。
ロズネルや余裕の通過強さ魅せ
ロズネルや大きく上げて強さ魅せ
世界ランキング69位のグイド・ミグリオッツィ(イタリア)は2日目-2、トータル-1と伸ばし、27位も上げて46位タイに付けて来た。
ミグリオッツィ大きく上げて強さ魅せ
ミグリオッツィ余裕の通過強さ魅せ
世界ランキング100位のディーン・バーメスター(南アフリカ)は2日目イーブン、トータル-1と伸ばせず、9位下がって46位タイとなっている。
そして世界ランキング83位のラスムス・ホイガールト(デンマーク)は2日目-1、トータルイーブンと少し伸ばし、17位上げて56位タイに付けて来て、ぎりぎりで予選を通過している。
ホイガールト少し伸ばして通過魅せ
ホイガールト確り上げて強さ魅せ
それから、世界ランキング43位のガリック・ヒーゴ(南アフリカ)はトータル+1で67位タイ、世界ランキング24位のマシュー・フィッツパトリック(イングランド)、世界ランキング92位のマーティン・カイマー(ドイツ)はトータル+3で88位タイ、世界ランキング68位のマット・ウォリス(イングランド)、世界ランキング96位のジャスティン・ハーディング(南アフリカ)はトータル+4で98位タイ、世界ランキング77位のトーマス・デトリー(ベルギー)はトータル+5で108位タイとなり、残念ながらCUTの憂き目に遭っている。