sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

今日メジャーリーグで気になった投手達・・・R3.7.20②

 オールスターゲームを終えて、既に後半戦に入っている。

 

 前半頑張り過ぎて怪我をしたり、故障、疲れが出て来たりして休みがちな選手も出て来た中、注目している選手達はどうであろうか!?

 

 激しい暑さも加わってこのしんどい時期を何とか踏ん張り、終盤まで楽しませて貰えることを期待したい。

 

 さて、アスレチックスがエンゼルスと対戦して4対1で勝っている。

 

 エンゼルスの先発投手は二刀流の大谷翔平(27歳、193㎝、102㎏)で、6回で96球投げ、3安打8三振1四球無失点の快投ながら勝敗は付かず4勝1敗のままであったが、防御率は3.49から3.21へと好くなっている。

 

 ついでにWHIPの変化に付いても見ておくと、1.21から1.16へと好くなっている。

 

 これは結構騒がれた初年度前半の成績とあまり変わらない。

 

 俄かから観れば、球速は若干抑えながら巧く投げられるようになっているように思われる。

 

 試合巧者のアスレチックスはそんな大谷翔平を打ち崩すよりも、その後の投手に焦点を絞り、巧く勝ち切っている。

 

 参考までに昨年までの3シーズンの投手成績を見ておくと、2018年シーズンは肘を壊すまでに51回3分の2投げて4勝2敗で、奪三振数が63、防御率が3.31、WHIPが1.16であった。

 

 2019年シーズンは投手としてはリハビリの年となり、登板していない。

 

 2020年シーズンは投げられるまでには回復していなかったようで、1回3分の2投げて0勝1敗で、奪三振数が3、防御率が37.80、WHIPが6.60と凄いことになっている。

 

 そして今シーズンのここまでを見ると、73回投げて4勝1敗で、奪三振数が95、防御率が3.21、WHIPが1.16であるから、十分に戻って来れたと言えるのではないだろうか!?

 

 打者としては4打数1安打1三振であるから、投手として集中している時はこれで十分かと思われる。

 

 因みに今シーズンの通算では打率が2割7分7厘で、本塁打が34本でアメリカン・リーグで1位(メジャーリーグ全体でも)、打点が74でアメリカン・リーグで2位(メジャーリーグ全体でも)となっている。

 

        大谷や巧く抑えて力魅せ

 

        大谷や試合を作る仕事魅せ

 

 また、Wソックスがツインズとダブルヘッダーで対戦して、その第1戦で延長8回まで行って、2対3で惜敗している。

 

 Wソックスの先発投手はベテランエースのランス・リン(34歳、196㎝、113㎏)で、7回で89球投げ、5安打(1本塁打)4三振1死球1失点1自責点の好投ながら勝敗は9勝3敗のままであったが、防御率は1.99から1.94へと僅かに好くなっている。

 

 ついでにWHIPの変化に付いても見ておくと、此方も1.04から1.02へと若干好くなっている。

 

 この投手は若い頃速球の平均が145㎞/hぐらいの技巧派であったのが、次第に上り、150㎞/hぐらいの本格派に変身している。

 

 2015年シーズン終了後にトミー・ジョン手術を受け、2017年シーズンには完全復帰を果たすタフさも魅せている。

 

 参考までに昨年までの3シーズンに付いての成績を見ておくと、2018年シーズンはちょっと後退したようで、途中移籍してるから通算で156回3分の2投げて10勝10敗で、奪三振数が161、防御率が4.77、WHIPが1.53と内容的に不本意なシーズンとなっている。

 

 2019年シーズンは完全復調し、208回3分の1投げて16勝11敗で、奪三振数が246、防御率が3.67、WHIPが1.22と好くなっている。

 

 2020年シーズンも同様に好く、84回投げて6勝3敗で、奪三振数が89、防御率が3.32、WHIPが1.06であった。

 

        ランスリン試合を作る仕事魅せ

 

        ランスリン試合を繋ぐ仕事魅せ

 

 また、アストロズがインディアンスと対戦して4対3で辛勝している。

 

 アストロズの先発投手はサイ・ヤング賞投手で社会不安に耐えながら技巧派へと上手く転身しているベテランのザック・グリンキー(37歳、188㎝、91㎏)で、5回3分の1で84球投げ、5安打(1本塁打)4三振1四球2失点2自責点の好投で勝ちが付いて9勝3敗となり、防御率は3.59から3.58へと僅かに好くなっている。

 

 ついでにWHIPの変化に付いても見ておくと、1.02のまま変わらなかった。

 

 若い頃は160㎞/h近いフォーシームを投げていたが、次第に落ちて、速球の平均が90mph(90マイル毎時、約145㎞/h)を切るぐらいになっている。

 

 参考までに昨年までの3シーズンの成績に付いて見ておくと、2018年シーズンはエースを担って207回3分の2投げて15勝11敗で、奪三振数が199、防御率が3.21、WHIPが1.08の好成績であった。

 

 2019年シーズンは実力を買われて途中でアストロズに移籍し、通算で208回3分の2投げて18勝5敗で、奪三振数が187、防御率が2.93、WHIPが0.98と十分に期待に応えている。

 

 2020年シーズンは短過ぎ、調子を出し切れていなかったようで、67回投げて3勝3敗で、奪三振数が67、防御率が4.03、WHIPが1.13であった。

 

        グリンキー巧く抑えて勝って魅せ

 

        グリンキー好投魅せて勝ち重ね

 

 それから、ナショナルズマーリンズと対戦して18対1と圧勝している。

 

 ナショナルズの先発投手はカブスより今春から加わったベテランのジョン・レスター(37歳、193㎝、109㎏)で、7回で81球投げ、6安打7三振無失点の快投で勝ちが付いて3勝4敗となり、防御率は5.54から4.99へと改善されている。

 

 ついでにWHIPの変化に付いても見ておくと、此方も1.74から1.65へと改善されている。

 

 内容的には段々抑え切れなくなっているが、それも未だローテを担っているのは流石ではないか!?

 

 参考までに昨年までの3シーズンの成績に付いて見ておくと、2018年シーズンは181回3分の2投げて18勝6敗で、奪三振数が149、防御率が3.32、WHIPが1.31と巧く勝ちを重ねていた。

 

 WHIPに付いてはこの前のシーズン辺りから落ちており、それだけランナーを出すようになっていると言うことであろうか!?

 

 2019年シーズンは171回投げて13勝10敗で、奪三振数が165、防御率が4.46、WHIPが1.50と更に落ちている。

 

 2020年シーズンも同様で、61回投げて3勝3敗で、奪三振数が42、防御率が5.16、WHIPが1.33であった。

 

        レスターや快投披露勝って魅せ

 

        レスターや快投魅せて勝ち重ね

 

 最早中心投手としては期待出来なくても、中心投手が疲れて来たり、怪我や故障で休み出したりするこの時期に頼りになるベテランと言うところであろうか!?

 

 上原浩治YouTubeでも印象に残る投手として挙げられていたが、黒田博樹が活躍していた時期にはRソックスの中心投手として活躍していた。

 

 大病を患いながらも息の長い投手である。