sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

ここ数日においてメジャーリーグで気になった投手達・・・R3.6.22②

 先ず今日から見て行くと、メッツがブレーブスと対戦し、ダブルヘッダーの第1戦において4対2で勝っている。

 

 この場合、基本は7回までであるが、メッツの先発投手は100mph(100マイル毎時、約161㎞/h)超投手でサイ・ヤング賞に2年連続で選出された剛腕、ジェイコブ・デグロム(33歳、193㎝、82㎏)で、5回で70球投げ、1安打6三振2四球無失点の快投で勝ちが付いて7勝2敗となり、防御率は0.54から0.50へと少し好くなっている。

 

 ついでにWHIPの変化に付いても見ておくと、0.51を維持している。

 

 この頃彼方此方痛めては早めに降板して心配させていたが、どうやら打撃で無理をしていたとの判断が出たようである。

 

 投球には支障が無かったようで、今日も平均が160㎞/hに達するほど凄かった。

 

 ウィペディアによると、速球の最速が164㎞/h、平均が157㎞/hとあるが、最速はともかく、平均は更に上がっているように思われる。

 

 参考までに昨年までの3シーズンに付いての成績を見ておくと、2018年シーズンは覚醒したかのように内容的に大きく飛躍し、217回投げて10勝9敗で、奪三振数が269、防御率が1.70、WHIPが0.91とスーパーエース化し、サイ・ヤング賞に輝いている。

 

 2019年シーズンも同様で、204回投げて11勝8敗で、奪三振数が255、防御率が2.43、WHIPが0.97と素晴らしく、2年連続でサイ・ヤング賞に輝いている。

 

 2020年シーズンも同様で、68回投げて4勝2敗で、奪三振数が104、防御率が2.38、WHIPが0.96と素晴らしかった。

 

 そして今年はもう素晴らしいを超えて、比類なき孤高の世界に入っている。

 

        デグロムや快投続け勝って魅せ

 

        デグロムや孤高の世界勝って魅せ

 

 また、パドレスドジャースと対戦して6対2で勝っている。

 

 パドレスの先発投手はエースを担い、サイ・ヤング賞の候補にも挙がるダルビッシュ有(34歳、196㎝、100㎏)で、6回で99球投げ、2安打(1本塁打)11三振1四球1失点1自責点の力投で勝ちが付いて7勝2敗となり、防御率は2.57から2.50へと少し好くなっている。

 

 ついでにWHIPの変化に付いても見ておくと、此方も0.95から0.92へと少し好くなっている。

 

 ウィペディアによると速球の最速が160㎞/h、平均が154㎞/hとあるが、それに2㎞/hぐらい落ちるぐらいは出ており、変化球も切れている!?

 

 参考までに昨年までの3シーズンの成績を見ておくと、2018年シーズンは右肘を痛めてあまり登板出来ず、2015年の春に受けたトミー・ジョン手術の影響が強く出たシーズンのようで、40回投げて1勝3敗で、奪三振数が49、防御率が4.95、WHIPが1.43と不本意な成績に終わっている。

 

 2019年シーズンはナックルカーブを教えて貰い、習得して、後半には飛躍的に好くなり、178回3分の2投げて6勝8敗で、奪三振数が229、防御率が3.98、WHIPが1.10と改善された。

 

 2020年シーズンは完全に復活を果たした、76回投げて8勝3敗で、奪三振数が93、防御率が2.01、WHIPが0.96と素晴らしく、サイ・ヤング賞を争う程であった。

 

        ダルビッシュ力投魅せて勝ち重ね

 

        ダルビッシュ確り抑え勝って魅せ

 

 また昨日の試合であるが、オリオールズブルージェイズと対戦して4対7で負けている。

 

 ブルージェイズの先発投手は柳賢振(韓国、34歳、191㎝、116㎏)で、7回で100球投げ、3安打(1本塁打)4三振1四球1失点1自責点の好投で勝ちが付いて6勝4敗となり、防御率は3.43から3.25へと少し好くなっている。

 

 ついでにWHIPの変化に付いても見ておくと、此方も1.13から1.08へと少し好くなっている。

 

 ウィキペディアによると、速球の最速は154㎞/h、平均は146㎞/hとあるが、もう少し抑えながらも巧く抑えている印象である。

 

 参考までに昨年までの3シーズンの成績を見ておくと、2018年シーズンは股関節の故障による休場が長引き、登板回数が大幅に減ったが、82回3分の1投げて7勝3敗で、奪三振数が89、防御率が1.97、WHIPが1.01と、内容的には素晴らしかった。

 

 2019年シーズンは不調であったエースのサイ・ヤング賞投手、クレイトン・カーショーの代わりを務めるほど好く、182回3分の2投げて14勝5敗で、奪三振数が169、防御率が2.32、WHIPが1.01と素晴らしかった。

 

 2020年シーズンはブルージェイズに移籍し、67回投げて5勝2敗で、奪三振数が72、防御率が2.69、WHIPが1.15と期待に応えている。

 

        柳賢振エースを担い勝って魅せ

 

        柳賢振期待に応え勝って魅せ

 

 同じく昨日の試合であるが、レンジャーズがツインズと対戦して2対4で負けている。

 

 ツインズの先発投手は復調し始めているマエケンこと前田健太(33歳、185㎝、84㎏)で、5回3分の1で84球投げ、5安打(2本塁打)4三振1四球2失点2自責点とまあまあ抑えて勝ちが付き3勝2敗となって、防御率は5.01から4.85へと少し改善されている。

 

 ついでにWHIPの変化に付いても見ておくと、此方も1.48から1.44へと少し改善されている。

 

 ウィキペディアによると速球の最速が154㎞/h、平均が147㎞/hとあるが、平均が2mph(約3㎞/h)ぐらい落ちていたのが、ここ暫らくで戻って来たようである。

 

 参考までに昨年までの3シーズンの成績を見ておくと、2018年シーズンは試合数の半分ぐらいはブルペンに回り、125回3分の1投げて8勝10敗2セーブで、奪三振数が153、防御率が3.81、WHIPが1.26とよく対応している。

 

 2019年シーズンは少し先発が増えたが、同様の起用法で、153回3分の2投げて10勝8敗3セーブで、奪三振数が169、防御率が4.04、WHIPが1.07であった。

 

 2020年シーズンはツインズに移籍し、66回3分の2投げて6勝1敗で、奪三振数が80、防御率が2.70、WHIPが0.75と新天地を得たように見違えるように好くなっている。

 

 そして今シーズンも大いに期待されたが、春先の冷え込みが調整を難しくしたようである。

 

        マエケンややっと復調勝って魅せ

 

        マエケンややっと復調後期待

 

 それから6月19日(土)の試合になるが、マリナーズがレイズと対戦して5対1で勝っている。

 

 マリナーズの先発投手は今やすっかりエースの菊池雄星(30歳、183㎝、91㎏)で、7回で103球投げ、4安打6三振3四球1失点1自責点の好投で勝ちが付いて4勝3敗となり、防御率は3.67から3.46へと少し好くなっている。

 

 序にWHIPの変化に付いても見ておくと、此方も1.05から1.04へと少し好くなっている。

 

 ウィキペディアによると、速球の最速が159㎞/h、平均が153㎞/hとあるが、それぐらい出ている感じに思える。

 

 参考までに昨年までの3シーズンの成績を見ておくと、2018年シーズンはまだプロ野球西武ライオンズのエースを担っており、163回3分の2投げて14勝4敗で、奪三振数が153、防御率が3.08、WHIPが1.03であった。

 

 これだけを見ると、果たしてメジャーリーグで本当に通用するのか!?

 

 ちょっと不安があった。

 

 2019年シーズンは海を渡り、161回3分の2投げて6勝11敗で、奪三振数が116、防御率が5.46、WHIPが1.52と力不足を露呈している。

 

 2020年シーズンはボールに力が出ていたとの評価を受けたが、47回投げて2勝4敗で、奪三振数が47、防御率が5.17、WHIPが1.30と、機会が少ない分、ここにあるデータ上はそんなにはっきりとは出ていないように思われる。

 

 そして今シーズンは長いシーズンとなった分、成長がはっきりと見えて来たようである。

 

        投げる程成長魅せる菊池かな

 

        力出し抑えて魅せる菊池かな