今週も週明けになると毎週発表されるゴルフの男女世界ランキングが気になる。
先週も国内で女子、米国で男子・女子、欧州男子&女子の目ぼしいツアーが開催され、何れにも日本人選手が参加して、参加した大会全てで予選を通過した選手がいたので、日本人選手の世界ランキングには結構動きがあった。
欧州男子ツアーは欧州女子ツアーとの共催で「スカンジナビア ミックス」を開催したが、何がミックスかと言うと、男女が同じコースを回り、同じトロフィーを競い合うと言う初めての試みであった。
この大会には世界ランキング198位(先週時点、以下同様)の旅人ゴルファー、川村昌弘が出場し、今年最高位の7位タイと健闘している。
川村やミックス競技健闘し
此れから期待さらに高まり
米国男子ツアー、「パルメット選手権atコンガリー」には世界ランキング321位の小平智が出場し、19位タイと健闘して、これで出場した3試合連続で20位以内に入ったことになる。
もしかして、もう少しで来シーズンのシード権が得られる!?
なんて期待も高まりつつある。
小平や好調維持しもしかして
シード確保が見えて来るかも
それから、国内女子ツアー、「宮里藍サントリーレディスオープン」では心身のリフレッシュを狙って休養していた世界ランキング26位で谷間世代の稲見萌寧等が復帰して、俄然面白くなった。
その稲見萌寧は2日目に単独首位に抜け出し、3日目に4打差を付けて独走し始めた時にはてっきりそのまま優勝するかと思われたが、最終日に怒涛のように、そして直実に伸ばして来た中堅の青木瀬令奈が単独首位に抜け出して、見事4年振りのツアー2勝目を挙げた。
若手では結局2位タイとなった稲見萌寧の他にも世界ランキング62位で新世紀世代の山下美夢有、世界ランキング153位で同じく新世紀世代の西郷真央も2位タイに入り、大いに楽しませてくれた。
今年は若手が次々と優勝し、それを時折阻むのが外国人選手ではなく、日本人選手の中堅、ベテランと言うのが余計に面白い展開ではないか!?
それを十分に楽しませてくれるネットを併用した放送も有り難かった。
国内の中堅青木が健闘し
ツアー余計に盛り上がるかも
国内のツアー熱戦繰り広げ
伝えるライブ盛り上げたかも
また、米国女子ツアー、「LPGAメディヒール選手権」では世界ランキング223位の野村敏京、225位の上原彩子が予選を通過して盛り上げてくれた。
上原彩子は予選を70位タイのぎりぎりで通過した後、3日目には39位タイまで上げて、最終日まで期待させてくれた。
野村敏京は初日128位タイと大きく出遅れたが、2日目には何と76位も上げて、52位タイでの余裕の予選通過を果たし、決勝ラウンドでの健闘を大いに期待させてくれた。
最終的には野村敏京が64位タイ、上原彩子が68位タイに沈んだが、決勝ラウンドまで残ってくれると何かしら面白くなる!?
ともかく、機会が増えるのは好いことである。
機会増え期待高めた野村かな
上原や機会を増やし楽しませ
参考までに男子、女子の日本人選手のそれぞれ20位まで、およびそれぞれで今週気になった選手達を挙げておく。
先ずは男子から日本人選手のトップ20に付いて挙げておく。
順位 変動 氏名 順位 変動 氏名
15位 ー 松山英樹 204位 ↓ 7 時松隆光
78位 ↓ 1 星野陸也 221位 ↓ 6 宮本勝昌
85位 ↓ 1 金谷拓実 253位 ↓ 8 香妻陣一朗
130位 ↓ 5 今平周吾 262位 ↓ 6 比嘉一貴
145位 ↓ 3 石川遼 264位 ↓ 7 堀川未来夢
157位 ↓ 8 木下稜介 270位 ↓ 2 谷原秀人
174位 ↓ 3 稲森佑貴 291位 ↑ 4 大岩龍一
184位 ↑14 川村昌弘 296位 ↑25 小平智
190位 ↓ 4 大槻智春 310位 ↓ 6 中島啓太(アマ)
202位 ↓ 7 岩田寛 319位 ↓ 4 片岡尚之
それから他に10位以上上がって気に留まった選手を挙げておく。
と思い、目を皿のようにして探してみたが、今週は国内男子ツアーが開催されなかったので、600位ぐらいまで探してみても先週大活躍した古川雄大が更に38位上がって470位になっていたのが目に付いただけであった。
国内男子ツアーが開催されるのは勿論期待したいが、やはり川村昌弘、小平智のように海外でチャレンジする選手がもう少し増えて来ることも期待したい。
次に女子の日本人選手トップ20に付いて挙げておく。
順位 変動 氏名 順位 変動 氏名
8位 ↑ 1 笹生優花 92位 ↑ 1 岡山絵里
24位 ↑ 2 稲見萌寧 95位 ↑ 1 高橋彩華
28位 ー 古江彩佳 96位 ↓ 1 勝みなみ
31位 ↑ 1 渋野日向子 99位 ー 河本結
44位 ー 鈴木愛 104位 ↑ 3 大里桃子
47位 ↑ 1 小祝さくら 107位 ↓ 1 比嘉真美子
49位 ↑13 山下美夢有 119位 ↑34 西郷真央
69位 ↑ 2 西村優菜 130位 ↓ 4 笠りつ子
それから他に10位以上上がって気に留まった選手を挙げておく。
400位ぐらいまでを探してみると、今週上がっていたのは全て国内女子ツアーにおいて活躍した選手で、青木瀬令奈が86位も上がって173位に、植竹希望が14位上がって212位に、石川明日香が10位上がって306位に、工藤遥加が12位上がって331位に、木戸愛が18位上がって345位に、堀琴音が11位上がって388位となっている。
今週は目ぼしい大会が意外に少なく、男子では米国男子&欧州男子のメジャー大会として6月17~20日の日程で「全米オープン」が開催されるだけの予定となっている。
この試合には松山英樹、星野陸也、石川遼、浅地洋佑が出る予定なので、楽しみに待ちたい。
女子の方では先ず6月17~20日の日程で米国女子ツアー、「マイヤーLPGAクラシック」、それから6月18~20日の日程で国内女子ツアー、「ニチレイレディス」、同じく6月18~20日の日程で国内女子ツアーの下部に当たるステップアップツアー、「ユピテル静岡新聞SBSレディース」が予定されている。
今週も女子は国内が盛り上がりそうに思われる。
流石にもう殆んど開かれる方向に動いているが!? 徐々に近付いて来た東京オリンピックを目標にしている選手も多いようであるから、観る方としては更に激しいバトルを期待したい。
ゴルファーのランキングまだ変動し
更に熱気を感じるのかも
ところで、新型コロナウイルスの感染予防ワクチン接種券更に申し込み開始に関するお知らせが漸く私にも届き、それからも本当に動き出したんだなあ、と実感させられる。
近所の医療関係者の弁によると、1回目の接種で80%以上防がれる効果があり、2回目で殆んど防がれるそうな。
ほんまかいな、そうかいな、と言う気がしないでもないが、安心させようと言う情報も流され、こうして覚悟が決まって行くのだろう。
と言うか、訳が分からず、怒涛の様に流されて行くのだろうなあ。フフッ。