木曜日の20時頃から時差-13時間(サマータイム中、それ以外では-14時間)の米国サウスカロライナ州にある「コンガリーGC(7655ヤード、パー71)」において米国男子ツアー、「パルメット選手権atコンガリー」が4日間の日程で開催され、その初日が終わっている。
何でもカナダで開催される予定であった「RBCカナディアン・オープン」がコロナ禍の所為で中止となったので、その代替の大会だそうな。
欧州男子ツアーも含めて、この辺りの臨機応変さ、余裕がちょっと羨ましい。
そう言えば、米国女子ツアーに付いても、今回笹生優花がメジャー大会に優勝したことにより5年間のシード権まで獲得したが、以前であれば2年間であったと言う。
それがソフィア・ポポフ(ドイツ)の全英女子オープン優勝によって改善の声が上がり、変更されたらしい。
それはまあともかく、この大会に日本人選手としては世界ランキング321位の小平智が出ている。
このところ調子を上げているので、優勝予想でもまあまあ上位にランクされている。
今回は来週にメジャー大会、「全米オープン」を控えて、米国男子ツアーにしてはそんなに厚いフィールドでは無さそうに思われるので、優勝までは行かなくても、今週も予選通過は勿論、上位争いぐらいは期待してみたい。
小平や通過の後も期待して
小平や上位争い期待して
さて、単独首位に立ったのは世界ランキング433位のウェス・ローチ(米国)で、1イーグル、6バーディー、1ボギーの-7と爆発的に伸ばしている。
ウェスローチスタートダッシュ首位に立ち
ウェスローチ爆発魅せて首位に立ち
2位タイに付けているのは世界ランキング1位のダスティン・ジョンソン(米国)、世界ランキング88位のエリック・ファン・ローエン(南アフリカ)、世界ランキング156位のドック・レドマン(米国)、世界ランキング320位のチェッソン・ハドレー(米国)で、-6と大きく伸ばしている。
ダスティン・ジョンソンは6バーディー、エリック・ファン・ローエン、ドック・レドマン、チェッソン・ハドレーは7バーディー、1ボギーであった。
ジョンソンや大きく伸ばし二位に付け
ファンローエン実力魅せて二位に付け
レドマンやスタートダッシュ二位に付け
ハドレーやいきなりダッシュ二位に付け
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング26位のハリス・イングリッシュ(米国)は-4まで伸ばし、7位タイに付けている。
世界ランキング32位のトミー・フリートウッド(イングランド)は-3まで伸ばし、19位タイに付けている。
そして小平智は4バーディー、2ボギーの-2と伸ばし、31位タイに付けている。
これをもう少し詳しく見ておくと、インスタート(第10ホールから)で、前半は全てパーで凌ぎ、イーブンにまま後半へと繋いでいる。
後半に入って、いきなり第1ホールでボギーを叩いたが、空かさず第2ホールでバーディーを決めて取り返し、バウンスバック!
続く第3ホールでも連続してバーディーを決め、続く2ホールをパーで凌いだ後、第6、7ホールと連続してバーディーを決め、1つ空いて第9ホールでボギーを叩いたので、結局2打伸ばし、トータル-2として第2日目へと繋いでいる。
小平や余裕の通過期待させ
小平や通過余裕と感じさせ
それから世界ランキング11位のティレル・ハットン(イングランド)、世界ランキング21位のマシュー・フィッツパトリック(イングランド)、世界ランキング34位のライアン・アーマー(米国)はイーブンで54位タイと少し出遅れている。
世界ランキング8位のブルックス・ケプカ(米国)、世界ランキング50位のケビン・キスナー(米国)は+1で75位タイと出遅れている。
ブルックス・ケプカがごつくなったなあと思っていたら、同様、いやそれ以上か? ともかくでかいブライソン・デシャンボーと反目し合い、場外で舌戦を繰り広げているそうな。
何だか中坊の番長争いみたいで面白い!?
そして、世界ランキング25位のイム・ソンジェ(韓国)は+4で125位タイと大きく出遅れている。