先週土曜日の午後から時差-7時間(サマータイム中、それ以外では-8時間)のドイツにある「グリーンイーグルGC」において「ポルシェヨーロピアンオープン」が3日間の日程で開催され、その最終日が終わった。
当初は木曜日からの4日間の日程で予定されていたが、5月12~15日にイングランドで開催された「ブリティッシュ・マスターズ」に出場した選手・スタッフが新型コロナウイルス感染症対策をした上で参加出来る為の措置とのことである。
イギリスとの関係が重要で、その2週間後、デンマークで開催された「メイド・イン・ヒマーランド」に出場した世界ランキング195位(先週の時点、以下同様)の旅人ゴルファー、川村昌弘は日程変更のお陰で無事に出場出来るようになったそうな。
好かった、好かった。ホッ。
人気のゴルフ愛&旅情溢れるブログ、「いま僕はココにいます」が「Vol.113 ドイツ編」に更新されており、その辺の事情が書いてあった。
デンマークからドイツへは陸路505㎞とのことで、4時間半のドライブになったと言う。
その先週開催されていたデンマークでの大会、「メイド・イン・ヒマーランド」では荷物の間違いで空港へ余計な往復をしながらも17位タイに入って、そこはホッとさせられるが、今週に疲れが出ないか!?
ともかく、無事出場出来たことを喜び、速報を追いながら楽しんでいた。
もっとも、米国女子ツアーにおける笹生優花の活躍が序盤から凄過ぎて、その途中から始まった欧州男子ツアーの方からは気が遠くなりがちであった。
それはまあともかく、初日+4で75位タイと出遅れていた川村昌弘は第2日目、すなわち予選ラウンド最終日には-2、トータル+2と伸ばし、29位も上げて46位タイに上げて来て、少し余裕を持って決勝ラウンドへと駒を進めている。
最終日の戦い振りが気になるところである。
川村や余裕を持って通過決め
後の展開気になるのかも
なお、YAHOOのスポーツナビでは世界ランキングの更新、表記が一部だけなので、英語版のワールドランキングを参照させて貰った。
さて単独首位に抜け出て見事優勝したのは世界ランキング190位のマルクス・アーミティジ(イングランド)で、最終日1イーグル、6バーディー、1ボギーの-7、トータル-8と爆発的に伸ばし、10位上げて来た。
連日じわじわ上げて此処まで持って来たのは流石ではないか!?
今33歳で、これがツアー初優勝とのことである。
これからもゴルフが息の長い競技であることを改めて感じさせられ、応援するのにものんびりすれば好いことが分かる。
なお、この試合の結果、世界ランキングは121位まで上がっている。
アーミティジぐいぐい上げて勝って魅せ
アーミティジ最後爆発勝って魅せ
アーミティジ爆発力で勝って魅せ
2位タイに入ったのは世界ランキング110位のトーマス・デトリー(ベルギー)、世界ランキング389位のダリウス・ファン・ドリエル(オランダ)、世界ランキング538位のエドアルド・モリナリ(イタリア)、世界ランキング269位のマシュー・サウスゲイト(イングランド)で、トータル-6まで伸ばしている。
トーマス・デトリーは最終日4バーディー、1ボギーの-3と伸ばし、5位上げて来た。
なお、この試合の結果、世界ランキングは90位まで上がっている。
デトリーや下がっても最後上げて魅せ
デトリーや下がっても上げ二位となり
ダリウス・ファン・ドリエルは最終日4バーディー、2ボギー、エドアルド・モリナリは最終日5バーディー、3ボギーで、共に-2と伸ばし、1位上げて来た。
なお、この試合の結果ダリウス・ファン・ドリエルの世界ランキングは293位まで、エドアルド・モリナリの世界ランキングは372位まで上がっている。
ドリエルや連日上げて二位となり
ドリエルや連日上げて力魅せ
モリナリや連日上げて二位となり
モリナリや連日上げて力魅せ
それからマシュー・サウスゲイトは最終日3バーディー、2ボギーの-1と少し伸ばしながらも1位下がっている。
なお、この試合の結果、世界ランキングは221位まで上がっている。
サウスゲイト最後下がって二位となり
サウスゲイト伸ばし足りずに二位となり
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング21位のポール・ケイシー(イングランド)は最終日-4、トータル-4と伸ばし、13位上げて単独6位に入った。
初日63位と出遅れて、2日かでここまで上げて来たのは流石ではないか!?
ケイシーや連日上げて強さ魅せ
ケイシーや最後も上げて強さ魅せ
世界ランキング1490位のデビッド・ロウ(スコットランド)は最終日+1、トータル-3と少し落とし、4位下がって7位タイとなった。
初日の2位タイからじわじわ下がり続けたが、ここに止まったことで世界ランキングは868位まで上がっている。
デビッドロウ踏ん張り続けランク上げ
世界ランキング119位のカレ・サモーヤ(フィンランド)は最終日-1、トータル-1と少し伸ばし、1位上げて18位タイに入った。
カレサモーヤ連日上げて力魅せ
カレサモーヤ最後も上げて力魅せ
世界ランキング107位のカート・キタヤマ(米国)は最終日-1、トータルイーブンと少し伸ばし、7位上げて25位タイに入った。
キタヤマや最後は上げて強さ魅せ
キタヤマや下がっても上げ強さ魅せ
そして川村昌弘は最終日3バーディー、2ボギーの-1、トータル+1と少し伸ばし、17位上げて29位タイに入った。
上でも触れたように、2日目にも-2、トータル+2と伸ばし、29位上げているから、連日ぐいぐい上げて流石ではないか!?
最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、インスタート(第10ホールから)で、トータル+2から出て、前半では、いきなり第10ホールでボギーを叩き、続く2ホールをパーで凌いだ後、第13ホールでまたボギーを叩いてしまったが、空かさず第14ホールでバーディーを決めて取り返し、バウンスバック! 続く2ホールをパーで凌いだ後、第17ホールでもバーディーを決め、結局スタート時点に戻し、トータル+2のまま後半へと繋いでいる。
後半に入って4ホールをパーで凌いだ後、第5ホールでバーディーを決め、残りの4ホールをパーで凌いで、結局更に1打伸ばしてトータル+1とし、ホールアウトしている。
川村や連日上げて期待させ
川村や連日上げて力魅せ
世界ランキング144位のキャラム・ヒル(スコットランド)は最終日+1、トータル+1と少し落とし、10位下がって29位タイとなった。
世界ランキング132位のローリー・カンター(イングランド)は最終日+2、トータル+1と落とし、18位下がって29位タイとなった。
世界ランキング50位のベルンド・ウィースバーガー(オーストリア)は最終日イーブン、トータル+2と維持し、6位上げて40位タイに入った。
最後上げウィースバーガー強さ魅せ
力出しウィースバーガー最後上げ
世界ランキング133位のジャスティン・ハーディング(南アフリカ)は最終日+1,トータル+3と少し落としながらも1位上げ、45位タイに入った。
ハーディング連日上げて強さ魅せ
ハーディング最後も上げて力魅せ
世界ランキング114位のマティアス・シュバプ(オーストリア)は最終日+4、トータル+3と落とし、34位下がって45位タイとなった。
そして、世界ランキング111位のラスムス・ホイガールト(デンマーク)は最終日+4、トータル+5と落とし、23位も下がって55位タイとなった。
それから話は少し戻るが、予選ラウンド終了日に世界ランキング98位のアーロン・ライ(イングランド)、世界ランキング157位のヨアヒムBハンセン(デンマーク)はトータル+5で73位タイ、世界ランキング95位のマーティン・カイマー(ドイツ)、世界ランキング122位のジャズ・ジェーンワタナノンド(タイ)はトータル+6で81位タイ、世界ランキング17位のアブラハム・アンサー(メキシコ)はトータル+8で88位タイ、世界ランキング104位のサーミ・ベリメキ(フィンランド)、世界ランキング142位のヘンリック・ステンソン(スウェーデン)はトータル+10で107位タイ、世界ランキング138位のアドリア・アルナウス(スペイン)はトータル+11で112位タイとなって、残念ながらCUTの憂き目に遭っている。