sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

今週のゴルフ世界ランキングにおける日本人選手の動向・・・R3.6.8①

 今週も週明けになると毎週発表されるゴルフの男女世界ランキングが気になる。

 

 先週は国内で男子・女子、米国で男子・女子、欧州男子の目ぼしいツアーが開催され、何れにも日本人選手が参加して、参加した大会全てで予選を通過した選手がいたので、日本人選手の世界ランキングには結構動きがあった。

 

 国内男子ツアーのメジャー大会、「日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップShishido Holls」では松山英樹石川遼と同学年で、学生の頃から彼らを意識して来た木下稜介が涙のツアー初優勝を遂げ、世界ランキングをジャンプアップさせている。

 

 米国男子ツアーの人気大会、「ザ・メモリアルトーナメント」ではこの大会を得意として来た松山英樹が予選は上位で通過し、流石と期待させたが、悪天候、それに日没サスペンデッドを挟んで結構無理な日程になったのもあるのか? 決勝ラウンドに入ってから大きく崩れ、62位タイと、下位に沈んだ。

 

 欧州男子ツアー、「ポルシェヨーロピアンオープン」はコロナ禍のことを配慮して金曜日からの3日間競技となり、旅人ゴルファーの川村昌弘を無事出場することが出来、初日75位と出遅れて厳しいかと思われたが、2日目46位と上げ、少し余裕を持って予選を通過し、最終日は29位タイまで上げている。

 

 ただ、男子の世界ランキングは何時も早めに出ているので、流石に反映するのは難しいかと思っていたが、きちんと反映されているようであるから、流石ではないか!?

 

 国内女子ツアー、「ヨネックスレディスゴルフトーナメント」では海外に出ている選手、休養を取っている選手等の関係もあり、ステップアップツアーを主戦場としている選手が割と見られ、何時もとは様相が違う展開になっていたように思われる。

 

 そんな中、優勝したのは色々あって、反省著しく、このところ好調を保っている笠りつ子であった。

 

 これで5年目のツアー6勝目とのころで、悦びも一入であろう。

  

 そして何と言っても米国女子ツアーのメジャー大会、「全米女子オープン選手権」には日本人選手が11人も出場し、畑岡奈紗、笹生優花、上原彩子の3人が予選を通過している。

 

 笹生優花はフィリピン人選手としての出場で、例によってこれに拘る人もまあまあいるようであるが、日本人でもあるから、公式な記録としてはともかく、日本人選手と言うのは何ら可笑しくない。

 

 それに慣れ親しんで応援するのであれば、国籍は全く関係が無い。

 

 と言うか、元々混血によって成り立って来た我が国において、少し新しく来たからと言って常にこう言った議論が生じること自体変な気がしないでもない。

 

 それはまあともかく、一番大事なことを忘れそうになった。

 

 この大会では何と笹生優花が予選を単独首位で通過し、決勝ラウンドでは一時2位に下がって、追い着いて来た畑岡奈紗と共に首位タイでホールアウトした結果、2人によるプレーオフが行われた。

 

 そして何と何と、既に大騒ぎされているように19歳にして初優勝を飾ったのである。

 

 これは2日の差でパク・インビ(韓国)を抜いて世界最年少記録ともなったそうな。

 

 韓国のマスコミが比較的落ち着いた論調の記事を上げていた。

 

 畑岡奈紗が漸く復調して来たようで、これも喜ばしい。

 

 それだけではなく、ベテランの上原彩子の健闘も光る!?

 

 参考までに男子、女子の日本人選手のそれぞれ20位まで、およびそれぞれで今週気になった選手達を挙げておく。

 

 先ずは男子から日本人選手のトップ20に付いて挙げておく。

 

    順位    変動  氏名       順位  変動  氏名

  15位 ↓ 1 松山英樹   198位 ↓ 3 川村昌弘

  77位 ↓ 2 星野陸也   215位 ↓ 6 宮本勝昌

  84位 ↓ 3 金谷拓実   245位 ↓11 香妻陣一朗

 125位 ↓ 2 今平周吾   256位 ↓ 7 比嘉一貴

 142位 ↓ 3 石川遼    257位 ↑ 4 堀川未来夢

 149位 ↑93 木下稜介   268位 ↓ 4 谷原秀人

 171位 ↓ 4 稲森佑貴   295位 ↑68 大岩龍一

 186位 ↓ 6 大槻智春   304位 ↓ 6 中島啓太(アマ)

 195位 ↓ 4 岩田寛    315位 ↓ 4 片岡尚之 

 197位 ↑ 8 時松隆光     321位  ー   小平智

 

 それから他に10位以上上がって気に留まった選手を挙げておく。

 

 いずれも国内男子ツアーにおける活躍によるが、アマチュアの杉原大河が196位上がって443位に、清水大成が95位上がって469位に、上井邦裕が74位上がって480位に、塚田陽亮が76位上がって483位に、古川雄大(ふるかわ ゆうき)が何と1370位も上がって508位に、竹谷佳孝が107位上がって592位に、そして幡地隆寛が233位上がって603位となっている。 

 

 次に女子の日本人選手トップ20に付いて挙げておく。

 

    順位  変動  氏名     順位  変動  氏名

   9位 ↑31 笹生優花    90位  ー   原英莉花 

  10位 ↑ 3 畑岡奈紗    93位 ↑ 1 岡山絵里

  26位 ↓ 2 稲見萌寧    95位 ↓ 3 勝みなみ

  28位 ↓ 1 古江彩佳    96位 ↑ 2 高橋彩

  32位 ↓ 2 渋野日向子   99位 ↓ 2 河本結

  44位 ↓ 1 鈴木愛    106位 ↓ 2 比嘉真美子 

  48位  ー  小祝さくら  107位  ー   大里桃子

  62位  ー  山下美夢有  124位  ー   穴井詩

  66位 ↓ 2 上田桃子   126位 ↑44 笠りつ子   

  71位 ↓ 3   西村優菜    139位  ー 渡邉彩香 

 

 それから他に10位以上上がって気に留まった選手を挙げておく。

 

 上原彩子は米国女子ツアーの活躍により、それ以外は国内女子ツアーにおける活躍によるが、三ヶ島かな20位上がって141位に、上原彩子は17位上がって225位に、山城奈々は37位上がって251位に、菅沼菜々は59位上がって256位に、林菜乃子は11位上がって285位に、吉川桃は31位上がって290位に、そして岸部桃子は133位上がって364位となっている。

 

 今週も国内女子、米国男子・女子、それに欧州男子のツアーで目ぼしい大会が予定されているので、男女日本人選手それぞれの世界ランキングにも比較的大きな変動があり得る。

 

 開かれるかどうかは別にして(まだ言うか~!? ではあるが)、徐々に近付いて来た東京オリンピックを目標にしている選手も多いようであるから、観る方としては更に激しいバトルを期待したい。

 

        ゴルファーのランキングまだ変動し

        益々熱気感じるのかも