木曜日の夜から時差－１６時間（サマータイム中、それ以外では－１７時間）の米国・カルフォルニア州にある「オリンピッククラブ レークコース（７１４０ヤード、パー７０）」において米国女子ツアーのメジャー大会、「全米女子オープン選手権」が４日間の日程で開催され、その第２日目、すなわち予選ラウンド最終日が終わっている。
日本人選手としては世界ランキング１３位で黄金世代をリードし、かつ日本のエースの畑岡奈紗（２２歳、１５８㎝）、世界ランキング３０位で黄金世代をリードするひとり、全英女子チャンピオンの渋野日向子（２２歳、１６７㎝、６２㎏）、世界ランキング４０位で新世紀世代をリードする笹生優花（日本・フィリピン国籍、１９歳、１６６㎝、６３㎏）、世界ランキング９２位で黄金世代をリードするひとり、勝みなみ（２２歳、１５７kcm）、世界ランキング２４２位で明るく元気なベテランの上原彩子（３７歳、１５８㎝、５５㎏）等が出ている。
なんて、後を省略したらちょっと寂しいか！？
今回は他にまだまだ居るので、分かる範囲で挙げておこう。
世界ランキング３７０位のベテラン、川満陽香理（３４歳、１６４㎝、５７㎏）、世界ランキング６７７位のスーパーアマチュア、高校生の梶谷翼（１７歳、１６０㎝）、世界ランキング１２１７位の三宅百佳（２６歳、１５４㎝、５０㎏）、世界ランキング１２２５位でアマチュア、高校生の小暮千広（１８歳）、世界ランキング１３５４位でアマチュア、米国の短大生の長野未祈（２０歳、１６３㎝、５９㎏）、そして仲西菜摘（２１歳、１６５㎝、６０㎏）と更に６人も出ている。
全体で１５０名以上もおり、第２日目、すなわち予選ラウンド最終日を終えた時点で６０位タイまでが決勝ラウンドに進むそうな。
流石に賞金も大きく、総額５５０万ドル（約６億６百万円）で、優勝すれば１１０万ドル（約１億１千万円）にもなる。
今回生中継はＷＯＷＯＷ以外にゴルフネットワークでも予定されているので、ゆっくり楽しみたい。
米メジャー一挙参加にワクワクし
ハイライトまで噛り付くかも
さて単独首位に立ったのは笹生優花で、２日目６バーディー、２ボギーの－４、トータル－６と伸ばし、５位上げて来た。
２日目に付いてもう少し詳しく見ておくと、インスタート（この試合の場合変則で、第９ホールから）で、トータル－２から出て、前半では第１０ホールでバーディーを決め、１つ空いて第１２ホールでボギーを叩いたが、空かさず第１３ホールでバーディーを決めて取り返し、バウンスバック！
１つ空いて第１５ホールでバーディーを決め、続く２ホールをパーで凌いで、第１８ホールでもバーディーを決め、ここまでで結局３打伸ばしてトータル－５として後半へと繋いでいる。
後半に入って３ホールをパーで凌いで、続く第４ホールでボギーを叩いたが、空かさず第５ホールでバーディーを決めて取り返し、バウンスバック！
続く２ホールをパーで凌いで、続く第８ホールでバーディーを決め、結局更に１打伸ばしてトータル－６として決勝ラウンドへと繋いでいる。
ティーショットをまあまあ外し、ラフに打ち込んでも普通に打ち出して攻めて行く。
その力強さを何度も言われていた。
アナウンサーは向こうの放送でもマッスルとか聴こえたように言っていた。
向こうの、と言えば英語でのインタビューもスムーズで、余計にクールに見える！？
それからこの頃、メジャーリーガーの大谷翔平の関係もあり、また稲見萌寧、渋野日向子、勝みなみ等鍛えている女子ゴルファーも増えていることから、よく筋肉に焦点を当てた記事が気に留まるが、向こうのアナウンサーも口にしているように笹生優花こそそんな感じが相応しい気がする。
何でもないウェアの背中が映されることが多いが、広い背中、肩甲骨の辺りの隆起が如何にもパワフルさを魅せている。
笹生優花淡々と打ち首位に立ち
笹生優花淡々と打ち首位奪い
笹生優花広い背中がパワフルで
米国ツアー楽しめるかも
単独２位に付けているのは世界ランキング１９位のイ・ジョンウン６（韓国）で、２日目５バーディー、１ボギーの－４、トータル－５と伸ばし、７位上げて来た。
アナウンサーは怖い選手が上がって来たと頻りに言っていたが、よく観れば笹生優花も同じだけ伸ばしている。
それも楽しみながら淡々と。
他の選手から観れば、笹生優花も十分に怖い気がするなあ。フフッ。
でもまあ、十分な実際には実績のあるイ・ジョンウン６が怖いのは当然だけどね。
イジョンウンひたひた迫り二位に付け
イジョンウン確り伸ばし二位に付け
３位タイに付けているのは世界ランキング４９位のメガン・カン（米国）、アマチュアのメガ・ガネ（米国？ YAHOOのスポーツナビではウルグアイとなっているし、テレビではアナウンサーが、しかしてインド系？ なんて言っていた）で、トータル－４となっている。
メガン・カンは２日目３バーディー、２ボギーの－１と少し伸ばし、３位を維持している。
メガンカン少し伸ばして三位維持
メガンカン三位維持して強さ魅せ
メガ・ガネは２日目３バーディー、３ボギーのイーブンと伸ばせず、２位下がっている。
メガガネやスコア伸ばせず首位を落ち
メガガネやスコア維持して首位を落ち
単独５位に付けているのは世界ランキング２３位のフォン・シャンシャン（中国）で、２日目４バーディー、３ボギーの－１、トータル－３と少し伸ばし、１位上げて来た。
先週はマッチプレー形式の大会で最終日、３位決定戦をこの日に備えて辞退したが、その効果が出て来たか！？
フォンシャンシャン力を溜めて五位に上げ
フォンシャンシャン実力発揮五位に上げ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング２位のパク・インビ（韓国）は２日目－２、トータル－２と伸ばし、１０位上げて６位タイに付けて来た。
パクインビ実力発揮上げて魅せ
パクインビ確り上げて強さ魅せ
世界ランキング９位のレキシー・トンプソン(米国)は２日目イーブン、トータル－２と維持し、６位タイを維持している。
トンプソンスコア維持して六位維持
トンプソンスコア維持して順位維持
世界ランキング３３位のメリッサ・レイド（イングランド）は２日目＋２、トータル－２と落とし、５位下がって６位タイとなっている。
そして畑岡奈紗は２日目７バーディー、３ボギー、１ダブルボギーの－２、トータル－１と伸ばし、１７位上げて９位タイに付けて来た。
２日目に付いてもう少し詳しく見ておくと、インスタートで、トータル＋１から出て、前半では２ホールをパーで凌いだ後、第１１ホールでボギーを叩き、１つ空いて第１３ホールでバーディーを決めて取り返したが、続く第１４ホールでダブルボギーを叩いてしまった。
しかし、空かさず第１５ホールでバーディーを決めて少し取り返し、バウンスバック！
続く第１６ホールでボギーを叩いたが、空かさず第１７ホールでバーディーを決めて取り返し、バウンスバック！
続く第１８ホールでもバーディーを決め、結局トータル＋１を維持して後半へと繋いでいる。
後半に入っていきなり第１ホールでバーディーを決めたが、続く第２ホールでボギーを叩いて伸ばせず、続く２ホールをパーで凌いだ後、第５、６ホールと連続バーディーを決め、残りの２ホールをパーで凌いで、結局更に２打伸ばしてトータル－１とし、決勝ラウンドへと繋いでいる。
畑岡や確り上げて期待させ
畑岡や確り攻めて上げて魅せ
世界ランキング２０位のアリヤ・ジュタヌガーン(タイ)は２日目－１、トータル－１と少し伸ばし、７位上げて９位タイに付けて来た。
ジュタヌガーン少し伸ばして上げて魅せ
ジュタヌガーン十位に入り強さ魅せ
世界ランキング６位のダニエル・カン（米国）は２日目－２、トータルイーブンと伸ばし、２９位も上げて１２位タイに付けて来た。
ダニエルカンきっちり伸ばし上げて魅せ
ダニエルカン大きく上げて強さ魅せ
世界ランキング１７位のキム・ヒョージュ（韓国）は２日目－１、トータルイーブンと少し伸ばし、１４位上げて１２位タイに付けて来た。
上手いプレーヤーなのは前から分かっているが、アップダウンの多いコースにも関わらず、顔を広く覆うマスクで確り防備しながらのプレーが印象的であった。
キムヒョージュ確り防備上げて魅せ
キムヒョージュ苦しさに耐え上げて魅せ
世界ランキング３位のキム・セヨン（韓国）は２日目－１、トータル＋２と少し伸ばし、３６位も上げて１８位タイに付けて来た。
データだけを観ていればよく飛ばし爆発的な強さを持つ猛者なのであるが、映像を視ていればよく笑い、感情豊かな可愛さが前面に出て来る選手である。
キムセヨン大きく上げて強さ魅せ
キムセヨン明るくプレイ楽しませ
世界ランキング１位のコ・ジンヨン（韓国）、世界ランキング１８位のオースティン・アースト（米国）は２日目＋３、トータル＋２と落とし、９位下がって１８位タイとなっている。
世界ランキング１０位のパティー・タバタナキト(タイ)は２日目－１、トータル＋３と少し伸ばし、４１位も上げて２８位タイに付けて来た。
タバタナキト大きく上げて強さ魅せ
タバタナキト実力発揮グッと上げ
世界ランキング１５位のアリー・ユーイング（米国）は２日目＋３、トータル＋３と落とし、１２位下がって２８位タイとなっている。
世界ランキング１７位のユ・ソヨン（韓国）は２日目＋１、トータル＋４と少し落としながらも１８位上げて３６位タイに付けて来た。
ユソヨンや少し落として順位上げ
ユソヨンや落としながらも上げて魅せ
世界ランキング１２位のミンジー・リー（オーストラリア）は２日目＋２、トータル＋４と落としながらも５位上げて３６位タイに付けて来た。
ミンジーリー落としながらも上げて魅せ
世界ランキング１１位のジェシカ・コルダ（米国）は２日目＋３、トータル＋４と落とし、１０位下がって３６位タイとなっている。
世界ランキング８位のリディア・コ(ニュージーランド)は２日目＋４、トータル＋４と落とし、２０位も下がって３６位タイとなっている。
世界ランキング５位でカナダの妖精と呼ばれるブルック・ヘンダーソン（カナダ）は２日目＋７、トータル＋４と落とし、３３位も下がって３６位タイとなっている。
そして上原彩子は２日目２バーディー、２ボギーのイーブン、トータル＋５と維持し、３７位も上げて４７位タイに付けて来た。
２日目に付いてもう少し詳しく見ておくと、アウトスタート（第１ホールから）で、トータル＋５から出て、前半ではいきなり第１ホールでバーディーを決めたが、続く第２ホールでボギーを叩いて伸ばせず、続く２ホールをパーで凌いだ後、第５ホールでボギーを叩き、残りはパーで凌いで結局１打落とし、トータル＋６で後半へと繋いでいる。
後半（この場合、第９ホールから？ 取り敢えずそうしておく）に入って６ホールをパーで凌いだ後、第１５ホールでバーディーを決め、残りのホールをパーで凌いで、結局１打伸ばしてトータル＋５で決勝ラウンドへと繋いでいる。
笹生優花がトップに立ったのも勿論嬉しいが、上原彩子がこんな風に踏ん張り、少し余裕を持って予選を通過したことが結構嬉しい。
そしてこの後も、意外と言っては何だが、少しでも上に上がって行くことを期待したい。
上原や余裕を持って通過魅せ
上原や上位入賞期待して
世界ランキング１４位のハナ・グリーン（オーストラリア）は２日目＋４、トータル＋６と落とし、１８位下がって５９位タイとなり、ぎりぎりで予選を通過している。
それから渋野日向子、勝みなみはトータル＋７で６７位タイ、世界ランキング１６位で昨年の全英女子チャンピオンのソフィア・ポポフ（ドイツ）はトータル＋８で７５位タイ、 三宅百佳はトータル＋１０で９１位タイ、世界ランキング４位のネリー・コルダ(米国、ジェシカ・コルダの妹)はトータル＋１１で１００位タイ、川満陽香理はトータル＋１２で１１３位タイ、梶谷翼はトータル＋１４で１２６位タイ、小暮千広はトータル＋１５で１３３位タイ、仲西菜摘はトータル＋２１で１４５位タイ、長野未祈はトータル＋２５で１５２位タイとなり、残念ながらCUTの憂き目に遭っている。
