sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

米国男子ツアー最終日、李京勲おめでとう!・・・R3.5.17①

 先週木曜日20時50分頃から時差-14時間(サマータイム中、それ以外では-15時間)の米国・テキサス州にある「TPCクレイグランチ(7468ヤード、パー72)」において米国男子ツアー、「AT&Tバイロン・ネルソン」が4日間の日程で開催され、大雨による2時間以上の中断を挟みながら何とかその最終日が終わった。

 

 日本人選手としては世界ランキング15位でマスターズチャンピオン、エースの松山英樹、世界ランキング374位でこのところ調子を上げて来た小平智が出ている。

 

 今週開催される予定になっている「全米プロゴルフ選手権」に備えて、まあまあの数の猛者もエントリーしているので、結構厚いフィールドであり、日本人選手の2人にも健闘を期待したいところであったが、第2日目、すなわち予選ラウンド最終日が終わった段階では共にトータル-6で53位タイとなって、ぎりぎりの予選通過であった。

 

 周りの伸ばし方が中々凄く、久し振りの出場となる松山英樹はまだ乗り切れていない感じで、小平智も上位争いまでは付いて行けない様子かと思われた。

 

 それが決勝ラウンドに入ってから調子を上げ、第3日目終了時点で松山英樹はトータル-10まで伸ばして44位タイに上げ、小平智は更に調子を上げ、トータル-12まで伸ばして25位タイに上げている。

 

 久々に2人揃って最終日まで期待させてくれる展開となっていた。

 

 なお、テレビ中継は予選ラウンドがCS放送のゴルフネットワーク、決勝ラウンドがNHKのBS1と行われ、眠い目をこすりながらのんびりと楽しめた。

 

        松山や決勝になり上げ始め

        最終日まで期待するかも

 

        小平や決勝になり調子上げ

        最終日まで楽しめるかも

 

 さて、最終日まで連日じわじわ上げ続け、遂に単独首位に抜け出て見事初優勝を決めたのは世界ランキング137位の李京勲(韓国)で、最終日8バーディー、2ボギーの-6、トータル-25と大きく伸ばし、1位上げて来た。

 

 国内男子ツアー、米国男子の下部ツアーと経て、この大会では韓国人選手で3人目、米国男子ツアー全体では韓国人選手で8人目の優勝となるそうな。

 

 なおこの試合の結果、李京勲の世界ランキングは59位まで上がっている。

 

        李京勲連日伸ばし上げて魅せ

 

        李京勲連日伸ばし勝って魅せ

 

        李京勲連日上げて勝って魅せ

 

 単独2位となったのは世界ランキング44位のサム・バーンズ(米国)で、最終日4バーディー、2ボギーの-2、トータル-22と伸ばしながらも1位下がった。

 

 なおこの試合の結果、世界ランキングは36位まで上がっている。

 

        サムバーンズ伸ばしながらも首位を落ち

 

        サムバーンズ伸ばしながらも二位に落ち

 

 3位タイに入ったのは世界ランキング191位のパットン・キザー(米国)、世界ランキング16位のダニエル・ベルガー(米国)、世界ランキング269位のスコット・ストーリングス(米国)、世界ランキング157位のシャール・シュワーチェル(南アフリカ)で、トータル-21まで伸ばしている。

 

 パットン・キザーは最終日10バーディー、1ボギーの-9と爆発的に伸ばし、22位も上げて来た。

 

 なおこの試合の結果、世界ランキングは148位まで上がっている。

 

        下がっても上がって魅せるキザーかな

 

        最後上げ強さを魅せるキザーかな

 

 ダニエル・ベルガーは最終日9バーディー、1ボギーの-8と爆発的に伸ばし、15位上げて来た。

 

 初日の77位タイから連日上げてここまで持って来たのは流石ではないか!?

 

 なおこの試合の結果、世界ランキングは16位を維持している。

 

        ベルガーや連日伸ばし上げ続け

 

        ベルガーや連日上げて強さ魅せ

 

 スコット・ストーリングスは最終日8バーディー、1ダブルボギーの-6と大きく伸ばし、6位上げて来た。

 

 予選ラウンドでは一旦下がったが、決勝ラウンドで2日合わせて50位も上げて来たのは流石ではないか!?

 

 なおこの試合の結果、世界ランキングは191位まで上がっている。

 

        決勝でストーリングス上げ続け

 

        決勝でストーリングス爆上げし

 

 シャール・シュワーチェルは最終日5バーディー、1ボギーの-4と上げ、3位を維持した。

 

 初日が7位タイでそれからじわじわ上げ続け、最後はこの順位であるから、この大会を通して維持して来たような感じである。

 

 なおこの試合の結果、世界ランキングは109位まで上がっている。

 

        シュワーチェル確り伸ばし順位維持

 

        シュワーチェル確り伸ばし三位維持

 

 以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。

 

 世界ランキング298位のジョセフ・ブラムレット(米国)は最終日-4、トータル-19と伸ばし、2位上げて7位タイに入った。

 

 予選ラウンド最終日に一旦下がったので、このまま下がるかと思えば、決勝ラウンドに入ってから上げ続けたのは流石ではないか!?

 

        ブラムレット確り伸ばし上げて魅せ

 

        ブラムレット決勝で上げ力魅せ

 

 世界ランキング168位のドック・レドマン(米国)は最終日-2、トータル-18と伸ばしながらも2位下がって9位タイとなった、

 

 世界ランキング28位でこのところ調子を上げ、好調を維持しているジョーダン・スピース(米国)は最終日-1、トータル-18と少し伸ばしながらも6位下がって9位タイとなった。

 

 そして小平智は最終日8バーディー、3ボギーの-5、トータル-17と大きく伸ばし、12位上げて13位に入った。

 

 これをもう少し詳しく見ておくと、アウトスタート(第1ホールから)で、トータル-12から出て、前半では第2、4、6、8ホールと飛び石にバーディーを決め、続く第9ホールでもバーディーを決めて結局5打伸ばし、トータル-17として後半へと繋いでいる。

 

 後半に入って2ホールをパーで凌いだ後、第12ホールでバーディーを決めたが、続く第13ホールでボギーを叩き、空かさず第14ホールでバーディーを決めて取り返し、バウンスバック!

 

 しかし、続く第15、16ホールと連続でボギーを叩いてしまい、1つ空いて第18ホールでバーディーを決めて結局更には伸ばせず、トータル-17のままホールアウトした。

 

 昨日に引き続いて周りが期待を膨らませたところまでは伸ばし切れていないが、それでもこれまでを考えると十分な伸ばし様ではないか!?

 

 この試合の結果、世界ランキングは316位まで上がっている。

 

         小平や大きく伸ばし上げ続け

 

         小平や好調維持し上げ続け

 

         小平や好調維持しまた期待

 

 世界ランキング24位のハリス・イングリッシュ(米国)は最終日-2、トータル-17と伸ばしながらも4位下がって13位タイとなった。

 

 世界ランキング30位のウィル・ザラトリス(米国)は最終日-5、トータル-16と大きく伸ばし、17位上げて17位タイに入った。

 

 初日の96位タイから連日伸ばし、ここまで上げ続けて来たのは流石ではないか!?

       

        ザラトリス最後も伸ばし強さ魅せ

 

        ザラトリス最後も上げて強さ魅せ

 

 世界ランキング49位のマット・クーチャー(米国)は最終日+1、トータル-16と少し落とし、14位下がって17位タイとなった。

 

 世界ランキング33位で元世界チャンピオンのベテラン、リー・ウェストウッド(イングランド)は最終日-4、トータル-15と伸ばし、13位上げて21位タイに入った。

 

        ウェストウッド最後は上げて強さ魅せ

 

        ウェストウッド下がっても上げ強さ魅せ 

 

 世界ランキング38位のマーク・リーシュマン(オーストラリア)は最終日-2、トータル-15と伸ばしながらも3位下がって21位タイとなった。

 

 世界ランキング131位のラファエル・カブレラベロ(スペイン)は最終日イーブン、トータル-15と伸ばせず、12位下がって21位タイとなった。

 

 世界ランキング102位のアレクサンダー・ノレン(スウェーデン)は最終日+2、トータル-15と落とし、18位下がって21位タイとなった。 

 

 世界ランキング3位のジョン・ラーム(スペイン)は最終日-2、トータル-13と伸ばし、34位タイを維持した。

 

        ジョンラーム最後伸ばして順位維持

 

        ジョンラーム順位維持して強さ魅せ

 

 そして松山英樹は最終日4バーディー、2ボギーの-2、トータル-12と伸ばし、5位上げて39位タイに入った。

 

 最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、インスタート(第10ホールから)で、トータル-10から出て、前半では4ホールをパーで凌いだ後、第14ホールでようやくバーディーを決め、続く2ホールをパーで凌いだ後、第17ホールでもバーディーを決めて、結局2打伸ばし、トータル-12として後半へと繋いでいる。

 

 後半に入って第2ホールでボギーを叩いたが、空かさず第3ホールでバーディーを決めて取り返し、バウンスバック!

 

 続く2ホールをパーで凌いだ後、第6ホールでまたボギーを叩いたが、続くホールをパーで凌いだ後、第9ホールでバーディーを決めて取り返し、結局トータル-12を維持してホールアウトした。

 

 今回は全体を通して小平智の方がわくわくさせてくれたし、それはある程度織り込み済みかも知れないが、それでも今週もう直ぐメジャー大会、「全米プロゴルフ選手権」が始まることを考えると、多少はムズムズするのも正直なところかと思われる。

 

 なおこの試合の結果、世界ランキングは15位のままとなっている。

 

        松山や少しは上げて次期待

 

        松山やムズムズ残し次期待

 

 世界ランキング22位のスコッティー・シェフラー(米国)は最終日イーブン、トータル-11と伸ばせず、13位下がって47位タイとなった。  

 

 世界ランキング31位のライアン・パーマー(米国)は最終日+3、トータル-11と落とし、32位も下がって47位タイとなった。

 

 世界ランキング4位で飛びっきりの飛ばし屋、ブライソン・デシャンボー(米国)は最終日-3、トータル-10と伸ばし、4位上げて55位タイに入った。

 

 それでも世界ランキングは5位に下がっていた。    

 

        デシャンボー最後は上げて意地を魅せ

 

        デシャンボー順位上げてもランク下げ 

 

 そして世界ランキング50位のキム・シウ(韓国)は最終日イーブン、トータル-10と伸ばせず、11位下がって55位タイとなった。