今日はプロ野球でも好投手が何人か先発しており、結構楽しませて貰った。
そして、こうして書き物を楽しむ元気を与えてくれた。
さて、日本ハムファイターズオリックスバッファローズと対戦して2対1で辛勝している。
オリックスバッファローズの先発投手は技巧派左腕の加藤孝之(28歳、182㎝、90㎏)で、7回で85球投げ、4安打5三振無失点の快投で勝ちが付いて3勝0敗となり、防御率は2.73から2.25へと好くなっている。
速球でも速さは大体140㎞/hを超えるかどうかと言う感じであったが、きっちりと抑え切り、勝っているから、中々ではないか!?
因みにウィキペディアによると速球の最速は144㎞/hとある。
参考までに昨年までの3シーズンの成績を見ておくと、2018年シーズンは途中で不安定な投球が目立つようになってプルペン担当となり、113回3分の1投げて5勝8敗で、奪三振数が82、防御率が4.53、WHIPが1.37であった。
2019年シーズンはメジャーリーグのレイズで使われるようになったオープナー制をアレンジしたショートスターター制を担って、92回投げて5勝7敗で、奪三振数が70、防御率が3.52、WHIPが1.17と内容的には好くなっている。
2020年シーズンは先発が減って、58回投げて4勝2敗で、奪三振数が51、防御率が3.26、WHIPが1.38であった。
器用さで巧く抑える加藤かな
器用さで剛腕に勝つ加藤かな
オリックスバッファローズの先発投手は和製デグロム? 若き怪腕エース、山本由伸(22歳、178㎝、80㎏)で、7回で103球投げ、4安打(1本塁打)9三振1四球2失点2自責点の力投ながら負けが付いて3勝4敗となり、防御率は1.92から1.99へと少し悪化している。
そりゃ7回で2点も取られれば負けるわなあ。
なんてつい言われてしまう山本由伸であるが、今日でも1回表、3人目の近藤健介への投球を途中から見ると、思わず笑ってしまう。
3球目151㎞/hストレートから4球目157㎞/hストレートとスピードを上げておき、5球目151㎞/hフォークボール、、6球目151㎞/hストレート、7球目150㎞/hカットボール、8球目151㎞/hフォークで三振に切り取っている。
それでも回を重ね、ちょっとしたスキを突かれて負けるのであるから、野球って分からないものである。
因みにウィキペディアによると、速球の最速は158㎞/h、平均は151㎞/hで、この頃はフォークボール、カットボール共に最速が150㎞/hを超えるとあるので、まさに目一杯の投球を見せてくれたわけである。
参考までに昨年までの3シーズンの成績を見ておくと、2018年シーズンはブルペンを担当し、53回投げて4勝2敗1セーブで、奪三振数が46、防御率が2.89、WHIPが1.06と内容的に飛躍的に好くなっている。
2019年シーズンは先発に戻り、143回投げて8勝6敗で、奪三振数が127、防御率が1.95、WHIPが0.96と大飛躍している。
2020年シーズンも同様に好く、126回3分の2投げて8勝4敗で、奪三振数が149、防御率が2.20、WHIPが0.94であった。
山本や隙を見せれば負けが付き
また、ヤクルトスワローズが広島カープと対戦して0対0で引き分けている。
ヤクルトスワローズの先発投手は読売ジャイアンツから移籍して来た田口麗斗(25歳、171㎝、83㎏)で、7回で95球投げ、5安打5三振2四球無失点の快投ながら勝敗は付かず1勝2敗のままであったが、防御率は4.02から3.29へと大分好くなっている。
読売ジャイアンツでのここ数年は調子が落ちて来ている印象であったが、今シーズンは割と抑えているイメージである。
参考までに昨年までの3シーズンの成績を見ておくと、2018年シーズンはそれまでの疲れが出て来たのか、中々調子が上がらず、86回3分の1投げて2勝8敗で、奪三振数が60、防御率が4.80、WHIPが1.62と不本意な成績に終わっている。
2019年シーズンは主にブルペンを担当し、65回3分の1投げて3勝3敗1セーブで、奪三振数が66,防御率が4.13、WHIPが1.18と内容的に好くなっている。
2020年シーズンは先発が増え、89回3分の1投げて5勝7敗1セーブで、奪三振数が58、防御率が4.63、WHIPが1.31であった。
田口麗斗試合を繋ぐ快投し
田口麗斗試合を作る快投し
広島カープの先発投手は若きエース、森下暢仁(23歳、80㎝、77㎏)で、7回で127球投げ、3安打5三振6四球無失点の快投? 粘投? ながら勝敗は付かず3勝3敗のままであったが、防御率は2.14から1.84へと好くなっている。
ピンチになった時にギアを上げて粘る力には凄いものがある。
参考までにデビューした昨シーズンの成績を見ておくと、既にエースクラスに整っており、122回3分の2投げて10勝3敗で、奪三振数が124、防御率が1.91、WHIPが1.09と素晴らしく、文句なしの新人王に輝いている。
森下や意地の粘りで引き分けに
森下や試合を作る粘り魅せ
それから楽天ゴールデンイーグルスが西武ライオンズと対戦して4対3で辛勝している。
楽天ゴールデンイーグルスの先発投手は剛腕エースの則本昂大(30歳、178㎝、82㎏)で、7回で121球投げ、6安打(1本塁打)10三振3四球3失点3自責点の力投で勝ちが付いて3勝1敗となったが、防御率は2.72から2.89へと少し悪化している。
当然のことではあるが、山本由伸等に比べると陰りが出始めており、近年巧い投球への変身も感じさせるが、今日は2桁奪三振を記録している。
それでも10に止まっているのは、或る記事によると今日の速球の最速は152㎞/hとあるから、抑え気味に投げ、勝ちに行ったようである。
参考までに昨年までの3シーズンの成績を見ておくと、2018年シーズンは右肘痛、喘息等が出て、180回3分の1投げて10勝11敗で、奪三振数が187、防御率が3.69、WHIPが1.23と、それまでより落ちている。
2019年シーズンは右肘の手術をしたこともあり、68回投げて5勝5敗で、奪三振数が67、防御率が2.78、WHIPが1.00であった。
2020年シーズンはベンチ裏での転倒による右手負傷等もあり、109回投げて5勝7敗で、奪三振数が105、防御率が3.76、WHIPが1.32と不本意な成績に終わっている。
マー君、こと田中将大が戻ってきた今、また昨シーズンから加わったベテランの涌井秀章がエース級の投球を見せていることもあり、いよいよ背中に火が付いて来たか!?
ともかく、スキャンダルではなく、投球で本来の力を見せ、輝き続けて欲しい投手である。
則本や実力発揮勝って魅せ
則本や粘りを魅せて勝ち重ね