昨日の１６時１０分頃から時差－８時間（サマータイム中、それ以外では－９時間）のスペイン領カナリア諸島テネリフェ島にある「ゴルフコスタ・アデヘ（６８１６ヤード、パー７２）」において欧州男子ツアー、「カナリア諸島選手権」が４日間の日程で開催され、その初日が終わっている。
うん？
先週と同じ会場では？
どうやらそのようで、カナリア諸島で予定されている３戦の最終戦となっている。
日本人選手としては先週の「テネリフェ・オープン」では２８位タイに入った世界ランキング２００位で旅人ゴルファーと呼ばれる川村昌弘が出場している。
彼の人気のゴルフ愛＆旅情溢れるブログ、「いま僕はココにいます」が「Vol.１１１ カナリア諸島編」に更新されており、移動の様子、ホテル事情等が紹介されている。
３週間に亘ってほぼ同じ場所、その内の２週間は全く同じ場所で行われ、動けない窮屈さはあるものの、幾つかのツアーがコロナ禍の所為で延期となり、その代替として開催されていること、欧州男子ツアーで賞金総額が少ない場合は１００万ユーロ（現在１ユーロが約１３１円６５銭の為、約１億３千万円）なのに、カナリア諸島での３試合は何れも１５０万ユーロ（約２億円）であること等も紹介され、中々興味深い。
先週は４日間のスコアが６５、７２、６４、７１と波があったことにも触れ、今週は安定したスコアを目指したいとのことであるが、さてどうだろう！？
川村やテネリフェ続き慣れて来て
スコア安定期待するかも
さて、単独首位に立ったのは世界ランキング２３２位のフランチェスコ・ラポルタ（イタリア）で、１イーグル、８バーディー、１ボギーの－９と爆発的に伸ばしている。
川村昌弘によると、色々なパターンがある戦略的なコースの様であるが、先週に引き続き、結構伸ばしている選手が多いようである。
ラポルタや爆発魅せて首位に立ち
ラポルタやスタートダッシュ首位に立ち
単独２位に付けているのは世界ランキング９４９位のスコット・フェルナンデス（スペイン）で、１イーグル、７バーディー、１ボギーの－８と爆発的に伸ばしている。
フェルナンデス爆発魅せて二位に付け
フェルナンデススタートダッシュ二位に付け
３位タイに付けているのは世界ランキング１３２位のアドリア・アルナウス（スペイン）、世界ランキング３６７位のジョエル・スタルター（フランス）、世界ランキング６４４位のアルフレッド・ガルシア（スペイン）で、－７と爆発的に伸ばしている。
アドリア・アルナウスは２イーグル、５バーディー、１ダブルボギー、ジョエル・スタルターは１イーグル、７バーディー、２ボギーで、アルフレッド・ガルシアは９バーディー、２ボギーであった。
アルナウス爆発力で三位付け
スタルタースタートダッシュ三位付け
ガルシアやスタートダッシュ三位付け
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング１１３位のカレ・サモーヤ（フィンランド）、世界ランキング１２７位のジャスティン・ハーディング（南アフリカ）、世界ランキング１３９位のキャラム・ヒル（スコットランド）は－６と大きく伸ばし、６位タイに付けている。
世界ランキング６６位のガリック・ヒーゴ（南アフリカ）、世界ランキング１７３位のホルヘ・カンピーヨ（スペイン）、世界ランキング１９４位のコナ・サイメ（フィンランド）は－５と大きく伸ばして１６位タイに付けている。
世界ランキング１０７位のディーン・バーメスター（南アフリカ）は－３まで伸ばして３８位タイに付けている。
世界ランキング９９位のサーミ・ベリメキ（フィンランド）、世界ランキング１５０位のロマン・ランガスク（フランス）は－２で５４位タイと少し出遅れている。
そして川村昌弘、世界ランキング１２０位のローリー・カンター（イングランド）は－１で７４位タイと出遅れている。
川村昌弘に付いてもう少し詳しく見ておくと、インスタート（第１０ホールから）で、前半では第１１ホールでバーディーを決めて、続く６ホールをパーで凌いだ後、第１８ホールでもバーディーを決め、－２まで伸ばしている。
後半に入って５ホールをパーで凌いだ後、第６ホールでバーディーを決め、初日中々好い出だしかと思われたが、１つ空いて第８ホールでダブルボギーを叩いてしまい、結局－１で第２日目へと繋ぐことになった。
これはまたCUTラインが気になる展開となりそうだ！？
川村や先ずは通過を期待して
川村やＣＵＴラインが気に掛かり
それから、世界ランキング１６０位のマイケル・ロレンゾ・ベラ（フランス）は＋１で１０４位タイと大きく出遅れている。
