マリナーズがオリオールズと対戦して0対6で完封負けしている。
マリナーズの先発投手は大分落ち着いて来た速球派左腕、菊池雄星(29歳、183㎝、91㎏)で、7回で87球投げ、5安打(1本塁打)7三振1四球3失点3自責点の好投ながら負けが付いて1勝2敗となったが、防御率は4.40から4.30へと少し好くなっている。
ウィキペディアによると速球の最速が158㎞/h、平均が149㎞/hとなっているが、今日も要所で97mph(97マイル毎時、約156㎞/h)出ていたから、ほぼ全開になって来た感じであろうか!?
ともかくちっとも悪くなかったが、ともかく相手が好過ぎた。
でもまあそれは後で。
参考までに昨年までの3シーズンの成績を見ておくと、2018年シーズンはプロ野球の西武ライオンズで163回3分の2投げて14勝4敗で、奪三振数が153、防御率が3.08、WHIPが1.03とエース級の仕事はしているが、無双はしていないので、メジャーリーグで通用するのかなあ? とは思われた。
2019年シーズンは憧れのメジャーリーグの中でも我が国と特に縁が深そうなマリナーズに移籍して、161回3分の2投げて6勝11敗で、奪三振数が116、防御率が5.14、WHIPが1.52と確り洗礼を受けた感じであった。
2020年シーズンはボールに本来の力が出て来たようで、47回投げて2勝4敗で、奪三振数が47、防御率が5.14、WHIPが1.30と少し好くなっている。
力出せそれでも負けた菊池かな
ミーンズが好過ぎて負けた菊池かな
オリオールズの先発投手はメジャーリーグ4シーズン目の期待の左腕、ジョン・ミーンズ(28歳、191㎝、104㎏)で、9回で113球投げ、0安打9三振無失点のノーヒットノーランで勝ちが付き、4勝0敗となり、防御率は1.70から1.37へと好くなっている。
四球も出しておらず、振り逃げでランナーを出しただけであった。
そして、これで今シーズンのメジャーリーグでは3人目のノーヒットノーランとなる。
ウィキペディアによると速球の平均が148㎞/hとあるから、菊池雄星とそんなに変わらず、まあ速い方と言う感じか!?
参考までに昨年までの3シーズンの成績を見ておくと、2018年シーズンは9月になって漸くメージャー契約が出来、3回3分の1投げて0勝0敗で、奪三振数が4、防御率が13.50、WHIPが1.80であった。
2019年シーズンは確り居場所を得て飛躍的に伸び、155回投げて12勝11敗で、奪三振数が121、防御率が3.60、WHIPが1.14と準エース級の成績を挙げている。
そして2020年シーズンは43回3分の2投げて2勝4敗で、奪三振数が42、防御率が4.53、WHIPが0.98であった。
ミーンズが準完全し力魅せ
ミーンズやほぼ抑え切り勝って魅せ
またレッズがWソックスと対戦して1対0で完封し、延長10回サヨナラ勝ちしている。
レッズの先発投手はソニー・グレイ(31歳、178㎝、88㎏)で、7回で90球投げ、2安打8三振2四球1死球無失点の快投ながら勝敗は付かず0勝2敗のままで、防御率は5.93から3.92へと大幅に改善されている。
中々調子が上がって来ないようで心配していたが、漸く本来の力が出て来た感じであろうか!?
ウィキペディアによると速球の最速が157㎞/h、平均が151㎞/hとまあまあ速い部類の投手である。
参考までに昨年までの3シーズンの成績を見ておくと、2018年シーズンはまだヤンキースで低迷しており、130回3分の1投げて11勝9敗で、奪三振数が123、防御率が4.90、WHIPが1.50と不本意な成績に終わっている。
2019年シーズンはレッズに移籍して見違えるように調子が上がり、175回3分の1投げて11勝8敗で、奪三振数が205、防御率が2.87、WHIPが1.08と内容的にエース級の仕事をしている。
そして2020年シーズンは56回投げて5勝3敗で、奪三振数が72、防御率が3.70、WHIPが1.21と調子が上がり切らずに終わった感じか!?
ソニーグレイ確り抑え繋ぐかな
ソニーグレイ試合を作り力魅せ
Wソックスの先発投手はサイ・ヤング賞投手でベテラン技巧派、ダラス・カイケル(33歳、188㎝、100㎏)で、7回で95球投げ、2安打1三振3四球1死球無失点の粘投ながら勝敗は付かずに1勝1敗のままであったが、防御率は4.65から3.55へと好くなっている。
この投手も調子が中々上がって来ず、ちょっと心配していたが、漸く本来の調子が出て来たようで、ホッとしている。
ウィキペディアによると速球の最速が151㎞/h、平均が145㎞/hとあり、まあプロ野球各チームのエース級ぐらいであろうか!?
サイ・ヤング賞に選ばれたのは2015年シーズンで、それ以外は飛び抜けた感じではないが、まあ準エース級の仕事はしている感じに思える。
参考までに昨年までの3シーズンの成績を見ておくと、2018年シーズンはアストロズ最後のシーズンで、204回3分の2投げて12勝11敗で、奪三振数が153、防御率が3.74、WHIPが1.31であった。
2019年シーズンはブレーブスに移籍し手が、契約が遅れて6月下旬からとなり、112回3分の2投げて8勝8敗で、奪三振数が91、防御率が3.75、WHIPが1.37であった。
この2シーズンを視ても、出られた時はまあまあこのぐらいで安定しているようである。
そして2020年シーズンはWソックスに移籍し、63回3分の1投げて6勝2敗で、奪三振数が42、防御率が1.99、WHIPが1.09と短いシーズンながら好記録を残している。
カイケルや試合を作る仕事魅せ
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