金曜日の朝から千葉県にある「浜野ゴルフクラブ(6638ヤード、パー72)」において国内女子ツアー、「パナソニックオープンレディースゴルフトーナメント」が3日間の日程で開催され、その最終日が強風の吹く悪天候の中、ボールも順位も激しく動いて何とか終わった。
賞金総額は8000万円で、優勝賞金が1440万円で、第2ラウンドを終えて予定通り60位タイまでの枠に入った60名が決勝ラウンドに進めた。
3日間に亘ってその熱いバトルの様子が終日インターネットで生中継されていたから、コロナ禍の中、ゴールデンウィークに入っていることでもあり、最後までのんびりと楽しめた。
なんて、無職の私にゴールデンウィークは関係ないが・・・。
国内の女子のツアーは風の中
激しい上下楽しむのかも
実力派選手等熱く競り合って
国内の女子華があるかも
さて首位タイでホールアウトして、プレーオフの2ホール目を制して見事優勝したのは世界ランキング76位で実力派ベテランの上田桃子(34歳、161㎝、54㎏)で、最終日1ボギーの+1、トータル-5と少し落としながらも、結果として1位上げて来たことになる。
周りが次々とスコアを落として行く中、何とか耐え、プレーオフでも無難なプレイを見せて、それが結局2年振り、ツアー通算16勝目の優勝を呼び寄せたことになる。
上田桃子強風に耐え勝って魅せ
上田桃子風を制して勝って魅せ
上田桃子風には負けず勝って魅せ
首位タイでホールアウトして、プレーオフの2ホール目で負け、結果として単独2位となったのは世界ランキング250位で黄金世代の実力者のひとり、大里桃子(22歳、171㎝、60㎏)で、最終日2バーディー、3ボギーの+1、トータル-5と少し落とし、2位を維持した。
出来れば2勝目を挙げて欲しかったが、プレーオフだけを見ても上田桃子よりも凸凹があり、それが結果へと繋がった。
大里や乱れた結果二位となり
大里や凸凹があり結果二位
以下、気になっていた選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング71位で新世紀世代をリードするひとり、山下美夢有(19歳、150㎝、50㎏)、世界ランキング159位の柏原明日架(25歳、171㎝、63kg)は最終日イーブン、トータル-4と維持し、8位上げて3位タイに入った。
一等小柄な山下美夢有、2日続けて上げて来た力強さはどうだ!?
これは楽しみな選手になって来たものである。
山下や続けて上げて強さ魅せ
山下や風にも負けず上げて魅せ
アスリート的な強さ、魅力があり、前から注目している柏原明日架であるが、今回解説していたタケ小山氏も贔屓と見え、よく注目している様子であった。
柏原最後は上げて強さ魅せ
柏原風にも負けず上げて魅せ
世界ランキング31位で間世代を力強くリードする稲見萌寧(21歳、166㎝、58㎏+自分では7㎏)、世界ランキング123位で飛ばし屋の穴井詩(33歳、165㎝、58㎏)は最終日+1、トータル-4と少し落としながらも3位上げて3位タイに入った。
伸ばしても伸ばしても、結局は強風に押し戻された2人であるが、それでも続けて順位を上げて来るところは流石ではないか!?
稲見萌寧風にも負けず上げ続け
稲見萌寧強風に耐え上げ続け
穴井詩風にも負けず上げ続け
穴井詩強風に耐え上げ続け
世界ランキング90位で黄金世代をリードするひとり、原英莉花(22歳、173㎝、58㎏)は最終日+2、トータル-4と落とし、1位下がって3位タイとなった。
世界ランキング88位でプラチナ世代をリードするひとり、西村優菜(20歳、150㎝、50㎏)は最終日+3、トータル-3と落とし、8位下がって10位タイとなった。
世界ランキング22位でプラチナ世代を力強くリードする古江彩佳(20歳、153㎝、54㎏)は最終日+5、トータル-3と大きく落とし、9位下がって10位タイとなった。
世界ランキング102位で海外の試合にも結構強い実力派中堅の比嘉真美子(27歳、161㎝、58㎏)は最終日-1、トータル-2と強風にもめげずに少し伸ばし、31位も上げて12位タイに入った。
昨日は彼女が優しい人と言う件に付いて書いたが、今日は強い人の面が出たようだ。
最大で20m/sを超えた強風にもめげずに伸ばせた3人の中に入っているから、流石ではないか!?
こんな強さがあるから、海外でも実力を発揮出来るのだろうなあ。フフッ。
比嘉真美子風を制して伸ばすかな
比嘉真美子風にも負けぬ強さ魅せ
世界ランキング449位の堀琴音(25歳、163㎝、53㎏)は最終日+1、トータル-2と少し落としながらも5位上げて12位タイに入った。
堀琴音最後は耐えて上げて魅せ
堀琴音好調維持し上げて魅せ
世界ランキング276位で黄金世代の植竹希望(22歳、170㎝、59㎏)は最終日+4、トータルイーブンと落とし、9位下がって20位タイとなった。
昨日は最後日没の後、走りながらのプレイとなったこともあり、初日の単独首位からここまで下がってしまったが、それでも今回更に注目を浴びることになったので、これからが楽しみである。
世界ランキング137位で中堅飛ばし屋の渡邉彩香(27歳、172㎝、65㎏)は最終日+2、トータル+1と落としながらも、20位も上げて23位タイに入った。
渡邉や続けて上げて強さ魅せ
渡邉や風にも耐えて上げて魅せ
世界ランキング52位で黄金世代をリードする鉄人、小祝さくら(23歳、158㎝、58㎏)は最終日+6、トータル+2と大きく落とし、18位下がって29位タイとなった。
世界ランキング47位の実力派外人選手のペ・ソンウ(韓国、166㎝、59㎏)は最終日+5、トータル+4と大きく落としながらも1位上げて42位タイに入った。
世界ランキング40位で昨シーズンの賞金女王、鈴木愛(26歳、155㎝)は最終日+8、トータル+7と大きく落とし、13位下がって56位タイとなった。