今日は4試合が行われ、全てデーゲームであった。
朝からずっと生憎の天気であったが、その内の3試合はドーム球場での開催であったので、その点に関しては恵まれていた。
さて、試合の方であるが、中日ドラゴンズが阪神タイガースと対戦して2対6で負けている。
阪神タイガースの先発投手は中日ドラゴンズで活躍した後、メジャーリーグでもほどほどの活躍していたチェン・ウェイン(台湾、35歳、183㎝、90㎏)で、6回で86球投げ、5安打4三振1失点1自責点に好投で勝ちが付いて1勝0敗となり、防御率は1.50となっている。
ウィキペディアによると、速球の最速は154㎞/h、平均は147㎞/hとあるが、そんなまあまあ速い感じではなく、最速でも145㎞/hで、殆んどの速球は140㎞/h前後であった。
力感があまりなく、技巧派と言う感じであった。
昨年までのプロ野球での成績は676回3分の2投げて36勝33敗1セーブで、奪三振数が534、防御率が2.58、WHIPが1.08であった。
一方メジャーリーグでの成績は1064回3分の2投げて59勝51敗で、奪三振数が59勝51敗、防御率が4.18、WHIPが1.28とまあまあ通用していた感じであった。
特にオリオールズに居た頃は好く、その結果後の好待遇を得ることが出来たが、移籍後は残念ながら不本意な成績に終わっている。
それはまあともかく、この後の阪神タイガースでの活躍を期待したい。
チェンウェイン巧く抑えて勝って魅せ
チェンウェイン慣れた仕事で勝って魅せ
チェンウェイン次も勝てるか注目し
また、ソフトバンクホークスが日本ハムファイターズと対戦して2対1で辛勝している。
ソフトバンクホークスの先発投手は武田翔太(28歳、187㎝、90㎏)で、7回で89球投げ、4安打7三振無失点の快投で勝ちが付いて2勝1敗となり、防御率は3.24から2.28へと好くなっている。
ウィキペディアによると速球の最速は153㎞/h、平均は145㎞/hと、結構本格派で、2016年頃まではエースかとも思われたが、その後調子を落とし、また故障がちにもなり、大分落ちていた。
参考までに昨年までの3シーズンの成績を見ておくと、2018年シーズンはブルペンも担当し、124回3分の2投げて4勝9敗1セーブで、奪三振数が87、防御利率が4.48、WHIPが1.28と不本意な成績に終わっている。
2019年シーズンは右肘の違和感もあり、クリーニング手術を受けることになったが、80回投げて5勝3敗1セーブで、奪三振数が70、防御率が4.55、WHIPが1.42と更に悪化している。
2020年シーズンは手術のリハビリがあり、また首の張り等の影響が出て、25回投げて2勝2敗で、奪三振数が23、防御率が6.48、WHIPが1.92と更に落ちている。
武田翔太気を入れ直し勝って魅せ
武田翔太快投披露勝って魅せ
それから西武ライオンズがロッテマリーンズと対戦して2対5で負けている。
ロッテマリーンズの先発投手は岩下大輝(27歳、182㎝、90㎏)で、6回で97球投げ、4安打7三振2四球2失点2自責点の力投で勝ちが付いて3勝2敗となったが、防御率は2.45から2.57へと少し悪化している。
ウィキペディアによると、速球の最速は153㎞/hとあるから、結構本格派である。
参考までに昨年までの3シーズンの成績を見ておくと、2018年シーズンは途中で1軍に昇格し、25回3分の2投げて1勝3敗で、奪三振数が17、防御率が4.56、WHIPが1.60と片鱗を見せている。
2019年シーズンは途中に負傷もあったが、ローテを担い、96回3分の1投げて5勝3敗で、奪三振数が74、防御率が3.64、WHIPが1.36と飛躍を見せている。
2020年シーズンは90回投げて7勝7敗で、奪三振数が74、防御率が4.20、WHIPが1.48であった。
今シーズンを更に飛躍の年にすることが出来るか!?
ちょっと注目したい。
岩下や期待に応え力投し
岩下や力投魅せて勝ち重ね