sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

国内女子ツアー最終日、山下美夢有おめでとう!・・・R3.4.18③

 金曜日朝から熊本県にある「熊本空港カントリークラブ(6501ヤード、パー72)」において国内女子ツアー、「KKT杯バンテリンレディスオープン」が3日間の日程で開催され、その最終日が終わった。

 

 賞金総額は1億円で、優勝賞金は1800万円であった。

 

 今回も国内女子ツアーを主戦場とする実力者の何人かは米国女子ツアーに回っていたが、それでも若手有望選手、実力派中堅選手、実力派外国人選手等、楽しみな選手がまだまだ残っていた。

 

 ここに松山英樹、笹生優花、渋野日向子等、今、海外のツアーで活躍している選手の刺激が加わり、何時も以上に熱いバトルを展開していた。

 

 CS放送、地上波で録画放送も含めてまあまああり、時間の合う時にはのんびり楽しめた。

 

        国内の女子のバトルが熱く燃え

 

        国内の女子の戦士が競り合って

 

 さて、単独首位に抜け出てぶっちぎりの初優勝を果たしたのは世界ランキング133位で新世紀世代の山下美夢有(19歳、150㎝、52㎏)で、最終日7バーディー、1ボギーの-6、トータル-14と大きく伸ばし、3位上げて来た。

 

 米国女子ツアーで大活躍した笹生優花と同学年で大いに刺激を受け、一気に首位に駆け上がっている。

 

 その最終日についてもう少し詳しく見ておくと、アウトスタート(第1ホールから)で、トータル-8から出て、前半では第2ホールでバーディーを決め、1つ空いて第4ホールでもバーディーを決め、1つ空いて第6ホールでもバーディーを決めて、続く2ホールをパーで凌いだ後、第9ホールでまたバーディーを決めてトータル-12まで一気に伸ばしている。

 

 後半に入っていきなり第10ホールでボギーを叩いて足踏みしたが、空かさず第11ホールでバーディーを決めて取り返し、バウンスバック!

 

 そして第12ホールでも連続してバーディーを決め、続く2ホールをパーで凌いだ後、第15ホールでもバーディーを決めて、残りの3ホールをパーで凌ぎ、結局更に2打伸ばしてトータル-14としてホールアウトした。

 

 この時点で2位とは5打差も付いており、もう抜き返しようもなく、早々と優勝を決めている。

 

 これで新世紀世代では笹生優花に続く2人目の優勝だそうである。

 

        山下や大きく伸ばし首位奪い

 

        山下や大きく伸ばしぶっちぎり

 

        山下や笹生刺激に勝って魅せ

 

        山下や笹生に続き勝って魅せ      

 

 2位タイに入ったのは世界ランキング55位で黄金世代の鉄人、小祝さくら(23歳、158㎝、58㎏)、、世界ランキング26位でプラチナ世代をリードする古江彩佳(20歳、153㎝、54㎏)で、トータル-9となった。

 

 小祝さくらは最終日5バーディー、2ボギーの-3と伸ばし、5位上げて来た。

 

 これで4月に入ってからの3試合は4位タイ、単独2位、2位タイとなるから、そのタフさ、安定した強さは流石ではないか!?

 

        小祝や確り伸ばし二位に上げ

 

        小祝や続けて二位と強さ魅せ

 

 古江彩佳は最終日3バーディー、3ボギーのイーブンと維持し、2位を維持した。

 

        古江彩佳スコア維持して二位を維持

 

        古江彩佳最後は耐えて二位を維持        

 

 4位タイに入ったのはアマチュアの高校生、飛ばし屋の竹田麗央(18歳、166㎝)、世界ランキング250位でプラチナ世代の吉田優利(21歳、158㎝、58㎏)で、トータル-7となった。

 

 竹田麗央は最終日3バーディー、4ボギーの+1と少し落としながらも4位を維持した。

 

        竹田麗央落としながらも四位維持

 

        竹田麗央四位維持して強さ魅せ

 

 吉田優利は最終日2バーディー、4ボギーの+2と落とし、2位下がった。

  

        吉田優利スコア落として四位に落ち 

 

 以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。

 

 世界ランキング66位で実力派外国人選手のイ・ミニョン(韓国、29歳、168㎝、73㎏)は最終日-1、トータル-5と少し伸ばし、3位上げて9位タイに入った。

 

        イミニョンや最後は上げて強さ魅せ

 

        イミニョンや最後は上げて九位となり    

 

 世界ランキング102位で黄金世代の飛ばし屋、勝みなみ(22歳、157㎝)、世界ランキング123位でベテラン飛ばし屋の穴井詩(33歳、165㎝、58㎏)は最終日-2、トータル-4と伸ばし、14位上げて11位タイに入った。

 

        勝みなみ連日伸ばし強さ魅せ

 

        勝みなみ連日上げて強さ魅せ

 

        穴井詩最後は上げて強さ魅せ

 

 そして、世界ランキング39位で間世代をリードする稲見萌寧(21歳、166㎝、62㎏)は最終日+2、トータル-4と落とし、3位下がって11位タイとなった。

 

 ずっと疲れを口にしていたから、昨日の爆発で気が済んだようである。

 

 ともかく強い選手であることは示すことが出来、自信にもなったであろうが、総合的なタフさでは小祝さくらに一歩譲るようである。

 

 これからもこの楽しみな2人の競り合いに注目して行きたい。

 

        稲見萌寧力が抜けて下がるかな

 

 世界ランキング360位で松山英樹と同じ大学の1年後輩になる沖せいら(28歳、161㎝)は最終日+3、トータル-4と落とし、5位下がって11位タイとなった。

 

 世界ランキング87位でプラチナ世代実力者、西村優菜(20歳、150㎝、50㎏)は最終日イーブン、トータル-3と維持し、5位上げて15位タイに入った。

 

        西村優菜スコア維持して順位上げ

 

        西村優菜最後も上げて強さ魅せ

 

 世界ランキング74位で実力派ベテラン選手の上田桃子(34歳、161㎝、54㎏)は最終日+2、トータル-3と落とし、5位下がって15位タイとなった。

 

 世界ランキング105位で黄金世代の初優勝が待たれる実力者、高橋彩華(22歳、162㎝、55㎏)は最終日5ボギー、1ダブルボギーの+7、トータル-3と大きく落とし、14位下がって15位タイとなった。

 

 前半3ボギー、後半で2ボギー、1ダブルボギーとどんどん落とし、自滅している感じである。

 

 序盤、中盤ぐらいまで好い時があっても、終盤に崩れてしまうこのパターンが多くの試合で見られるが、最後まで優勝争いに加わっている試合も出て来ているので、壁は大分薄くなって来ている気もする。

 

 気持ちを切り替えて、また次の機会に期待したい。

 

        高橋や気持ち切り替えまた期待

 

 世界ランキング129位で実力派ベテラン菊地絵理香(32歳、157㎝、52㎏)は最終日-1、トータル-2と少し伸ばし、8位上げて23位タイに入った。

 

        菊地絵理香最後は上げて強さ魅せ

  

 世界ランキング41位で韓米で賞金女王となったレジェンド、申ジエ(韓国、155㎝、63㎏)は最終日+3、トータル-2と落とし、13位下がって23位タイとなった。