sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

今日メジャーリーグで気になった投手達・・・R3.4.11③

 ツインズがマリナーズと対戦して、延長10回まで行って3対4で惜敗している。

 

 ツインズの先発投手はかつてはほぼ100mph(100マイル毎時、約161㎞/h)投手であったマイケル・ピネダ(ドミニカ、32歳、201㎝、127㎏)で、6回で75球投げ、4安打(2本塁打)6三振2失点2自責点の好投ながら勝敗は付かず1勝0敗のままで、防御率は0.00から1.64と悪化している。

 

 ウィキペディアによると、速球の最速は161㎞/h、平均は150㎞/hとある。

 

 ヤンキースにいるときの印象では、怪我で中々出て来ず、出て来たらまあまあ好かったが、100mph投手のイメージは既になく、松脂疑惑を見ても、ちょっと気弱なタイプであった。

 

 無理せず投げており、コントロールが好く、今回の投球を見ても、無理せず、打たれるときはあっさり打たれている感じか!?

 

 2017年シーズンにトミー・ジョン手術を受け、2018年シーズンはリハビリの為、メジャーリーグでの登板はないので、参考までに昨年までの2シーズンの成績を見ておくと、2019年シーズンは146回投げて11勝5敗で、奪三振数が140、防御率が4.01、WHIPが1.16であった。

 

 このシーズンも9月に禁止薬物の使用で引っ掛かり、60試合の出場停止を食らっている。

 

 2020年シーズンは26回3分の2投げて2勝0敗で、奪三振数が25、防御率が3.38、WHIPが1.20とまあまあ好かった。

 

        実力を発揮し切れぬピネダかな

 

        気の弱さ力出切らぬピネダかな

 

 マーリンズの先発投手は菊池雄星(29歳、183㎝、91㎏)で、6回で94球投げ、5安打(1本塁打)6三振2四球2失点2自責点の好投ながら勝敗は付かず0勝0敗のままで、防御率は4.50から3.75へと改善されている。

 

 因みにウィキペディアによると、速球の最速は158㎞/h、平均は149㎞/hとある。

 

 この頃好い時はそれぐらい出ている感じで、評価が上がって来ている。

 

 参考までに昨年までの2シーズンの成績を見ておくと、メジャーリーグにデビューした2019年シーズンは161回3分の2投げて6勝11敗で、奪三振数が116、防御率が5.46、WHIPが1.52と不本意な成績に終わった。

 

 第一、萎縮しているのか? スピードが出切っていない感じであった。

 

 2020年シーズンは本来のスピードが出て来た感じで、47回投げて2勝4敗で、奪三振数が5.17、WHIPが1.30と数字的にはあまり変わらないように見えても、好意的なコメントが増えていたような気がする。

 

 そして今シーズンは春先から更に評価が上がっているように思え、今後に大いに期待したい。

 

        本来の速さが戻る菊池かな

 

        本来の強さが戻る菊池かな

 

 またメッツがマーリンズと対戦し、0対3で完封負けしている。

 

 メッツの先発投手はサイ・ヤング賞投手で、100mph超投手のジェイコブ・デグロム(32歳、193㎝、82㎏)で、7回3分の2で95球投げ、5安打(1本塁打)14三振1失点1自責点の快投ながら負けが付いて0勝1敗となり、防御率は0.00から0.66へと悪化した。

 

 もう何も言えない、の世界である。

 

 速球の最速は102mph(約164㎞/h)、平均は99mph(約159㎞/h)で、唸りを上げ、変化球は150㎞/hのスライダー等、やはり並外れているが、どう言うわけか、中々勝てない、どころか、こんな風に負けが付くことも多い、メッツ大好き大エースである。

 

 参考までに昨年までの3シーズンの成績を見ておくと、2018年シーズンは217回投げて10勝9敗で、奪三振数が269、防御率が1.70、WHIPが0.91と凄まじい感じで、サイ・ヤング賞に輝いている。

 

 2019年シーズンも同様で、球速が更に増して100mph投手の仲間入りをした感じし、204回投げて11勝8敗で、奪三振数が255、防御率が2.43、WHIPが0.97と素晴らしく、2年連続のサイ・ヤング賞に輝いている。

 

 そして2020年シーズンは68回投げて4勝2敗で、奪三振数が104、防御率が2.38、WHIPが0.96と素晴らしかった。

 

        ディグロムや快投ながら負けが付き

 

        ディグロムや完封出来ず負けが付き

 

 マーリンズの先発投手は期待の若手左腕、テレバー・ロジャース(23歳、196㎝、98㎏)で、6回で82球投げ、3安打10三振2四球無失点の快投で勝ちが付いて1勝1敗となり、防御率は4.50から1.80へと改善されている。

 

 昨シーズンデビューし、これまでに9回先発して2勝目であるが、それが2回共ジェイコブ・デグロム相手であるから、面白い取り合わせではないか!?

 

 速球の速さは動画を視たところ、95mph前後(約153㎞/h)ぐらいか?

 

 参考までにメジャーデビューした昨シーズンの成績を見ておくと、28回投げて1勝2敗で、奪三振数が39、防御率が6.11、WHIPが1.61であった。

 

 要するに、まだまだこれからの投手である。

 

        ロジャースやディグロム相手上手く勝ち