昨日の分であるが、ロッテマリーンズが楽天ゴールデンイーグルスと対戦して0対5で完封負けしている。
楽天ゴールデンイーグルスの先発投手は爽やか系のベテラン、岸孝之(36歳、180㎝、77㎏)で、9回で107球投げ、8安打7三振無失点の快投で完封勝ちして1勝0敗となり、防御率は0.00のままであった。
ここ2年ほど不振がちであったので、久々にすっきりと勝ったイメージである。
参考までに昨年までの3シーズンの成績を見ておくと、2018年シーズンは159回投げて11勝4敗で、奪三振数が159、防御率が2.72、WHIPが0.98とエース級の仕事を見せてくれた。
最優秀防御率に輝いたが、後半膝の炎症等もあり、疲れが出たようである。
2019年シーズンは勤続疲労もあるのか? 色々と故障が出て、93回3分の2投げて3勝5敗で、奪三振数が86、防御率が3.56、WHIPが1.12と落ちている。
2020年も不振が続き、67回3分1とあまり投げられなかったが、終盤持ち直し、7勝0敗で、奪三振数が70、防御率が3.21、WHIPが1.01と内容的には大分改善が見られた。
岸孝之復調兆し完封し
岸孝之復調兆し勝って魅せ
そして今日、ロッテマリーンズが楽天ゴールデンイーグルスと対戦して1対2で惜敗している。
楽天ゴールデンイーグルスの先発投手はお騒がせエースの則本昂大(30歳、178㎝、82lg)で、6回3分の1で109球投げ、4安打3三振3四球1失点1自責点の好投で勝ちが付いて1勝0敗となり、防御率は1.42となった。
参考までに昨年までの3シーズンの成績を見ておくと、2018年シーズンは180回3分の1投げて10勝11敗で、奪三振数が187、防御率が3.69、WHIPが1.23と抑え切れなくなって来た。
肘の痛みが出たことの影響も出て来たようである。
2019年シーズンは右肘の手術の影響もあり、投球回数が減り、68回投げて5勝5敗で、奪三振数が67、防御率が2.78、WHIPが1.00と、内容的には好くなっている。
2020年シーズンは速球、三振等の拘りが大分減って来たように見え、109回投げて5勝7敗で、奪三振数が105、防御率が3.96、WHIPが1.32と内容的に劣化している。
則本やエースの自覚勝って魅せ
則本や仕事は仕事勝って魅せ
それから今日、日本ハムファイターズが西武ライオンズと対戦し、1対1で引き分けている。
日本ハムファイターズの先発投手は新人の伊藤大海(23歳、176㎝、82㎏)で、6回で102球投げ、4安打(1本塁打)8三振2四球1失点1自責点の力投ながら勝敗は付かず、防御率は1.50となっている。
大きくはないが、速球は150㎞/hまで出ており、安定していた。
伊藤大海いきなり仕事分けて魅せ
伊藤大海安定魅せて繋ぐかな
ロッテマリーンズの先発投手は将来のエース候補である速球派の今井達也(22歳、180㎝、70㎏)で、5回で117球投げ、2安打8三振1死球無失点の快投ながら勝敗は付かず、防御率は0.00のままであった。
参考までに昨年までの3シーズンの成績を見ておくと、1軍にデビューした2018年シーズンは78回3分の2投げて5勝5敗で、奪三振数が65、防御率が4.81、WHIPが1.39とまあまあであったが、制球難で調子に波があった。
2019年シーズンもう同様で、135回3分の1投げて7勝9敗で、奪三振数が105、防御率が4.32、WHIPが1.47であった。
そして2020年シーズンは波が大きく出て、61回3分の2投げて3勝4敗で、奪三振数が44、防御率が6.13、WHIPが2.01と内容的に大分悪化している。
そこから見れば、今日の調子は安定しており、それでいて速球の球速は154㎞/hに達していた。
今井達也そろそろエース意識して
失点防ぎ引き分けるかも