昨日の12時20分頃から時差-5時間のアラブ首長国連邦アブダビにある「アブダビGC(7583ヤード、パー72)」において欧州男子ツアーの高額賞金大会、「アブダビHSBC選手権」が4日間の日程で開催され、その初日が日没サスペンデッドを挟んで今日の午後漸く終わっている。
濃霧の所為で始めるのが大分遅くなり、午後遅くなって始めた選手はかなり残している。
何でも賞金総額は800万ドル(約8億3千万円)にも上り、米国男子ツアーを主戦場とする猛者も何人か出場している厚いフィールドとなっている。
日本人選手としては世界ランキング164位の旅人ゴルファー、川村昌弘が出場しており、臆するよりもポイントが高くなると言って燃えるものもあるようだ。
人気のゴルフ&旅情ブログ、「いま僕はココにいます」が更新されており、コロナ禍の中の苦労にも触れられている。
川村や厚いフィールド臆せずに
チャレンジすれば期待するかも
さて、単独首位に立っているのは世界ランキング6位のロリー・マキロイ(北アイルランド)で、8バーディーの-8と大きく伸ばしている。
マキロイや復帰いきなり首位に立ち
マキロイや爆発力で首位に立ち
単独2位に付けているのは世界ランキング9位のティレル・ハットン(イングランド)で、2イーグル、3バーディーの-7と大きく伸ばしている。
ハットンや爆発力で首位を追い
ハットンや大きく伸ばし二位に付け
単独3位に付けているのは世界ランキング372位のファブリツィオ・ザノッティ(パラグアイ)で、6バーディーの-6と大きく伸ばしている。
ザノッティや爆発力で首位を追い
ザノッティや大きく伸ばし三位付け
4位タイに付けているのは世界ランキング110位のラファエル・カブレラベロ(スペイン)、世界ランキング121位のロマン・ランガスク(フランス)、世界ランキング219位のジェーソン・スクリベナー(オーストラリア)で、-5と大きく伸ばしている。
ラファエル・カブレラベロは6バーディー、1ボギー、ロマン・ランガスクは7バーディー、2ボギー、ジェーソン・スクリベナーは8バーディー、1ボギー、1ダブルボギーであった。
カブレラベロ大きく伸ばし首位を追い
ランガスク大きく伸ばし首位を追い
スクリベナー大きく伸ばし首位を追い
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング34位のビクトル・ペレス(フランス)、世界ランキング50位のマット・ウォリス(イングランド)は-4で7位タイに付けている。
世界ランキング37位のリー・ウェストウッド(イングランド)は-3で15位タイに付けている。
世界ランキング17位のマシュー・フィッツパトリック(イングランド)、世界ランキング38位のジャスティン・ローズ(イングランド)、世界ランキング41位のベルンド・ウィースバーガー(オーストリア)は-2で28位タイに付けている。
そして川村昌弘、世界ランキング19位のトミー・フリートウッド(イングランド)、世界ランキング36位のクリスティアン・ベゾイデンハウト(南アフリカ)、世界ランキング48位のイアン・ポールター(イングランド)は-1で40位タイと少し出遅れている。
川村昌弘は1イーグル、3バーディー、4ボギーであったが、もう少し詳しく見ておくと、アウトスタート(第1ホールから)で、前半ではいきなり第1ホールでボギーを叩き、続く2ホールをパーで凌いだ後、第4、5ホールと連続でボギーを叩き、続く第6ホールをパーで凌いだところで日没サスペンデッドとなって、この時点で何と+3で暫定116位タイであった。
残している方が多く、一体どうなることかと心配していたら、今日続きに入り、先ず前半残りの3ホールをパーで凌いだ。
後半に入って3ホールをパーで凌いだ後、第13~15ホールと3連続でバーディーを決めてイーブンに戻し、1つ空いて第17ホールでボギーを叩いたが、空かさず最終の第18ホールでイーグルを決めてトータル-1まで戻している。
既に第2ラウンドに入っており、速報では9ホールを終えて-3、トータル-4まで伸ばし、27位も上げて暫定13位タイに付けているから、予選通過は勿論、上位争いまで期待したくなって来る。
川村や通過当然期待して
川村や上位争い期待して
世界ランキング51位のロバート・マッキンタイア(スコットランド)、世界ランキング54位のアンディ・スリバン(イングランド)はイーブンで60位タイと出遅れている。
世界ランキング3位のジャスティン・トーマス(米国)は+1で85位タイと出遅れている。
これはどうしたことか!?
やっぱりゴルフには精神的なことが大きく関係するように思われる。
そして世界ランキング35位のシェーン・ローリー(アイルランド)は+3で114位タイと大きく出遅れている。