木曜日の4時10分頃から時差-19時間の米国ハワイ州にある「プランテーションコースatカパルア(7596ヤード、パー73)」において米国男子ツアーの選ばれし者の大会、「セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」が4日間の日程で開催され、その第3日目が終わっている。
日本人選手としては世界ランキング19位の松山英樹が出場している。
本来は前年に優勝した選手のみに出場権が与えられるが、昨年は新型コロナウイルス感染症が爆発的に流行した関係で試合数が少なくなり、「ツアー選手権」に出場出来た30名にも出場権が与えられ、松山英樹はそれに該当している。
松山英樹はこの大会にこれまで3回出場しているが、かなり相性が好かったようで、2015年には3位、2017年には2位、そして2018年には4位と、何れにおいてもベスト5に入っている。
その所為もあってか? 今回も優勝候補の予想では高い順位になっているが、第2ラウンド終了時には出場している42名中42位と最下位に沈んでいる。
さて第3ラウンドではどんな展開になったのか!?
ところで、CS放送のゴルフネットワークにおいて8日、9日は8時から、10日、11日は6時から生放送される予定になっている。
またBSNHKでは決勝ラウンドに当たる10日、11日の8時から放送予定となっている。
明日、最終日の11日(月)は成人の日で全国的に休みであるし、朝方から視ればそんなに寝不足に悩むこともないであろう。
最後までのんびり楽しみたい。
松山や最終日まで期待して
松山が繋がるプレイ後期待
さて、首位タイに立っているのは世界ランキング30位でベテランのライアン・パーマー(米国)、世界ランキング29位のハリス・イングリッシュ(米国)で、トータル-21まで伸ばしている。
ライアン・パーマーは3日目9バーディーの-9と大きく伸ばし、1位上げて来た。
特に後半の第12~16ホールと5連続バーディーを決めての追い上げは凄い!?
因みに昨年は20試合に出場して予選落ちが5回あり、ベストテンには5回、ベスト20まで広げると9回、ベスト30まで広げると11回も入っている。
パーマーや爆発力で首位に立ち
パーマーや大きく伸ばし首位に立ち
パーマーやトップに並ぶ力魅せ
ハリス・イングリッシュは3日目7バーディーの-7と大きく伸ばし、首位を維持している。
この選手、昨年も結構印象に残っており、昨年は20試合に出場して予選落ちが2回で、ベストテンに6回、ベスト20まで広げると13回、ベスト30まで広げると15回も入っている。
イングリッシュ爆発力で首位を維持
イングリッシュ大きく伸ばし首位を維持
イングリッシュ首位を維持する力魅せ
単独3位に付けているのは世界ランキング7位のコリン・モリカワ(米国)で、3日目8バーディーの-8、トータル-20と大きく伸ばしながらも1位下がっている。
後半の第12~15ホールと4ホール連続でバーディーを決める等、首位戦線に食らい付いていたが、ちょっとした差で下がっている。
モリカワや爆発しつつ下がり気味
モリカワや首位争いを楽しませ
単独4位に付けているのは世界ランキング13位のダニエル・ベルガー(米国)で、3日目6バーディーの-6、トータル-18と大きく伸ばしながらも2位下がっている。
それでも伸ばし足りないのであるから、今回はかなり厳しい戦いになっている。
バーガーや爆発しつつ下がり気味
バーガーや伸ばし足りずに下がり気味
5位タイに付けているのは世界ランキング18位のイム・ソンジェ(韓国)、世界ランキング3位のジャスティン・トーマス(米国)で、トータル-17まで伸ばしている。
イム・ソンジェは3日目1イーグル、5バーディー、1ボギーの-6と大きく伸ばし、1位上げて来た。
イムソンジェ爆発力で上げて魅せ
イムソンジェ大きく伸ばし上げて魅せ
ジャスティン・トーマスは3日目1イーグル、6バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの-5と大きく伸ばしながらも3位下がっている。
この2人を見ていても、ボギーを叩かないことが如何に大事かと思われる。
トーマスや伸ばし足りずに下がり気味
トーマスや伸ばし足りずに五位に落ち
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング9位のパトリック・カントレー(米国)は3日目-6、トータル-16と大きく伸ばし、3位上げて7位タイに付けて来た。
それにしてもスコアを昨日に続いて大きく伸ばして来たのは流石ではないか!?
カントレー爆発力で上げて魅せ
カントレー連日上げる力魅せ
世界ランキング14位のビクトル・ホブラン(ノルウェー)は3日目-5、トータル-14と大きく伸ばし、7位上げて10位タイに付けて来た。
この選手も昨日に続いて大きく上げて来たのは流石ではないか!?
ホブランや爆発力で上げて魅せ
ホブランや連日上げる力魅せ
世界ランキング1位のダスティン・ジョンソン(米国)、世界ランキング2位のジョン・ラーム(スペイン)は3日目-4、トータル-14と伸ばし、10位タイを維持している。
怖い2人がここに並んでいる!?
ジョンソンや確り伸ばし十位維持
ジョンソンや十位維持する力魅せ
ジョンラーム確り伸ばし十位維持
ジョンラーム十位維持する力魅せ
世界ランキング6位のザンダー・シャウフェレ(米国)は3日目-3、トータル-14と伸ばしながらも4位下がって10位タイとなっている。
世界ランキング27位のキャメロン・スミス(オーストラリア)は3日目-7、トータル-13と大きく伸ばし、16位上げて16位タイに付けて来た。
爆発し大きく上げるスミスかな
爆発し実力魅せるスミスかな
世界ランキング8位のウェブ・シンプソン(米国)は3日目-4、トータル-13と伸ばし、1位上げて16位タイに付けて来た。
シンプソン確り伸ばし上げて魅せ
シンプソン確り伸ばし力魅せ
世界ランキング5位で昨年一気にマッチョになった飛ばし屋のブライソン・デシャンボー(米国)は3日目-3、トータル-13と伸ばしながらも6位下がって16位タイとなっている。
これを見ても、現代のゴルフにおいて人一倍飛ばせるのが有利であり、目を引いても、それだけではないことが分かるから面白い!?
世界ランキング21位のアダム・スコット(オーストラリア)は3日目-5、トータル-12と大きく伸ばし、6位上げて21位タイに付けて来た。
スコットや爆発力で上げて魅せ
スコットや大きく伸ばし力魅せ
世界ランキング25位のジェイソン・コクラック(米国)は3日目-3、トータル -12と伸ばしながらも4位下がって21位タイとなっている。
世界ランキング11位の悪童、パトリック・リード(米国)は3日目-1、トータル-12と少し伸ばしながらも15位下がって21位タイとなっている。
世界ランキング28位のマーク・リーシュマン(オーストラリア)は3日目-2、トータル-10と伸ばしながらも10位下がって32位タイとなっている。
世界ランキング20位のトニー・フィナウ(米国)は3日目-5、トータル-9と大きく伸ばし、5位上げて34位タイに付けて来た。
初日は松山英樹よりまだ下であったが、こんな風に2日続けて大きく上げて来るのは流石ではないか!?
そしてそれでもまだこの位置であるから、今回が如何に伸ばし合いになっているか分かろうと言うのもである。
トニーフィナウ大きく伸ばし力魅せ
トニーフィナウ連日伸ばし力魅せ
世界ランキング23位のアブラハム・アンサー(メキシコ)、世界ランキング26位のケビン・キスナー(米国)は3日目-4、トータル-9と伸ばし、34位タイを維持している。
アンサーや確り伸ばし順位維持
キスナーや確り伸ばし順位維持
そして松山英樹は3日目3バーディー、2ボギーの-1、トータル+1と少し伸ばしながらも最下位の単独42位のままであった。
3日目に付いてもう少し詳しく見ておくと、全員アウトスタート(第1ホールから)で、トータル+2から出て、前半では2ホールをパーで凌いだ後、第3ホールでボギーを叩き、1つ空いて第5ホールでバーディーを決めて取り返し、続く2ホールをパーで凌いだ後、第8ホールでまたボギーを叩いたが、空かさず第9ホールでバーディーを決めてバウンスバック!
結局トータル+2のままであった。
後半に入って6ホールをパーで凌ぎ、第16ホールで漸くバーディーを決め、続く2ホールをパーで凌いでトータル+1まで戻して最終日へと繋いでいる。
終わったことは四の五の言っても仕方が無い。
それによく観れば十分粘りが感じられるし、明日、最終日こそ本人も言っているように、納得の行くプレイをして、次戦へと上手く繋ぐことを期待したい。
松山や最下位のまま最後へと
松山や最下位のまままた明日
松山や気分を換えて最終日