12月28日(月)から北海道にある「明治北海道十勝オーバル」においてスピードスケートの全日本選手権が3日間の日程で開催されていた。
そこで女子のオールラウンダー、高木美帆(26歳、164㎝、58㎏)が昨日まで一昨日の500m、3000m、そして昨日の1000mと3冠を成し遂げていたが、最終日の今日、1500mでも優勝し、2時間置いて5000mでも優勝し、圧巻の5冠を達成した。
男子ではまだいないそうであるが、これまでに6人おり、高木美帆自身も2度目の達成になると言うから、流石の強さではないか!?
もう少し詳しく見ておくと、12月28日(月)に行われた500mでは以下の様であった。
1位 高木美帆 37秒80
2位 小平奈緒 38秒04
3位 郷亜里砂 38秒19
4位 辻麻希 38秒38
5位 稲川くるみ 38秒45
第一人者の小平奈緒(34歳、165㎝、60㎏)の調子が上がっていないのとは言え、ここで唯1人37秒台を出して優勝したところから今回の快挙が始まっている。
高木美帆小平破り自信持ち
高木美帆小平破り先が見え
また3000mは以下の様であった。
1位 高木美帆 4分03秒97 国内&リンク新記録
2位 佐藤綾乃 4分05秒77
3位 押切美沙紀 4分08秒52
4位 高木菜那 4分12秒09
5位 ウイリアムソン・レミ 4分12秒94
12月29日(火)には1000mが行われ、以下の様であった。
1位 高木美帆 1分14秒02 リンク新記録
2位 山田梨央 1分15秒90
3位 高木菜那 1分16秒26
4位 小平奈緒 1分16秒34
5位 郷亜里砂 1分16秒82
高木美帆得意の千でリンク新
そして今日、12月30日(水)は先ず1500mが行われ、以下の様であった。
1位 高木美帆 1分54秒08 国内&リンク新記録
2位 押切美沙紀 1分56秒55
3位 高木菜那 1分57秒23
4位 佐藤綾乃 1分57秒66
5位 小野寺優奈 1分58秒47
ここは得意分野であるから勝つのは当然としても、そこでも好記録を出しているから、流石ではないか!?
高樹美帆千五百ではぶっちぎり
それにここで相当疲れていたようであるが、それでも2時間ほど休んで挑んだ最終種目の5000mでは以下の様であった。
1位 高木美帆 7分07秒33 リンク新記録
2位 押切美沙紀 7分11秒77
3位 ウイリアムソン・レミ 7分17秒90
4位 佐藤綾乃 7分21秒27
5位 北原もえ 7分28秒90
この種目を終えて高木美帆はエネルギーを出し切り、目が回ったそうであるが、暫らく横になって立ち上がり、最終組が終わるのを待つ間、自転車漕ぎでクールダウンしていたから流石ではないか!?
なんて、今日は録画にせよ映像を視ていたから、感心してばかりだなあ。フフッ。
高木美帆最後の五千気力出し
全てを掛けて勝ち切るのかも
本人はそれでも幾つかの不満があったようだが、それが彼女を更なる高みへと押し上げて行くことを今後も見守り、応援したい。