先週の金曜日の０時２０分頃から時差－１５時間の米国テキサス州にある「チャンピオンズＧＣ サイプレスクリーク・コース（６７３１ヤード、パー７１）、ジャックラビット・コース（６５５８ヤード、パー７１）」において米国女子ツアーのメジャー大会、「全米女子オープン選手権」が４日間の日程で開催され、悪天候の後の難しい状況、難しい設定の中、その第４ラウンド、すなわち最終日の分が悪天候によるサスペンデッドを挟んで２日掛かりで終わった。
予選ラウンドでは上記の２つのコースを回り、決勝ラウンドでは長い方のサイプレスクリーク・コースを回った。
これまでにも日本人選手が度々上位入賞を果たして来ている大会であるが、今年は何と１９人が出場して９人が決勝ラウンドに進んでいる。
そして渋野日向子が第３ラウンドで落としながらも何とか単独首位を維持していたから、最後の最後まで目が離せず、面白かった！？
生放送は何時通りにＷＯＷＯＷだけかと諦めかけていたら、ＣＳ放送のゴルフネットワーク、テレビ東京系列でも行われており、更にインターネットも活用されているから、のんびり楽しむことが出来た。
なでしこや米国ツアー賑わせて
米国でやまとなでしこ活躍し
胸熱くしてつい寝不足に
さて、昨日は優勝したキム・アリム、大健闘の末、単独４位となった渋野日向子等のことを書いたが、今日は高橋彩華以下、残りの日本人選手を中心に触れておきたい。
世界ランキング１４７位（先週の段階。以下同様）で黄金世代の高橋彩華（２２歳、１６２㎝、５５kg）は最終日４バーディー、４ボギーのイーブン、トータル＋４と維持し、１４位上げて１１位タイに入った。
なお、この大会の結果、世界ランキングは１１２位まで上がっている。
地味ながら実力者である。
これが自信となって今後の活躍に繋がることを期待したい。
高橋や最後の耐えて上げて魅せ
高橋や最後も上げて自信付け
世界ランキング５０位で新世紀世代の笹生優花（日本＆フィリピン、１９歳、１６６㎝、６３㎏）、世界ランキング１０６位で地味ながら実力者の岡山絵里(２４歳、１６１㎝、６４㎏)は最終日＋１、トータル＋５と少し落としながらも１２位上げて１３位タイに入った。
最終日、笹生優花は３バーディー、２ボギー、１ダブルボギーで、岡山絵里は５バーディー、６ボギーであった。
笹生優花は３日目ガタガタと崩れ掛けたが、好く持ち直したものである。
これも好い経験となって残ることを期待したい。
なお、この大会の結果、世界ランキングは４５位まで上がっている。
笹生優花気分を換えて上げて魅せ
笹生優花気分を換えて最後上げ
岡山絵里は高橋彩華より更に下の方から上げ続けて来たのは流石ではないか！？
なお、この大会の結果、世界ランキングは９７位まで上がっている。
岡山や実力発揮上げ続け
岡山や最終日まで上げて魅せ
世界ランキング１４位のユ・ソヨン（韓国）は最終日＋１、トータル＋６と少し落としながらも１３位上げて２０位タイに入った。
ユソヨンや最後も上げて強さ魅せ
世界ランキング２位のキム・セヨン（韓国）は最終日＋５、トータル＋６と大きく落とし、１１位下がって２０位タイとなった。
そして世界ランキング７位で黄金世代の畑岡奈紗（２１歳、１５８㎝）、世界ランキング２６位のジェシカ・コルダ（米国）は最終日＋１、トータル＋７と少し落としながらも１６位上げて２３位タイに入った。
ジェシカ・コルダは一旦下がりながらもじわじわ上げて来たのは流石ではないか！？
ジェシカコルダ最後も上げて力魅せ
畑岡奈紗は最終日１バーディー、２ボギーで、何とか耐えてここまで上げて来た感じがし、第一人者の意地が感じられる！？
今週は選ばれし者の高額賞金大会、「CMEグループ・ツアー選手権」が開催され、当然のように選ばれているから、今週にも期待したい。
畑岡や最後は上げて意地を魅せ
畑岡や最後は上げて力魅せ
世界ランキング２４位のチェ・ヘジン（韓国）は最終日＋２、トータル＋８と落としながらも９位上げて３０位タイに入った。
チェヘジンや落としながらも上げて魅せ
世界ランキング２１位のジェニファー・クプチョ(米国)は最終日＋４、トータル＋８と落とし、５位下がって３０位タイとなった。
世界ランキング８１位のキム・ジヨン（韓国）は最終日＋９、トータル＋８と大きく落とし、２７位も下がって３０位タイとなった。
第３ラウンドの上げっぷりからこの選手こそ怖い存在のように思えたが、今回はそうでもなかったようだ。
ただ、こんな風に幾らでも出て来る選手がいる層の厚さには感心させられる。
韓国の層の厚さに感心し
世界ランキング２８位で今年の全英女子チャンピオン、ソフィア・ポポフ（ドイツ）は最終日＋２、トータル＋９と落としながらも１１位上げて４０位タイに入った。
落としつつ上がって魅せたポポフかな
世界ランキング２３位のハナ・グリーン（オーストラリア）は最終日＋４、トータル＋９と落とし、７位下がって４０位タイとなった。
世界ランキング６位でカナダの妖精、ブルック・ヘンダーソン（カナダ）は最終日 ＋１、トータル＋１０と少し落としながらも１７位上げて４４位タイに入った。
ヘンダーソン落としながらも上げて魅せ
ヘンダーソン最後は上げて力魅せ
世界ランキング８位のミンジー・リー（オーストラリア）は最終日＋４、トータル ＋１１と落としながらも４位上げて４６位タイに入った。
ミンジーリー最後は上げて強さ魅せ
世界ランキング２９位のリゼット・サラス（米国）は最終日＋８、トータル＋１１と大きく落とし、２７位も下がって４６位タイとなった。
世界ランキング４位のダニエル・カン（米国）は最終日＋３、トータル＋１２と落としながらも９位上げて５２位タイに入った。
ダニエルカン落としながらも上げて魅せ
ダニエルカン最後は上げて力魅せ
世界ランキング４３位で国内女子ツアーを主戦場とするペ・ソンウ（韓国）は最終日＋６、トータル＋１２と大きく落とし、１３位下がって５２位タイとなった。
そして世界ランキング６１位で谷間世代の稲見萌寧（２１歳、１６６㎝、５８㎏）は最終日１バーディー、５ボギー、１ダブルボギーの＋６、トータル＋１３と大きく落とし、３位下がって５４位タイとなった。
世界ランキング９１位で黄金世代の、そして米国女子ツアーに活躍の場を求めた河本結（２２歳、１６３㎝、５８㎏）は最終日１バーディー、８ボギー、１ダブルボギーの＋９、トータル＋１５と大きく落し、２１位も下がって単独６０位となった。
でもまあ、予選を通過したことで自信が蘇ってくれることを期待したい。
世界ランキング９７位で昨年のこの大会で５位タイに入り、海外にも強い比嘉真美子（２７歳、１６１㎝、５８㎏）は最終日５バーディー、２ダブルボギーの＋９、トータル＋１６と大きく落とし、１０位下がって６１位タイとなった。
そして、世界ランキング１４８位の三ヶ島かな（２４歳、１６４㎝、５１㎏）は最終日１バーディー、７ボギー、１ダブルボギーの＋８、トータル＋１９と大きく落とし、単独６５位のままであった。
