今日18時半頃から福岡県にあるPay Payドームにおいてプロ野球日本シリーズの第4戦が行われた。
王手を掛けたソフトバンクホークスが読売ジャイアンツと対戦し、4対1で勝って、見事4連覇を果たした。
先制したのは読売ジャイアンツで、この辺りはこれまでの3戦とは違う空気を醸し出す。
1回表、1番の若林晃弘がいきなり2ベースを放ち、それを2番坂本勇人が2ベースで返している。
打つべき選手が打ち、ソフトバンクホークスに緊張が走ったか!?
ところがどっこい、それで目を覚ましたように1回裏、2番の中村晃2ベースを放ち、3番柳田悠岐がライトへの2ランで返して2対1と逆転!
そして2回裏、7番牧原大成がライトへのヒットを放ち、9番甲斐拓也がそれをレフトへの2ランで返して4対1とリードを広げた。
その後は好投手が試合を締め、そのまま試合が進んだ。
ソフトバンクホークスで気に留まったのは2番手に2回から登板した中継ぎの松本裕樹(24歳、182㎝、82㎏)で、2回3分の2で43球投げ、2安打4三振無失点と抑え切って勝ちが付き、1勝0敗となって、防御率は0.00のままであった。
速球の最速は153㎞/hであったが、多くは140㎞/h台後半で、それでも見た目以上に力があると解説陣が言っていた。
要するに生きの好いピッチングを見せている。
参考までに2018年シーズンから今シーズンまでの成績を見ておくと、2018年シーズンは28回3分の2投げて1勝2敗で、奪三振数が20、防御率が3.45、WHIPが1.36であった。
2019年シーズンは33回3分の2投げて1勝1敗で、奪三振数が32、防御率が4.01、WHIPが1.37であった。
そして、今シーズンは28回3分の1投げて0勝1敗で、奪三振数が27、防御率が3.49、WHIPが1.38であった。
これだけを見れば特別に凄いと言う気もしないが、それはパリーグ全体のレベルが高くなっていると言うことであろうか!?
松本や生き好く投げて試合締め
松本や気合で試合締めて魅せ
読売ジャイアンツで気に留まったのは3回裏から3番手で登板した将来のエース候補? 戸郷翔征(20歳、186㎝、75㎏)で、2回3分の1で35球投げ、無安打4三振1四球無失点の快投で、勝敗は付かなかったが、防御率は5.40から3.18へと好くなっている。
日本シリーズではブルペンに回って徐々に好くなっている気がする。
参考までにデビューした2019年シーズンから今シーズンまでの成績を見ておくと、2019年シーズンは8回3分の2投げて1勝0敗で、奪三振数が11、防御率が2.08、WHIPが1.04と頭角を現し、日本シリーズも経験している。
そして今シーズンは開幕ローテーションに入り、107回3分の2投げて9勝6敗で、奪三振数が106、防御率が2.76、WHIPが1.20と飛躍している。
ウィキペディアを見ると、日本シリーズに3試合に救援登板し、敢闘賞を受賞した、なんて早速書いてあった。
速球の球速は最速で153㎞/hぐらい出ており、150㎞/h超の球を普通に投げていた。
球速く記事も直ぐ出る戸郷かな
球速く今後に期待戸郷かな