sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

日本シリーズ第3戦で気になった投手達・・・R2.11.24②

 今日は日本シリーズの第3戦がPay Payドームに場所を移して行われた。

 

 ソフトバンクホークス読売ジャイアンツと対戦し、継投で1安打完封勝ちしている。

 

 ソフトバンクホークスの先発投手は米国のメジャーリーグから移籍して1年目のマット・ムーア(米国、31歳、190㎝、95㎏)で、7回で93球投げ、無安打5三振2四球無失点の快投で勝ちが付いて1勝0敗となり、防御率は0.00のままであった。

 

 速球は常に150㎞/hを超えており、最速154㎞/hであったから、よくコントロールされている感じであった。

 

 この時期に、しかも元気のない読売ジャイアンツでは手も足も出ない様子で、まさにメジャー級であった。

 

 ただ、この投手メジャーリーグでの9年間で894回3分の2投げて54勝56敗で、奪三振数が806、防御率が4.51、WHIPが1.40である。

 

 それに2014年にトミー・ジョン手術を受けてから、152㎞/hあった速球の平均が147㎞/hに落ちていたと言う。

 

 その投手にソフトバンクホークスは年俸350万ドル+出来高最高で250万ドルの1年契約をしている。

 

 ウィキペディアでそんなことを知ると、松坂大輔を思い出した。

 

 松坂大輔メジャーリーグ8年で790回3分の1投げ56勝43敗で、奪三振数が720、防御率が4.45、WHIPが1.40とあまり変わらず、途中でトミー・ジョン手術を受けていることも同様である。

 

 複数年契約のところが信用買いであったが、1年当たりの年棒に付いてはそんなに変わらない気もする。

 

 それはまあともかく、2018年シーズンから今シーズンまでの成績を見ておくと、2018年シーズンは102回投げて3勝8敗で、奪三振数が86、防御率が6.79、WHIPが1.66であった。

 

 2019年シーズンは10回投げて0勝0敗で、奪三振数が9、防御率が0.00、WHIPが0.40であった。

 

 そしてソフトバンクホークスに移籍した今シーズンは7月に練習中の怪我で2カ月ほどの離脱はあったが、78回投げて6勝3敗で、奪三振数が89、防御率が2.65、WHIPが1.10と中々好かった。

 

 それに今日の投球を観ても、球速が戻って来ている感じである。

 

        期待した以上の仕事ムーアかな

 

        期待超え抑えて魅せたムーアかな

 

 読売ジャイアンツの先発投手は今シーズン韓国リーグから移籍して来たエンジェル・サンチェス(ドミニカ、30歳、185㎝、88㎏)で、6回3分の1で92球投げ、6安打(1本塁打)7三振2四球3失点3自責点の力投ながら負けが付いて0勝1敗となり、防御率は4.26となった。

 

 ソフトバンクホークス打線を相手にむしろ好く抑えたと言えるのかも知れない。

 

 韓国リーグでは昨シーズン165回投げて17勝5敗で、防御率が2.62であったと言う。

 

 被本塁打は2であったとか。

 

 今日の球速はマット・ムーアと変わらなかったから、プロ野球からすれば十分以上にエース級である。

 

        サンチェスや十分力魅せて負け

 

        サンチェスや十分仕事魅せて負け

 

 なお、これでソフトバンクホークスの3連勝で、王手が掛った。