木曜日21時頃から時差-13時間(サマータイム中、それ以外では-14時間)の米国ジョージア州にある「グレートウォーターズコース(6664ヤード、パー72)」において米国女子ツアー、「ドライブ・オン選手権」が4日間の日程で開催され、その第3日目、すなわち決勝ラウンド第1日目が終わっている。
日本人選手としては世界ランキング219位のベテラン、上原彩子が出ていたが、残念ながら第2日目に大きく落とし、CUTの憂き目に遭っている。
何時もであればここで興味を急速に失うのであるが、今回は第3日目の結果を確認してみると、注目のアジア人選手、世界ランキング233位で飛ばし屋のビアンカ・パグダナナン(フィリピン)が続けて頑張っているので、書いておきたくなった。
さて、単独首位を維持しているのは世界ランキング62位のアリー・マクドナルド(米国)で、3日目5バーディー、2ボギーの-3、トータル-13と伸ばしている。
マクドナルド確り伸ばし首位を維持
マクドナルド確り伸ばし首位保ち
単独で2位を維持しているのはビアンカ・パグダナナン(フィリピン)で、3日目5バーディー、2ボギーの-3、トータル-12と伸ばしている。
そしてこの日のドライビングディスタンスは310ヤードと群を抜いている。
なお、参考の為に以下で飛ばしそうな選手に付いてもこの日のドライビングディスタンスを付しておく。
パグダナナン更に飛ばして二位を維持
パグダナナン更に飛ばして首位を追い
単独3位に付けているのは世界ランキング5位のダニエル・カン(米国)で、3日目6バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの-2、トータル-11と伸ばしながらも1位下がっている。
ダニエルや伸ばしながらもまた下がり
単独4位に付けているのは世界ランキング13位のカルロタ・シガンダ(スペイン)で、3日目5バーディー、1ボギーの-4、トータル-10と伸ばし、4位上げて来た。
予選ラウンドではドライビングディスタンスが280ヤード以上とよく飛ばしていたが、この日は259.5ヤードであった。
ただ、初日の出遅れを予選ラウンドの内に一気に取り戻し、決勝ラウンドに入ると更に首位争いにまで加わって来るのは流石ではないか!?
シガンダや更に伸ばして首位を追い
シガンダやトップ争い期待させ
今もYAHOOのスポーツナビに外部から入る情報は遅れがちのようなので、仕方が無いからランキングは他の情報に拠っている。
以下、気になる選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング38位のブリタニー・アルトマレ(米国)は3日目-2、トータル-8と伸ばし、2位上げて6位タイに付けて来た。
アルトマレ確り伸ばし上げて魅せ
アルトマレ巧さを魅せて上げるかな
世界ランキング19位の飛ばし屋、アリヤ・ジュタヌガーン(タイ)は3日目イーブン、トータル-8と伸ばせず、2位下がって4位を維持している。
飛ばし過ぎる為にドライバーは入れない!? あまり使わない? なんて聞くこともあるアリヤ・ジュタヌガーンは、それでもこの日のドライビングディスタンスを確認すると279.5ヤードと、他の選手と遜色無く、と言うか? 目立つ程遠くまで飛ばしている。
伸ばせずに六位に下がるアリヤかな
通過後は少し停滞アリヤかな
世界ランキング39位のリディア・コ(ニュージーランド)は3日目-4、トータル-7と伸ばし、12位上げて9位タイに付けて来た。
元々世界ランキングの頂点を長きに亙り維持していた実力者であるから、これは面白くなって来た!?
リディアコや続けて伸ばし上げて魅せ
リディアコや続けて上げて期待させ
世界ランキング20位のハナ・グリーン(オーストラリア)は3日目-4、トータル-6と伸ばし、19位上げて13位タイに付けて来た。
2日続けてのこの上げ方は凄い!?
ハナグリーン続けて伸ばし上げて魅せ
ハナグリーン続けて上げて期待させ
世界ランキング35位のメリッサ・レイド(イングランド)は3日目+1、トータル-6と少し落とし、8位下がって13位タイとなっている。
ただ、力を入れて来たのか? ドライビングディスタンスは280ヤードと、よく飛ばしている。
飛ばし過ぎ?少し落としたレイドかな
世界ランキング48位のギャビー・ロペス(メキシコ)は3日目-2、トータル-5と伸ばし、3位上げて18位タイに付けて来た。
なお、この日のドライビングディスタンスは278.5ヤードであった。
確りと伸ばして上げるロペスかな
世界ランキング76位のジェニファー・ソン(米国)は3日目-1、トータル-5と少し伸ばしながらも、1位下がって18位タイとなっている。
なお、この日のドライビングディスタンスは274ヤードであった。
世界ランキング23位のジェニファー・クプチョ(米国)、世界ランキング32位のステイシー・ルイス(米国)は3日目-1、トータル-4と少し伸ばしながらも、3位下がって24位タイとなっている。
世界ランキング10位で飛ばし屋のレキシー・トンプソン(米国)は3日目-4、トータル-3と伸ばし、24位も上げて30位タイに付けて来た。
大きく下がった次の日は大きく上げて、忙しいことである。
なお、この日のドライビングディスタンスは270.5ヤードであったから、彼女にすれば慎重に行ったと言うところであろうか!?
トンプソン慎重に攻め上げて魅せ
トンプソン確り伸ばし上げて魅せ
世界ランキング33位のオースティン・アースト(米国)は3日目-5、トータル-2と大きく伸ばし、34位も上げて36位タイに付けて来た。
ぎりぎりの通過からここまで上げて来るのは流石で、この後が面白くなって来た!?
アーストや通った後は爆上げし
アーストや通った後も期待させ
世界ランキング42位のキャロライン・マッソン(ドイツ)は3日目-1、トータル-1と少し伸ばし、1位上げて44位タイに付けて来た。
世界ランキング46位のリュウ・ユー(中国)、世界ランキング47位のクリスティン・ギルマン(米国)は3日目-1、トータルイーブンと少し伸ばし、3位上げて51位タイに付けて来た。
世界ランキング50位のチ・ウンヒ(韓国)は3日目+2、トータルイーブンと落とし、19位下がって51位タイとなっている。
世界ランキング44位のモリヤ・ジュタヌガーン(タイ、アリヤ・ジュタヌガーンの姉)は3日目+1、トータル+1と少し落とし、10位下がって55位タイとなっている。
世界ランキング25位のソフィア・ポポフ(ドイツ)は3日目+2、トータル+1と落とし、19位下がって55位タイとなっている。
世界ランキング9位のミンジー・リー(オーストラリア)は3日目+3、トータル+2と落とし、25位も下がって61位タイとなっている。
そして世界ランキング21位のジェシカ・コルダ(米国)は3日目+5、トータル+2と大きく落とし、40位も下がって61位タイとなっている。
大きく上げた次の日は大きく下がり、忙しいことである。
なお、この日のドライビングディスタンスは282ヤードと、よく飛ばしている。
ただ、こう見て来てもビアンカ・パグダナナンが如何に飛ばし屋であるか? そして決して無理はしていないことが窺え、最後まで注目したくなって来る。
そして以前は彼女を上回っていた笹生優花も米国女子ツアーで活躍出来そうな気になり、少しでも早く米国女子ツアーでの彼女を観たくなって来た。