先週金曜日未明からは時差-16時間(サマータイム中、それ以外では-17時間)の米国ネバダ州にある「シャドークリークGC(7527ヤード、パー72)」において米国男子ツアー、「ザ・CJカップ@シャドークリーク」が4日間の日程で開催され、その最終日が終わった。
予選落ちの無い大会で、日本人選手としては世界ランキング20位の松山英樹が出ていた。
先週のまさかの予選落ちから気持ちを切り替えられたようで、初日は14位タイと本人も納得の位置!? に付け、第2日目は8位タイとまあまあ順当に伸ばせたようであるが、第2日目は伸ばしながらも10位タイに下がっている。
流石猛者達が結集した大会である。
さて、最終日はどんな展開になったのか!?
松山猛者等に交じり奮闘し
松山や猛者等と共に奮闘し
さて、単独首位に抜け出て見事優勝したのは世界ランキング53位のジェイソン・コクラック(米国)で、最終日-8、トータル-20と大きく伸ばし、1位上げて来た。
年齢は35歳になっているが、嬉しい初優勝だそうな。
この結果、世界ランキングは26位まで上がっている。
コクラック初の優勝決めて魅せ
コクラック爆発魅せて初勝利
単独で2位を維持したのは世界ランキング8位のザンダー・シャウフェレ(米国)で、最終日-6、トータル-18と大きく伸ばした。
この結果、世界ランキングは7位に上がっている。
シャウフェレや大きく伸ばしランク上げ
シャウフェレや伸ばしてランク上げて魅せ
3位タイとなったのは世界ランキング10位のティレル・ハットン(イングランド)、世界ランキング121位のラッセル・ヘンリー(米国)で、トータル-17まで伸ばした。
ティレル・ハットンは最終日-7と大きく伸ばし、3位上げて来た。
先週欧州男子ツアーの高額賞金大会、「BMW PGA選手権」で優勝し、今週はより厚いフィールドの米国男子ツアーでもこの好成績である。
この結果、世界ランキングは9位に上がっている。
ハットンや実力発揮ランク上げ
ハットンや最後踏ん張りランク上げ
ラッセル・ヘンリーは最終日-2と伸ばしながらも2位下がった。
それでもこの奮闘の結果、世界ランキングが76位まで上がっている。
ヘンリーや奮闘魅せてランク上げ
ヘンリーや奮闘続けランク上げ
単独5位となったのは世界ランキング158位のテイラー・グーチ(米国)で、最終日-4、トータル-16と伸ばしながらも3位下がっている。
それでもこの結果、世界ランキングは116位まで上がっている。
頑張ってランクを上げたグーチかな
奮闘しランクを上げたグーチかな
なお、何時も利用させて貰っている世界ランキング、今年の成績等のYAHOOスポーツナビにおけるデータは1週、時には2週遅れているので、今回は世界ランキングのみを外部のデータから引っ張って来た。
以下、気になった選手について簡単に書き留めておく。
世界ランキング69位のラント・グリフィン(米国)は最終日イーブン、トータル -12と伸ばせず5位下がって7位タイとなった。
世界ランキング29位のビクトル・ホブラン(ノルウェー)は最終日-2、トータル-8と伸ばし、6位上げて12位タイに入った。
ホブランや最後も上げて力魅せ
世界ランキング19位のマシュー・フィッツパトリック(イングランド)は最終日 -1、トータル-8と少し伸ばし、2位上げて12位タイに入った。
世界ランキング6位のコリン・モリカワ(米国)は最終日+1、トータル-8と少し落とし、3位下がって12位となった。
世界ランキング3位のジャスティン・トーマス(米国)は最終日+2、トータル-8と落とし、6位下がって12位タイとなった。
世界ランキング2位のジョン・ラーム(スペイン)は最終日イーブン、トータル-7と伸ばせず、3位下がって17位タイとなった。
そして松山英樹、世界ランキング4位のロリー・マキロイ(北アイルランド)は最終日+2、トータル-6と落し、11位下がって21位タイとなった。
松山英樹に付いてもう少し詳し目に目ておくと、最終日は4バーディー、3ボギー、1トリプルボギーであった。
アウトスタート(第1ホールから)で、トータル-8から出て、前半では2ホールをパーで凌いだ後、第3ホールでバーディーを決めたが、第5ホールでボギー、第6ホールでトリプルボギーを叩いてしまった。
それでも気を取り直して第7ホールでバーディーを決めたが、第8、9ホールと連続でボギーを叩いてしまい、結局4打落としてトータル-4となった。
後半に入って第11ホールでバーディーを決め、その後ラフでの空振りなんかもありながら6ホールをパーで凌いで、第18ホールでもバーディーを決めて、結局2打伸ばしてトータル-6まで戻している。
この試合の結果、世界ランキングは20位を保っている。
また後半で少し次への気持ちが楽になったのではないだろうか!?
松山や気持ち切り替え次期待
松山や後半戻し気を楽に
世界ランキング30位のシェーン・ローリー(アイルランド)は最終日-5、トータル-5と大きく伸ばし、17位上げて28位タイに入った。
ローリーや大きく伸ばし力魅せ
ローリーや続けて伸ばし力魅せ
世界ランキング21位のアブラハム・アンサー(メキシコ)は最終日-1、トータル-5と少し伸ばし、28位タイを維持した。
世界ランキング13位のダニエル・ベルガー(米国)は最終日イーブン、トータル-5と伸ばせず、3位下がって28位タイとなった。
世界ランキング11位でえらくごつくなり、何だかブライソン・デシャンボーみたいになったブルックス・ケプカ(米国)は最終日+1、トータル-5と少し落とし、10位下がって28位タイとなった。
世界ランキング14位のパトリック・カントレー(米国)は最終日-5、トータル-4と大きく伸ばし、13位上げて38位タイに入った。
カントレー最後は上げて力魅せ
カントレー大きく伸ばし力魅せ
世界ランキング23位のイム・ソンジェ(韓国)は最終日-5、トータル-2と大きく伸ばし、13位上げて45位タイに入った。
イムソンジェ最後は上げて力魅せ
イムソンジェ大きく伸ばし力魅せ
世界ランキング18位のルイ・ウェストヘーゼン(南アフリカ)は最終日-2、トータル-1と伸ばし、3位上げて48位タイに入った。
世界ランキング27位のマット・クーチャー(米国)は最終日-1、トータル+1と少し伸ばし、5位上げて52位に入った。
世界ランキング24位のジャスティン・ローズ(ングランド)、世界ランキング25位のマーク・リーシュマン(オーストラリア)は最終日+3、トータル+1と落とし、14位下がって52位タイとなった。
世界ランキング16位のトミー・フリートウッド(イングランド)は最終日-2、トータル+2と伸ばし、5位上げて59位タイに入った。
世界ランキング22位のポール・ケイシー(イングランド)は最終日+4、トータル+7と落とし、11位下がって69位タイとなった。
世界ランキング28位のゲーリー・ウッドランド(米国)は最終日-1、トータル+9と少し伸ばし、2位上げて単独72位に入った。
ウッドランド最後伸ばしてちと上がり
そして世界ランキング12位のマシュー・ウルフ(米国)は最終日+5、トータル +11と大きく落とし、3位下がって単独73位となった。
そして今週の22日(木)からは、いよいよ我が国発の米国男子ツアー、「ZOZO CHAMPIONSHIP」が米国カリフォルニア州にある「シャーウッドカントリークラブ」において4日間の日程で開催される。
残念ながら新型コロナウイルス感染症の所為で、昨年のように日本国内で行うことは出来ないが、日本人選手としては松山英樹以外にも多数出場する予定なので、楽しみに待ちたい。