sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

ゴルフ国内女子ツアー最終日、稲見萌寧おめでとう! ・・・R2.10.11③

 金曜日朝から静岡県裾野市にある「東名カントリークラブ裾野・桃園コース(6572ヤード、パー72)」において国内女子ツアー、「スタンレーレディスゴルフトーナメント」が3日間の日程で開催され、風雨激しい悪天候の中、その初日が何とか終わったが、第2日目、すなわち予選ラウンド最終日は南海を通過中の台風14号の影響でコースコンディションが悪く、残念ながら中止と決定された。

 

 そして2日間競技と再設定され、最終日、すなわち決勝ラウンドへと駒を進められるのは初日60位タイまでの選手と決められた。

 

 今週も黄金世代(1998年度生まれ)を中心として、プラチナ世代(2000年度生まれ)、その間の自称ダイヤモンド世代(1999年度生まれ、マスコミからは狭間世代、谷間世代とも)、新世紀世代(2001年度生まれ)等の若手有望選手、それに実力派の中堅選手、ベテラン選手、外国人選手が加わって、面白い展開になったのであろうか!?

 

        ゴルフツアー楽しみ奪う野分かな

 

        ゴルフツアー縮小させる野分かな

  

 さて、首位タイでホールアウトし、プレーオフの結果、見事優勝したのは世界ランキング71位でダイヤモンド世代の稲見萌寧(21歳、166㎝、58㎏)で、最終日5バーディーの-5、トータル-5と大きく伸ばし、結果として7位上げたことになる。

 

 最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、アウトスタート(第1ホールから)で、トータルイーブンで出て、前半では第3、9ホールとバーディーを決め、トータル-2まで伸ばしている。

 

 後半に入って暫らくパーで凌ぎ、第15ホールでバーディーを決めて、更に第17、18ホールと連続でバーディーを決め、トータル-5まで伸ばしてプレーオフに持ち込んでいる。

 

 そしてプレーオフ1ホール目でビシッと決めて見せたから流石である。

 

 因みに今年は前の試合までに(以下同様)「AIG全英女子オープン」も入れて5回出場して予選落ちが2回で、ベストテンに1回、ベスト20まで広げると2回、ベスト30まで広げると3回入っている。

 

        稲見萌寧最後の最後逆転し

 

        稲見萌寧挫けぬ強さ魅せて勝ち

 

 首位タイでホールアウトし、プレーオフの結果、2位タイとなったのは世界ランキング46位のペ・ソンウ(韓国、26歳、166㎝、59㎏)、世界ランキング157位で黄金世代の淺井咲希(22歳、151㎝、54㎏)、トータル-5まで伸ばした。

 

 ぺ・ソンウは最終日6バーディー、1ボギーの-5と大きく伸ばし、結果として6位上げたことになる。

 

 最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、アウトスタートで、トータルイーブンで出て、前半ではいきなり第1、2ホールと連続バーディーを決め、更に第5、8ホールとバーディーを決め、トータル-4まで伸ばして首位争いをしている。

 

 後半に入ってもいきなり第10ホールでバーディーを決め、暫らくパーで凌いだが、第15ホールでボギーを叩き、ちょっと後退、そして第18ホールでバーディーを決めて、プレーオフに持ち込んだ。

 

 因みに今年は国内女子ツアーに限ると2回出場して予選落ちは無く、ベストテン、ベスト20は何れも無く、ベスト30まで広げると1回入っている。

 

 ただ韓国ツアーには出ていたそうで、調子は好いようであった。

 

        ペソンウやトップ争い楽しませ

 

        ペソンウやトップ争い強さ魅せ

 

 淺井咲希は最終日4バーディーの-4、トータル-5と伸ばしながらも、結果として1位下がったことになる。

 

 最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、アウトスタートで、トータル-1から出て、前半では第2~4ホールと3連続バーディーを決め、更に第7ホールでバーディーを決めてトータル-5まで伸ばした。

 

 その後はパーで凌ぎ、後半に入ってもパーで凌いでいる内に先にホールアウトした上の2人に追い着かれている。

 

 因みに今年は7回出場して予選落ちが2回あり、ベストテンは無いが、ベスト20まで広げると1回、ベスト30まで広げると3回入っている。

 

        淺井咲希最終日まで楽しませ

 

        淺井咲希最後の最後首位を落ち

 

 単独4位となったのは世界ランキング172位のイ・ナリ(韓国、32歳、161㎝、58㎏)で、最終日6バーディー、3ボギーの-3、トータル-4と伸ばしながらも3位下がった。

 

 最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、アウトスタートで、トータル-1で出て、前半では第1ホールでいきなりバーディーを決め、第4ホールでもバーディーを決めたが、第6ホールでボギーを叩いて一歩後退した。

 

 その後第7、8ホールと連続バーディーを決めたが、第9ホールでボギーを叩いて一歩後退し、トータル-3まで伸ばした。

 

 後半に入ってまたいきなり第10ホールでバーディーを決めたが、第11ホールでボギーを叩いて一歩後退し、暫らくパーで凌いだ後、第17ホールでバーディーを決めてトータル-4まで伸ばした。

 

 因みに今年は4回出場して予選落ちが2回あり、ベストテンに2回入っている。

 

        最後までトップ争いイナリかな

 

 以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。

 

 世界ランキング91位で黄金世代の原英莉花(21歳、173㎝、58㎏)は最終日-6、トータル-2と大きく伸ばし、41位も上げて5位タイに入った。

 

 何でも最終日で一番伸ばしたそうである。

 

 ネットできついコメントを書かれ、叱咤激励と受け取り? 発奮したようであるが、気持ち的には微妙だなあ。

 

 それから、1日空いたのが気分転換には好かったのかも知れない。

 

 ともかく、心身共に強い原英莉花のようで、これからも素直に応援したい。

 

        原英莉花批判に負けず上げて魅せ

 

        原英莉花気分を換えて上げて魅せ

 

 世界ランキング94位の比嘉真美子(26歳→27歳、161㎝、58㎏)は最終日-5、トータル-2と大きく伸ばし、26位も上げて5位タイに入った。

 

 何でも今日が誕生日だそうで、そのお祝いになったようだ。

 

        比嘉真美子自ら祝う誕生日

 

 世界ランキング49位でプラチナ世代の古江彩佳(20歳、153㎝、54㎏)は最終日-4、トータル-2と伸ばし、15位上げて5位タイに入った。

 

 前半第3~5ホール、第7~9ホールと2回も3連続バーディーを決め、一気にトータル-4まで伸ばしたところは圧巻であった。

 

 後半は息切れしたのか? その勢いがピタッと止まり、第10、18ホールとボギーを叩いて、結局トータル-2となっている。

 

 因みに今年は7回出場して予選落ちが1回あるが、ベストテンに2回、ベスト20まで広げると6回も入っている。

 

        最終日爆発魅せる古江かな

 

        爆発し最後も上げる古江かな

 

 世界ランキング69位で黄金世代の小祝さくら(22歳、158㎝、58㎏)は最終日-2、トータル-2と伸ばし、3位上げて5位タイに入った。

 

 それにしても小祝さくらはこの頃、常に上位争いをしているような気がする。

 

 因みに今年は7回出場して予選落ちが1回あり、ベストテンに4回、ベスト20まで広げると5回も入っている。

 

        小祝や最後も強さ魅せて上げ

 

        小祝や安定感を魅せて上げ

 

 世界ランキング366位の宮田成華(22歳、165㎝、57㎏)、世界ランキング581位で新世紀世代の山下美夢有(19歳、150㎝、52㎏)は最終日-1、トータル-2と少し伸ばしながらも、4位下がって5位タイとなった。

 

 そして世界ランキング76位で新世紀世代の笹生優花(19歳、166㎝、63㎏)は最終日-4、トータル-1と伸ばし、19位上げて12位タイに入った。

 

 アウトスタートの1番目のスタートで、トータル+3から出て、前半では第1ホールでいきなりボギーを叩いたが、第3ホールで圧巻のイーグルを決め、第4、7ホールとバーディーを決めて、トータルイーブンまで戻している。

 

 後半に入っても好調を保ち、第10ホールでいきなりバーディーを決めて、第13、14ホールと連続バーディーを決め、トータル-3まで伸ばした時は周りが何だかそわそわし始めた!?

 

 だが、勢いはここで止まり、第16、18ホールとボギーを叩いて、トータル-1まで後退した。

 

 ただ、イーグルが今年に入って5つ目になるそうで、これは男子プロ顔負けの頻度となると言う。

 

 因みに今年は海外も含めて9回出場して予選落ちが1回で、ベストテンに優勝2回を含めて4回、ベスト20まで広げると6回、ベスト30まで広げると8回も入っている。

 

        其処此処に強さを魅せる笹生かな

 

        最後まで凄さを魅せる笹生かな

 

 世界ランキング36位の申ジエ(韓国、32歳、155㎝、63㎏)は最終日-2、トータル-1と伸ばし、2位上げて12位タイに入った。

 

        申ジエや最後に強さ魅せて上げ

 

        申ジエや何気に強さ魅せて上げ

 

 世界ランキング166位で黄金世代の新垣比菜(21歳、165㎝、56㎏)は最終日イーブン、トータル-1と伸ばせず、11位下がって12位タイとなった。

 

 世界ランキング64位の上田桃子(34歳、161㎝、54㎏)は最終日-2、トータルイーブンと伸ばし、1位上げて19位タイに入った。

 

 今年は何だか存在感が強い気がする?

 

 ちょっと調べてみると、「AIG全英女子オープン」を含めて6回出場して予選落ちが2回あるが、予選落ちが2回あるが、ベストテンに2回入っている。

 

        ベテランの巧さを魅せる上田かな

 

 世界ランキング65位のイ・ミニョン(韓国、28歳、168㎝、73㎏)は最終日-3、トータル+1と伸ばし、21位も上げて25位タイに入った。

 

 この選手も流石の強さを見せている。

 

        イミニョンや最後も上げて強さ魅せ

 

        イミニョンや最後大きく上げて魅せ

 

 世界ランキング503位の新海美優(24歳、162㎝、58㎏)は最終日+3、トータル+2と落とし、29位も下がって30位タイとなった。

 

 世界ランキング188位の濱田茉優(25歳、166㎝、62㎏)は最終日+5、トータル+4と大きく落とし、44位も下がって45位タイとなった。

 

 世界ランキング100位の岡山絵里(24歳、161㎝、64㎏)は最終日イーブン、トータル+5と維持し、8位上げて52位タイに入った。

 

        岡山や最後の意地(維持)で上げて魅せ

 

 なお、初日の結果では、世界ランキング15位で昨年の賞金女王、鈴木愛(26歳、155㎏)は+6で72位タイ、世界ランキング90位で黄金世代の勝みなみ(22歳、157㎝、56㎏)は+7の80位タイであったから、残念ながらCUTの憂き目に遭った。