木曜日の20時半頃から時差-13時間(サマータイム中、それ以外では-14時間)の米国ニュージャージー州にある「シービュー・ドルチェホテル ベイコース(6190ヤード、パー71)」において米国女子ツアー、「ショップライトLPGAクラシック」が4日間の日程で開催され、その第3日目、すなわち決勝ラウンドの初日が終わっている。
日本人選手としては世界ランキング8位の畑岡奈紗、世界ランキング14位の渋野日向子、世界ランキング82位の河本結、世界ランキング147位の野村敏京、世界ランキング217位の上原彩子、世界ランキング622位の山口すず夏が出ており、畑岡奈紗、渋野日向子、河本結、上原彩子が予選を通過している。
さて単独首位に立ったのは世界ランキング74位のメリッサ・レイド(イングランド)、3日目1イーグル、3バーディーの-5、トータル-15と大きく伸ばし、1位上げて来た。
今年は前の試合までに9回出場して予選落ちが2回、中間CUTが1回、ベストテンが2回で、しかもその2回ともが出場した直近の2回であることから考えて、結構怖い存在かも知れない。
メリッサや好調続け首位に立ち
メリッサや大きく伸ばし首位に立ち
2位タイに付けているのは世界ランキング58位のジェニファー・クプチョ(米国)、ジェニファー・ソング(米国)で、ともに3日目6バーディーの-6、トータル-14と大きく伸ばし、4位上げて来た。
ジェニファー・クプチョに付いてもう少し詳しく見ておくと、今年は前の試合までに7回出場して予選落ちが4回で、ベストテンはなく、ベスト20に1回、ベスト30まで広げると2回入っている。
少しずつ調子を上げるクプチョかな
力出し首位を窺うクプチョかな
ジェニファー・ソングに付いてもう少し詳しく見ておくと、今年は前の試合までに 10回出場して3回予選落ちし、1回中間CUTに遭っているが、ベストテンに2回、ベスト20まで広げると3回、ベスト30まで広げると5回入っているから、まあまあ安定していると言えよう。
通過して安定魅せるソングかな
通ったら安定魅せるソングかな
単独4位に付けているのは畑岡奈紗で、3日目3バーディー、2ボギーの-1、トータル-12と少し伸ばしたが、3位下がっている。
もう少し詳し目に見ておくと、アウトスタート(第1ホールから)で、トータル-11から出て、前半では暫らくパーで凌いだ後、第4ホールとボギーを叩いたが、第9ホールでバーディーを決めて取り返し、トータル-11のままであった。
後半に入っても同じく暫らくパーで凌いだ後、第15ホールでボギーを叩いたが、第16、18ホールとバーディーを決めて取り返し、トータル-12まで伸ばして最終日へと繋いでいる。
今年は前の試合までに7回出場して予選落ちはなく、ベストテンが3回、ベスト20まで広げると4回、ベスト30まで広げると5回と、流石に安定している。
畑岡や暫し停滞四位に落ち
畑岡や暫し停滞後期待
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング4位のブルックス・ヘンダーソン(カナダ)は3日目-6、トータル-10と大きく伸ばし、23位も上げて単独7位に付けて来た。
ブルックス実力魅せてグッと上げ
ブルックス大きく伸ばし上げて魅せ
世界ランキング34位のブリタニー・アルトマレ(米国)は3日目-4、トータル-9と伸ばし、9位上げて8位タイに付けて来た。
ブリタニー実力発揮グッと上げ
ブリタニー確り伸ばし上げて魅せ
世界ランキング31位のジョージア・ホール(イングランド)は3日目-1、トータル-9と少し伸ばしながらも2位下がって8位タイとなっている。
世界ランキング53位のイ・ミヒャン(韓国)は3日目+1、トータル-9と少し落とし、6位下がって8位タイとなっている。
世界ランキング44位のモリヤ・ジュタヌガーン(タイ)は3日目-3、トータル-8と伸ばし、3位上げて14位タイに付けて来た。
下がってもまた上げて来るモリヤかな
世界ランキング2位のネリー・コルダ(米国)は3日目-3、トータル-7と伸ばし、13位上げて17位タイに付けて来た。
下がってもまた上げて来るネリーかな
世界ランキング25位のソフィア・ポポフ(ドイツ)は3日目-2、トータル-7と伸ばし、17位タイを維持している。
順位維持強さを魅せるポポフかな
世界ランキング10位のアレクシス・トンプソン(米国)、世界ランキング22位のジェシカ・コルダ(米国、ネリー・コルダの姉)は3日目-3、トータル-6と伸ばし、14位上げて22位タイに付けて来た。
アレクシス下がっても上げ強さ魅せ
下がってもまた上げて来るジェシカかな
世界ランキング7位のキム・セヨン(韓国)は3日目-3、トータル-5と伸ばし、16位上げて29位タイに付けて来た。
キムセヨン下がっても上げ強さ魅せ
そして渋野日向子は3日目3バーディー、1ボギーの-2、トータル-4と伸ばし、11位上げて34位タイに付けて来た。
インスタート(第10ホールから)で、トータル-2から出て、前半ではずっとパーで凌いで、第17ホールでボギーを叩き、トータル-1と少し落としている。
後半に入って第3ホールでバーディーを決め、暫らくパーで凌いだ後、第8、9ホールと連続でバーディーを決めて、トータル-4まで伸ばし、最終日へと繋いでいる。
下がってもまた上げて来る渋野かな
また上げて力を魅せる渋野かな
世界ランキング5位のミンジー・リー(オーストラリア)は3日目-1、トータル-4と少し伸ばし、2位上げて34位タイに付けて来た。
そして、上原彩子は3日目4バーディー、1ボギーの-3、トータル-3と伸ばし、25位も上げて40位タイに付けて来た。
上原や大きく上げて巧さ魅せ
上原や続けて上げて強さ魅せ
世界ランキング16位のカルロタ・シガンダ(スペイン)は3日目-2、トータル-2と伸ばし、19位上げて46位タイに付けて来た。
カルロタや確り上げて強さ魅せ
カルロタや続けて上げて強さ魅せ
そして河本結は3日目3バーディー、3ボギーのイーブン、トータル-2と伸ばせず、1位下がって46位タイとなっている。
河本やちょっと停滞後期待
世界ランキング28位のオースティン・アースト(米国)は3日目+1、トータル-2と少し落とし、10位下がって46位タイとなっている。
世界ランキング40位のクリスティン・ギルマン(米国)は3日目+3、トータル-5と落とし、29位も下がって46位タイとなっている。
世界ランキング20位のハナ・グリーン(オーストラリア)は3日目-1、トータル-1と少し伸ばし、9位上げて56位タイに付けて来た。
ハナグリーン続けて上げて強さ魅せ
世界ランキング21位のリゼット・サラス(米国)は3日目イーブン、トータル-1と伸ばせず、1位下がって56位タイとなっている。
世界ランキング6位のパク・ソンヒョン(韓国)は3日目+3、トータル-1と落とし、26位も下がって56位タイとなっている。