木曜日の15時35分頃から時差-8時間(サマータイム中、それ以外では-9時間)のスコットランドにある「ルネッサンスGC(7293ヤード、パー71)」において欧州男子ツアーの高額賞金大会、「アバディーンスタンダードイン スコットランドオープン」が4日間の日程で開催され、その第3日目、すなわち決勝ラウンド初日が終わっている。
日本人選手としては個々のところの活躍で世界ランキング215位に上がって来た旅人ゴルファー、川村昌弘が出ており、19位タイと、余裕で予選を通過している。
人気のゴルフ&旅のブログ、「今僕はココにいます」は「Vol.95 スコットランド編」に既に更新されている。
北アイルランドはえらく寒かったらしく、朝、車のドアが凍り付いて開かないこともあったそうな 。
スコットランドでも最高気温が10℃前後と、すっかり寒くなっている。
そう言えば初日のライブ中継を視ていると、皆厚着をしてもこもこしていた。
各大会では必ずPCR検査が行われ、検査後はホテルとゴルフ場の往復とのことで、移動中しかレストランにも行けないと言う。
そんな中でも何とか楽しんでいるようで旅情が漂って来る。
それが旅人の調子を上げているように思える。
今週も最後まで大いに期待したい。
川村や旅がゴルフの調子出し
川村やランクアップも期待して
さて、単独首位に立っているのは世界ランキング346位のロバート・ロック(イングランド)で、3日目1バーディー、2ボギーの+1、トータル-9と少し落としながらも1位上げて来た。
今年は前の試合までに11回出場して5回予選落しているが、ベストテンに1回、ベスト20まで広げると2回、ベスト30まで広げると3回、ベスト40まで広げると5回入っており、予選を通過した大会ではまあまあ安定している感じであろうか!?
ロバートや安定魅せて首位に立ち
ロバートやトップを奪う力魅せ
2位タイに付けているのは世界ランキング17位のトミー・フリートウッド(イングランド)、世界ランキング176位のウェイド・オムスビー(オーストラリア)、世界ランキング129位のマルクス・カインハルト(スウェーデン)、世界ランキング64位のイアン・ポールター(イングランド)で、トータル-7となっている。
トミー・フリートウッドは3日目5バーディー、3ボギーの-2と伸ばし、11位上げて来た。
今年は前の試合までに12回出場して3回予選落ちしているが、ベストテンに3回、ベスト20まで広げると5回、ベスト30まで広げると6回も入っており、流石の強さではないか!?
確りとフリートウッド強さ魅せ
強さ魅せフリートウッド二位に付け
ウェイド・オムスビーは3日目4バーディー、3ボギーの-1と少し伸ばし、7位上げて来た。
今年はあまり気に留まらないなあと思っていたら、前の試合までに9回出場して6回予選落ちしており、ベスト20には1回も入らず、ベスト30に漸く1回、ベスト40まで広げて2回入っている。
オムスビー調子を上げて二位に付け
オムスビー上手く転んで二位に付け
マルクス・カインハルトは3日目6バーディー、6ボギーのイーブンと維持し、4位上げて来た。
今年は前の試合までに11回出場して5回予選落ちしているが、ベストテンに1回、ベスト20まで広げると3回入っており、時折強さを見せている。
マルクスやじわじわ上げて二位に付け
マルクスやじわじわ上げて強さ魅せ
イアン・ポールターは3日目2バーディー、4ボギーの+2と落としながらも1位上げて来た。
今年は前の試合までに14回出場して3回予選落ちしており、ベストテンに1回、ベスト20まで広げると4回、ベスト30まで広げると7回、ベスト40まで広げると9回入っているから、米国男子ツアーが多いことを考えても流石ではないか!?
ポールターじわりと上げて2位に付け
ポールターじわりと上げて強さ魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング168位のガビン・グリーン(マレーシア)は3日目-4、トータル-5と伸ばし、47位も上げて6位タイに付けて来た。
この選手は以前から注目しているアジアの大型選手で、身長が185㎝あり、それは我が国の期待の若手、星野陸也と同じぐらいでも、体重が94㎏と、20㎏ぐらいは重い!?
ともかく、松山英樹よりも大きいぐらいで、時折爆発力を見せているような記憶がある。
グリーンや大きく上げて強さ魅せ
グリーンや爆発力を魅せて上げ
世界ランキング94位のアンディ・スリバン(イングランド)は3日目-2、トータル-5と伸ばし、22位も上げて6位タイに付けて来た。
スリバンや確り伸ばし上げて魅せ
スリバンや大きく上げて強さ魅せ
世界ランキング41位のリー・ウェストウッド(イングランド)は3日目+5、トータル-4と大きく落とし、7位下がって10位タイとなっている。
世界ランキング88位のマイケル・ロレンゾベラ(フランス)は3日目+5、トータル-3と大きく落とし、17位下がって22位タイとなっている。
世界ランキング78位のルーカス・ハーバート(オーストラリア)は3日目+8、トータル-3と大きく落とし、21位も下がって22位タイとなっている。
世界ランキング55位のエリック・ファンローエン(南アフリカ)は3日目イーブン、トータル-2と維持し、10位上げて31位タイに付けて来た。
ファンローエンずんずん上げて力魅せ
ファンローエンずんずん上げて強さ魅せ
世界ランキング66位のラスムス・ホイガールト(デンマーク)は3日目+2、トータル-2と落とし、12位下がって31位タイとなっている。
世界ランキング54位のビクトル・ペレス(フランス)、世界ランキング124位の李昊桐(リー・ハオトン、中国)は3日目+3、トータル-1と落とし、20位も下がって39位タイとなっている。
世界ランキング20位のマシュー・フィッツパトリック(イングランド)、世界ランキング50位のマット・ウォリス(イングランド)は3日目+1、トータルイーブンと少し落としながらも、6位上げて47位タイに付けて来た。
踏ん張ってフィッツパトリック上げて魅せ
マットウォリス踏ん張りながら上げて魅せ
そして川村昌弘は3日目1バーディー、7ボギーの+6、トータル+2と大きく落とし、39位も下がって58位タイとなっている。
この日は全員アウトスタート(第1ホールから)で、トータル-4から出て、前半では第2、3ホールと連続でボギーを叩いたが、第6ホールでバーディーを決めて1打の後退に止めてトータル-3としている。
後半に入って第10~12ホールと3連続でボギーを叩き、その後は暫らくパーで凌いだが、終盤第17、18ホールと連続でボギーを叩いて、結局更に5打落としてトータル+2となっている。
流石に厚いフィールドであるし、条件的にも難しくなったようである。
川村や厚いフィールド阻まれて
川村や気分を換えて後期待
世界ランキング33位のベルンド・ウィースバーガー(オーストリア)は3日目+6、
トータル+3と大きく落とし、34位も下がって単独62位となっている。