ブレーブスがレッズと対戦し、延長13回まで行って1対0でサヨナラ勝ちしている。
それだけ緊迫した試合を続けたと言うことであるが、ともかくその両先発投手がシーズン中と同じく凄かった!?
ブレーブスの先発投手は期待の若手左腕、マックス・フリード(26歳、193㎝、86㎏)で、7回で78球投げ、6安打5三振1死球無失点の快投ながら勝敗は付かず、防御率は0.00のままであった。
今シーズンは途中までサイ・ヤング賞候補として注目されていたが、終盤に故障者リストに入り、登板回数が減っている。
参考までに今シーズンまでの3シーズンの成績を見ておくと、2018年シーズンはメジャーリーグ2シーズン目で、33回3分の2投げて1勝4敗で、奪三振数が44、防御率が2.94、WHIPが1.37とまとまりを見せている。
2019年シーズンはブルペン予定が先発陣に移り、165回3分の2投げて17勝6敗で、奪三振数が173、防御率が4.02、WHIPが1.33と、十分以上にローテを担っている。
そして2020年シーズンは56回投げて7勝0敗で、奪三振数が50、防御率は2.25、WHIPが1.09と来シーズンへと期待を繋いでいる。
フリードや勝ちに繋がる投球し
フリードや勝ちに繋がる仕事魅せ
レッズの先発投手はナショナル・リーグのサイ・ヤング賞最有力候補!? であるトレバー・バウアー(29歳、185㎝、93㎏)で、7回3分の2で103球投げ、2安打12三振1死球無失点の快投ながら勝ちが付かず、防御率は0.00のままであった。
親日家で、ダルビッシュ有との交流があり、同じリーグでサイ・ヤング賞を競っているところからも注目されているが、昨シーズンのトラブル等を見ても、かなり個性派である。
参考までに今シーズンまでの3シーズンの成績を見ておくと、2018年シーズンは足首の疲労骨折による1か月に亙る離脱もありながら、175回3分の1投げて10勝6敗1セーブで、奪三振数が221、防御率が2.21、WHIPが1.09と素晴らしかった。
2019年シーズンは色々あって途中で移籍し、通算で213回投げて11勝13敗で、奪三振数が253、防御率が4.48、WHIPが1.25と、気持ちが整わなかったのか? 内容的には悪化している。
そして2020年シーズンは気持ちも落ち着いたのか? ダルビッシュ有との間接的、直接的に技術的な交流もあって? 73回投げて5勝4敗で、奪三振数が100、防御率が1.73、WHIPが0.79と素晴らしい結果を残している。
バウアーや確り抑え繋ぐ秋
バウアーや快投魅せて繋ぐ秋
またアスレチックスがWソックスと対戦し、5対3で勝っている。
アスレチックスの先発投手はエース級の仕事をしているクリス・バジット(31歳、196㎝、98kg)で、7回で92球投げ、6安打5三振1四球1失点1自責点の好投で勝ちが付いて1勝0敗となり、防御率は1.29となった。
今年は何度か好投をしていた印象がある。
参考までに今シーズンまでの3シーズンの成績を見ておくと、2018年シーズンは2016年のトミー・ジョン手術から復帰したシーズンに当たり、47回3分の2投げて2勝3敗で、奪三振数が41、防御率が3.02、WHIPが1.24と、まあまあ上手く行っている。
2019年シーズンはほぼ復調している感じで、144回投げて10勝5敗で、奪三振数が141、防御率が3.02、WHIPが1.19と好成績を残している。
そして2020年シーズンは63回投げて5勝2敗で、奪三振数が55、防御率が2.29、WHIPが1.16と、短いながら更に好成績であった。
バジットや好投披露勝って魅せ
バジットや次に繋がる勝ちを魅せ
またインディアンスがヤンキースと対戦し、9対10と競り負けている。
ヤンキースの先発投手は安定とポストシーズンでの強さに定評があるマー君、こと田中将大(31歳、191㎝、99㎏)で、4回で77球投げ、5安打3三振3四球6失点6自責点と炎上しながらも何とか投げて勝敗は付かず、防御率は13.50となった。
何でも酷い天気だったようで、ボールが直ぐにびちゃびちゃになった、なんて書いている記事もあった。
そんな中、1回にいきなり4点取られながらも、2~4回は0点に抑えて繋いだのは流石ではないか!?
参考までに今シーズンまでの3シーズンの成績を見ておくと、2018年シーズンは故障者リストにも入りながら、156回投げて12勝6敗で、奪三振数が159、防御率が3.75、WHIPが1.13と、内容的には悪くなかった。
2019年シーズンはよく打たれていた印象で、182回投げて11勝9敗で、奪三振数が149、防御率が4.15、WHIPが1.24と悪化している。
そして2020年シーズンは夏季キャンプで頭部へ自チームの打者の打球を受けて出遅れながらも、48回投げて3勝3敗で、奪三振数が44、防御率が3.56、WHIPが1.17と復活を果たしている。
マー君や粘りを魅せて繋ぐ秋
マー君や勝ちに繋げる粘り魅せ
それからドジャーズがブリュワーズと対戦し、4対2で勝っている。
ドジャースの先発投手は100mph(100マイル毎時、約161㎞/h)投手で期待の新鋭、ウォーカー・ビューラー(26歳、188㎝、84㎏)で、4回で73球投げ、3安打(1本塁打)8三振2四球2失点2自責点の力投ながら勝敗は付かず、防御率は4.50となっている。
ポストシーズンにおいてはサイ・ヤング賞投手である絶対エース左腕、クレイトン・カーショーよりも信頼されている!? そんな感じの、実績も上げている将来のエース候補である投手である。
2018年シーズンは故障がちながらも137回3分の1投げて8勝5敗で、奪三振数が151、防御率が2.62、WHIPが0.96と素晴らしかった。
2019年シーズンは182回3分の1投げて14勝4敗で、奪三振数が215、防御率が3.26、WHIPが1.04とエース級の成績を上げている。
そして2020年シーズンはマメで故障者リストに入ったり、あまり登板機会がなく、36回3分の2投げて1勝0敗で、奪三振数が42、防御率が3.44、WHIPが0.95であった。
ビューラーや力を魅せて繋ぐ秋
ビューラーや勝ちに繋がる力魅せ