sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

今日メジャーリーグで気になった投手達・・・R2.9.25②

 インディアンスがWソックスと対戦し、5対4辛勝している。

 

 インディアンスの先発投手は昨シーズンにメジャーデビューした期待の若手、ザック・プリーサック(25歳、191㎝、100㎏)で、6回3分の2で95球投げて、4安打(1本塁打)7三振2四球4失点4自責点とまあまあ失点しながらも勝敗は付かず4勝2敗のままで、防御率は1.85から2.28へと悪化した。

 

 6回までは1失点に抑えていたが、7回も登板して失点を重ねることになった。

 

 参考までに昨シーズンの成績を見ておくと、115回3分の2投げて8勝6敗で、奪三振数が88、防御率が3.81、WHIPが1.23と十分に頭角を現している。

 

 エースのシェーン・ビーバーと共にインディアンスの先発陣の柱となりそうな投手である。

 

        プリーサック七回からも期待して

 

        プリーサック七回からが課題かな

 

 と言うか、疲れが出て、また慣れられて、多くの投手にとっての課題かも知れない。

 

 Wソックスの先発投手はサイ・ヤング賞投手で技巧派のダラス・カイケル(32歳、188㎝、100㎏)で、6回で93球投げ、4安打3三振2四球1失点1自責点と好投ながら勝敗は付かず6勝2敗のままで、防御率は2.04から1.99へと少し好くなった。

 

 普通であればもしかしてサイ・ヤング賞候補? と思い掛けるところであろうが、今シーズンはシェーン・ビーバーが勝ち星、防御率奪三振数等、全てに亙って優れており、まあ揺るがないところであろうか!?

 

 それはまあともかく、以前の様な優れた面が戻っているダラス・カイケルにホッとさせられる。

 

 参考までに昨シーズンまでの3シーズンの成績を見ておくと、2017年シーズンは首の故障等が出た所為で休みが増えたが、145回3分の2投げて14勝5敗で、奪三振数が125、防御率が2.90、WHIPが1.12と、内容的には優れた成績を残している。

 

 そしてこのシーズンの貢献はアストロズのエース、同じくサイ・ヤング賞投手のジャスティン・バーランダーの引き抜きを側面支援したことであろうか!?

 

 2018年シーズンは復調してイニングを食うことは出来たが、、204回3分の2投げて12勝11敗で、奪三振数が153、防御率が3.74、WHIPが1.31と、内容的には悪化している。

 

 2019年シーズンは移籍の契約が中々纏まらず、投球回数が大分減って、112回3分の1投げて8勝8敗で、奪三振数が91、防御率が3.75、WHIPが1.37と、内容的には前シーズンとあまり変わらなかった。

 

        カイケルや巧さを発揮繋ぐ秋

 

        カイケルや巧さを魅せて繋ぐ秋

 

 またブルージェイズヤンキースと対戦し、4対1で勝っている。

 

 ブルージェイズの先発投手は技巧派左腕の柳賢振(リュ・ヒョンジン、韓国、33歳、191㎝、116㎏)で、7回で100球投げ、5安打4三振2四球無失点の快投で勝ちが付いて5勝2敗で、防御率は3.00から2.69へと好くなっている。

 

 速球の最速は154㎞/h、平均は145㎞/hと、我が国のプロ野球各球団のエースクラスと変わらないが、十分に好い仕事をし続けている。

 

 韓国リーグでの7シーズンの通算では、防御率が2.80、WHIPが1.15で、それがメジャーリーグの6シーズンの通算では防御率が2.98、WHIPが1.16と、結構怪我が多かったにも拘らず、そんなに変わっていないところも凄い!?

 

 参考までに昨シーズンまでの3シーズンの成績を見ておくと、2017年シーズンは怪我から復調し、ブルペンも経験したようで、126回3分の2投げて5勝9敗1セーブで、奪三振数が115、防御率が3.77、WHIPが1.37であった。

 

 2018年シーズンは股関節の故障で出遅れたが、後半大活躍し、82回3分の1投げて7勝3敗で、奪三振数が89、防御率が1.97、WHIPが1.01であった。

 

 2019年シーズンは故障がちな絶対エースのクレイトン・カーショーの代わりを務めるほど調子を上げ、182回3分の2投げて14勝5敗で、奪三振数が163、防御率が2.32、WHIPが1.01であった。

 

        柳賢振巧さを魅せて勝ち重ね

 

        柳賢振エースの仕事勝って魅せ

 

 それからカージナルスブリュワーズと対戦し、4対2で勝っている。

 

 カージナルスの先発投手は韓国リーグから今年移籍して来た金廣鉉(キム・グァンヒョン、韓国、32歳、188㎝、89㎏)で、5回で99球投げ、5安打3三振2四球1失点1自責点の粘投で勝ちが付いて3勝0敗1セーブとなったが、防御率は1.59から1.62へと僅かに悪化している。

 

 速球の最速は156㎞/h、平均が147㎞/hで、菅野智之とか同程度か!?

 

 韓国リーグでは12シーズンで1673回3分の2投げて136勝77敗で、奪三振数が1456、防御率が3.27、WHIPが1.33と言うから、菅野智之までは行かず、日本のプロ野球各球団における普通のエース級化、それ以下にも思えて来る。

 

 ただ、韓国リーグは極端な打高投低とも聴いたことがあるから、よくは分からない。

 

 参考に韓国リーグでの昨シーズンまでの3シーズンの成績を見ておくと、2017年シーズンは肘の手術とリハビリの為、登板していない。

 

 2018年シーズンは復帰し、126回投げて11勝8敗で、奪三振数が130、防御率が2.98、WHIPが1.14と、まあまあ好い成績を残している。

 

 2019年シーズンは190回3分の1投げて17勝6敗で、奪三振数が180、防御率が2.51、WHIPが1.24と、自身最高レベルの成績を残している。

 

 これから研究が進み、登板回数が増えて来るとどうなるのか!?

 

 そう言う意味でも、来シーズン以降も楽しみな投手である。

 

        金廣鉉巧さを魅せて勝ち重ね

 

        金廣鉉粘りを魅せて勝ち重ね

 

 こうなって来ると益々気になって来るのが、もし菅野智之が海を渡ればどんな投球を見せてくれるのか!? と言うことである。