ブルージェイズがヤンキースと対戦し、14対1と圧勝している。
ヤンキースの先発投手は日本人投手通算勝利数2位タイを狙ったマー君こと田中将大(31歳、191㎝、99㎏)で、4回で91球投げ、8安打(1本塁打)5三振3四球5失点3自責点と結構打たれて負けが付き、3勝3敗となって、防御率は3.27から3.56へと悪化した。
色々な意味で何時ものマー君に戻ったのであろうか!?
死球による脳震盪を心配していたのがもう大分遠い記憶となった。
シーズンの最終登板でチームの先輩でもある黒田博樹の記録に追い着けなかったが、マー君はまだ黒田博樹が海を渡った年にもなっていない。
これから先に追い越し、遥か彼方へと追い越して行くだろう。
それにまだ得意としている? ポストシーズンでの投球が待っている。
参考までに昨シーズンまでの3シーズンの成績を見ておくと、2017年シーズンは打たれながらも178回3分の1投げて13勝12敗で、奪三振数が194、防御率が4.74、WHIPが1.24と、ヤンキースの準エースクラスの成績を上げている。
2018年シーズンは内容的に平均ぐらいには復調し、156回投げて12勝6敗で、奪三振数が159、防御率が3.75、WHIPが1.13と好くなっている。
そして2019年シーズンはまた打たれている印象が強くなり、182回投げて11勝9敗で、奪三振数が149、防御率が4.45、WHIPが1.24であった。
プロ野球の感覚で観ると決して好くはないが、かつてエース級であったメジャーリーグ他球団の投手達と比べても安定性は光る!?
そんなことも含めて、今シーズンで契約期間が終わるので、その楽しみもある。
マー君や新たな道に期待して
またレッズがブリュワーズと対戦し、6対1で勝っている。
レッズの先発投手は既にナショナル・リーグのサイ・ヤング賞候補筆頭となっている!? トレバー・バウアー(29歳、185㎝、93kg)で、8回で104球投げ、4安打12三振1四球1失点1自責点の圧倒的な力投で勝ちが付いて5勝4敗となり、防御率は1.80から1.73へと少し好くなっている。
どのチームも残りわずかなだけに、これはますます有利になって来たかも知れない。
参考までに昨シーズンまでの3シーズンの成績を見ておくと、2017年シーズンは内容的には粗さが出ているようであるが、176回3分の1投げて17勝6敗で、奪三振数が176、防御率が4.19、WHIPが1.37と勝ち星は稼いでいる。
2018年シーズンは内容的にグッと好くなり、175回投げて12勝6敗1セーブで、奪三振数が221、防御率が2.21、WHIPが1.09と一流エース級であった。
そして2019年シーズンはトラブルによる? 途中移籍もあり、通算で213回投げて11勝13敗で、奪三振数が253、防御率が4.48、WHIPが1.25と、成績にも乱れが現れている。
大きく波のある投手でもあり、上の流れで行くと、今シーズンは好調の年!?
そんな感じがして来た。
バウアーや好調の波勝って魅せ
バウアーや圧倒を魅せ勝ち重ね
またパイレーツがカブスと対戦し、2対1で辛勝している。
カブスの先発投手は準エース級が似合う? 技巧派のカイル・ヘンドリックス(30歳、191㎝、86kg)で、7回3分の2で95球投げ、7安打(2本塁打)2三振1四球2失点2自責点の粘投ながら負けが付いて6勝5敗となったが、防御率は2.93から2.88へと少し好くなっている。
この試合、両チームが1回に点を取り合って、後は9回まで0がずらずらと並んでいるのが面白い!?
ダルビッシュ有と2人でチームを背負っている感もあるが、それでもエースよりも今の位置が合うようで、ここ数年の中ではより安定しているように思われる。
参考までに昨シーズンまでの3シーズンの成績を見ておくと、2017年シーズンは前年の疲れが出たのか? 139回3分の2投げて7勝5敗で、奪三振数が123、防御率が3.03、WHIPが1.19に止まった。
2018年シーズンは大分復調したようで、199回投げて14勝11敗で、奪三振数が161、防御率が3.44、WHIPが1.15とエース級となっている。
2019年シーズンも同様で、177回投げて11勝10敗で、奪三振数が150、防御率が3.46、WHIPが1.13であった。
零並べヘンドリックス繋ぐ秋
粘り魅せヘンドリックス繋ぐ秋