タイガースがインディアンスと対戦し、4対7で負けている。
インディアンスの先発投手は病魔と闘いながらの好投で魅せるベテラン、カルロス・カラスコ(ベネズエラ・ボリバル、33歳、193㎝、102kg)で、7回で109球投げ、1安打11三振3四球無失点の快投で勝ちが付いて3勝4敗となり、防御率は3.27から2.90へと好くなっている。
若手が好投を続けているので、これでも3番手となるが、そう言えばカルロス・カラスコは例年この位置ぐらいが多いように思われる。
参考までに昨シーズンまでの3シーズンの成績を見ておくと、2017年シーズンは調子が好く、200回投げて18勝6敗で、奪三振数が226、防御率が3.29、WHIPが1.10とエース級の成績を上げ、リーグでもチームのエース、サイ・ヤング賞投手のコーリー・クルーバーと並んで最多勝であった。
2018年シーズンも同様に調子が好く、192回投げて17勝10敗で、奪三振数が231、防御率が3.38、WHIPが1.13とエース級の成績を上げている。
そして2019年シーズンは故障が出て、また白血病に侵されていることが発覚して、それを公表した闘いながらの登板で、80回投げて6勝7敗1セーブで、奪三振数が96、防御率が5.29、WHIPが1.35と悪化している。
カラスコや快投魅せて勝ち重ね
カラスコや快投披露勝って魅せ
またパイレーツがカージナルスと対戦し、1対2で惜敗している。
カージナルスの先発投手は期待の若手、ジャック・フラーティ(24歳、193㎝、102㎏)で、6回で102球投げ、2安打11三振2四球1失点1自責点の力投で勝ちが付いて4勝2敗となり、防御率は5.52から4.84へと改善されている。
ドラフト時は内野手として評価されていたところ、投手として入団しており、年々成長をみせているが、今シーズンは出遅れている内に終わってしまいそうである。
まあポストシーズンに進出するかも知れないから、そこでの活躍が期待出来るかも知れない。
参考までに昨シーズンまでの3シーズンの成績を見ておくと、2017年シーズンは終盤にメジャーリーグに昇格し、21回3分の1投げて0勝2敗で、奪三振数が20、防御率が6.33、WHIPが1.55と不本意な成績に終わっている。
2018年シーズンは大きな成長を見せて、151回投げて8勝9敗で、奪三振数が182、防御率が3.34、WHIPが1.11であった。
2019年シーズンは更に飛躍し、196回3分の1投げて11勝8敗で、奪三振数が231、防御率が2.75、WHIPが0.97と内容的にはスーパーエース級に優れた成績を残している。
フラーティや漸く力魅せて勝ち
フラーティやポストシーズン期待して
それからカブスがツインズと対戦し、0対4で完封負けしている。
カブスの先発投手はサイ・ヤング賞投手候補のダルビッシュ有(34歳、196㎝、100㎏)で、6回で99球投げ、9安打(1本塁打)9三振1四球4失点4自責点と打ち込まれて負けが付き、7勝3敗となって、防御率は1.86から2.22へと悪化している。
さあ、サイ・ヤング賞の行方は益々混沌として来た!?
でもまあ、視ている者にとってはその方が面白いけどね。フフッ。
参考までに昨シーズンまでの3シーズンの成績を見ておくと、2017年シーズンはシーズン途中にドジャースに移籍し、通算で186回3分の2投げて10勝12敗で、奪三振数が209、防御率が3.86、WHIPが1.16とまあまあ復調していた。
2018年シーズンはカブスに移籍して来て右肘の故障の所為であまり投げられず、40回投げて1勝3敗で、奪三振数が49、防御率が4.95、WHIPが1.43と不本意な成績に終わっている。
そして2019年シーズンは後半に復調し、178回3分の2投げて6勝8敗で、奪三振数が229、防御率が3.98、WHIPが1.10であった。
ダルビッシュ打たれながらも力魅せ
ダルビッシュ打たれながらも粘り魅せ
ツインズの先発投手は本来はエースであるホセ・べリオス(プエルトリコ、26歳、183㎝、93kg)で、6回で85球投げ、4安打4三振1四球無失点の快投で勝ちが付いて5勝3敗となり、防御率は4.15から3.72へと好くなっている。
ドラフト1位指名で、速球の最速は97mph(97マイル毎時、約156㎞/h)、平均は93mph(約150㎞/h)と本格派で、本来はエースタイプであるが、今シーズンは出遅れ気味で、マエケンこと前田健太の大活躍もあってちょっと影が薄くなっているかも知れない。
その分、気が楽にもなっているであろうし、ここ暫らく調子も上がって来ているようであるから、これからの活躍に期待したい。
参考までに昨シーズンまでの3シーズンの成績を見ておくと、2017年シーズンはメジャーリーグ2シーズン目で飛躍を見せて、145回3分の2投げて14勝8敗で、奪三振数が139、防御率が3.89、WHIPが1.23と好成績を残している。
2018年シーズンは内容的に更に成長を見せ、192回3分の1投げて12勝11敗で、奪三振数が202、防御率が3.84、WHIPが1.14とエース級の成績を上げている。
そして2019年シーズンも同様で、200回3分の1投げて14勝8敗で、奪三振数が195、防御率が3.68、WHIPが1.22であった。
べリオスや調子を上げて勝って魅せ
べリオスや今後活躍期待して