ヤンキースがオリオールズと7回制のダブルヘッダーで対戦し、その第2試合で10対1と圧勝している。
ヤンキースの先発投手は安定性とポストシーズンでの強さが評価されているマー君こと田中将大(31歳、191㎝、99㎏)で、5回で91球投げ、3安打(1本塁打)5三振1死球1失点1自責点の好投で勝ちが付いて2勝2敗となり、防御率は3.38から3.16へと少し好くなっている。
今日は2試合とも勝ち、メッツも入れると、ニューヨークを本拠地とする2チームが圧倒的な力を魅せている。
19年前の痛ましい事件、いわゆる9.11のこともあり、気合が入っていたのであろうか!?
それはまあともかく、マー君についてはすっかりらしさが戻り、ホッとさせられる。
参考までに昨シーズンまでの3シーズンの成績を見ておくと、2017年シーズンは大分打たれていたような印象があり、178回3分の1投げて13勝12敗で、奪三振数が194、防御率が4.74、WHIPが1.24と、ローテ2番手とは言い難い感じであった。
2018年シーズンは内容的には調子が戻り、156回投げて12勝6敗で、奪三振数が159、防御率が3.75、WHIPが1.13となっている。
そして2019年シーズンはまた打たれている印象が強く、182回投げて11勝9敗で、奪三振数が149、防御率が4.45、WHIPが1.24と、内容的に悪化している。
マー君や気合を入れて勝って魅せ
マー君や調子が戻り勝って魅せ
またツインズがインディアンスと対戦し、3対1で勝っている。
ツインズの先発投手はトレードが上手く行った感じのマエケンこと前田健太(32歳、185㎝、84kg)で、7回で94球投げ、4安打7三振2四球無失点の快投で勝ちが付いて5勝1敗となり、防御率は2.77から2.43へと好くなっている。
それでも今シーズンメジャーリーグでトップらしいWHIPは0.72から0.74へと僅かに悪化している。
しかも投げ合った相手が後で出て来るサイ・ヤング賞候補のシェーン・ビーバーであるから、これはただただ凄いとしか言いようがない!?
参考までに昨シーズンまでの3シーズンの成績を見ておくと、至極便利に使われた感のある2017年シーズンは134回3分の1投げて13勝6敗1セーブで、奪三振数が140、防御率が4.22、WHIPが1.15であった。
2018年シーズンも同様で、125回3分の1投げて8勝10敗2セーブで、奪三振数が153、防御率が3.81、WHIPが1.26であった。
そして2019年シーズンも同様で、153回3分の2投げて10勝8敗3セーブで、奪三振数が169、防御率が4.04、WHIPが1.07とランナーをあまり出さなくなっている。
それも今シーズンの好投に繋がっていると言うことか!?
マエケンや気持ちの強さ勝って魅せ
マエケンや自分の仕事勝って魅せ
インディアンスの先発投手は学生時代からずっと成長し続けている? 絶対エース化しつつあるシェーン・ビーバー(25歳、191㎝、91kg)で、7回で109回投げ、5安打(2本塁打)8三振2四球3失点3自責点の力投ながら負けが付いて7勝1敗となり、防御率は1.25から1.53へと悪化している。
解説者によると大学には一般入試で入った秀才で、大学2年生の時に頭角を現したそうな。
それでもプロでのドラフトはあまり高くなく、速球の球速、変化球の切れ等、年々進化していると言うから凄い!?
因みにこの試合で今シーズンの奪三振数が102に達し、1900年以降の近代野球において最速の100奪三振を記録したと言う。
参考までに昨シーズンまでの2シーズンの成績を見ておくと、途中でメジャーリーグにデビューした2018年シーズンは114回3分の2投げて11勝5敗で、奪三振数が118、防御率が4.55、WHIPが1.33と期待に応えている。
2019年シーズンはエースへと躍進し、214回3分の1投げて15勝8敗で、奪三振数が259、防御率が3.28、WHIPが1.05と好成績を残している。
ビーバーや奪三振でぶっちぎり
ビーバーや負けても記録達成し
それからカージナルスがレッズと対戦し、1対3で負けている。
レッズの先発投手は剛速球投手のルイス・カスティーヨ(ドミニカ、27歳、188㎝、91㎏)で、9回で112球投げ、2安打6三振3四球1失点1自責点の好投で完投月して2勝5敗となり、防御率は3.95から3.44へと好くなっている。
何でも速球の最速は98mph(98マイル毎時、約158㎞/h)近いそうな。
ここまでは調子が出ていないようであるが、伸び盛りの投手である。
参考までに昨シーズンまでの3シーズンの成績を見ておくと、2017年シーズンは途中でメジャーリーグに昇格し、89回3分の1投げて3勝7敗で、奪三振数が98、防御率が3.12、WHIPが1.07と内容的に十分な成績を残している。
2018年シーズンは序盤からローテの一角を担い、169回3分の2投げて10勝12敗で、奪三振数が165、防御率が4.30、WHIPが1.22と期待に応えている。
2019年シーズンは開幕投手を任され、190回3分の2投げて15勝8敗で、奪三振数が226、防御率が3.40、WHIPは1.14とエースとしての役割を果たしている。
カスティーヨ力を魅せて抑え切り
カスティーヨ実力発揮勝って魅せ