昨日の1時半頃から時差-14時間(サマータイム中、それ以外では-15時間)の米国イリノイ州にある「オリンピア・フィールズ(7366ヤード、パー70)」において米国男子ツアーのプレーオフシリーズ第2戦、「BMW選手権」が4日間の日程で開催され、その第2日目が終わっている。
この大会は予選落ちがなく、日本人選手としては世界ランク27位の松山英樹が出ている。
さて、首位タイに立ったのは世界ランク12位のパトリック・カントレー(米国)、世界ランク4位で、笹生優花憧れのロリー・マキロイ(北アイルランド)で、トータル-1まで伸ばしている。
パトリック・カントレーは2日目1イーグル、4バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの-2と伸ばし、13位上げて来た。
今年は10回出場して予選落ちが1回で、ベストテンに2回、ベスト20まで広げると5回入っている。
カントレー流れに負けず首位に立ち
カントレー強さを魅せて首位に立ち
ロリー・マキロイは2日目5バーディー、4ボギーの-1と少し伸ばし、3位上げて来た。
今年は11回出場して予選落ちが無く、ベストテンに4回、ベスト20まで広げると5回入っている。
ただ6月に再開されてからはベスト20に1回だけで、11位タイが最高位である。
マキロイや実力魅せて首位に立ち
マキロイや実力発揮首位に立ち
なおこの大会に関係は無いが、笹生優花は国内女子ツアーの第3日目を終えて単独首位を維持している。
それから3位タイに付けているのは世界ランク1位のダスティン・ジョンソン(米国)、松山英樹で、トータルイーブンとなっている。
ダスティン・ジョンソンは2日目4バーディー、3ボギーの-1と少し伸ばし、11位上げて来た。
今年は13回出場して2回予選落ちし、1回棄権しているが、ベストテンに6回、ベスト20まで広げると8回も入っている。
ダスティンや安定力で首位迫り
松山英樹は2日目1バーディー、4ボギーの+3と落とし、2位下がっている。
アウトタート(第1ホールから)で、トータル-3で出て、前半ではずっとパーで凌いだ後、第8ホールで漸くバーディーを決めたが、第9ホールでボギーを叩いて、結局トータル-3のままであった。
後半にいきなり第10ホールでボギーを叩き、その後暫らくは何とかパーで凌いだが、第15、17ホールとボギーを叩き、3打落として、結局トータルイーブンまで落としている。
今日から残り2日間の奮闘を期待したい。
松山やトップ争いまだ期待
松山や首位争いをまだ期待
以下、気になった選手について簡単に書き留めておく。
世界ランク11位のアダム・スコット(オーストラリア)、世界ランク24位のルイ・ウェストヘーゼン(南アフリカ)は2日目-1、トータル+1と少し伸ばし、16位上げて5位タイに付けて来た。
強さ魅せ首位も窺うアダムかな
強さ魅せウェストヘーゼン首位迫り
世界ランク16位のトニー・フィナウは2日目+1、トータル+1と少し落とし、1位下がって5位タイとなっている。
世界ランク29位のケビン・キスナー(米国)は2日目イーブン、トータル+2と維持し、11位上げて10位タイに付けて来た。
世界ランク70位のマッケンジー・ヒューズ(カナダ)は2日目+3、トータル+2と落とし、7位下がって10位タイとなっている。
世界ランク8位の超飛ばし屋、ブライソン・デシャンボー(米国)、世界ランク10位のザンダー・シャウフェレ(米国)、世界ランク15位のティレル・ハットン(イングランド)は2日目イーブン、トータル+3と維持し、22位も上げて13位タイに付けて来た。
デシャンボー踏み止まって上げて魅せ
シャウフェレや踏み止まって上げて魅せ
ハットンや踏み止まって上げて魅せ
世界ランク9位の悪童? パトリック・リード(米国)は2日目+1、トータル+4と少し落としながらも12位上げて23位タイに付けて来た。
落としつつ順位を上げるリードかな
世界ランク26位のアブラハム・アンサー(メキシコ)は2日目+4、トータル+4と落とし、19位下がって23位タイとなっている。
世界ランク150位のタイラー・ダンカン(米国)は2日目+6、トータル+4と大きく落とし、21位も下がって23位タイとなっている。
世界ランク23位のゲーリー・ウッドランド(米国)は2日目イーブン、トータル+5と維持し、21位も上げて30位タイに付けて来た。
ウッドランド維持することで上げて魅せ
世界ランク20位のポール・ケイシー(イングランド)は2日目+2、トータル+5と落としながらも、5位上げて30位タイに付けて来た。
世界ランク19位のマシュー・フィッツパトリック(イングランド)は2日目+5、トータル+5と大きく落とし、26位も下がって30位タイとなっている。
世界ランク2位のジョン・ラーム(スペイン)は2日目+1、トータル+6と少し落としながらも、12位上げて39位タイに付けて来た。
まだ爆発は見せていないが、ずるずるとは落ちず、後への期待を残している!?
ジョンラーム踏み止まって期待させ
世界ランク3位のジャスティン・トーマス(米国)、世界ランク13位のダニエル・ベルガー(米国)は2日目+4、トータル+7と落とし、10位下がって45位タイとなっている。
世界ランク17位のタイガー・ウッズ(米国)は2日目+5、トータル+8と大きく落とし、20位も下がって55位タイとなっている。
そう言えば、これもこの大会には関係が無いが、笹生優花は他の選手やマスコミからは女ウッズと言われ始めており、それが嫌でもないようである。
今日は業者が用意したタイガーカラーの赤と黒のコーディネイトで強さを存分に魅せていた。
それはまあともかく、世界ランク5位のコリン・モリカワ(米国)は2日目+3、トータル+9と落としながらも、2位上げて58位タイに付けて来た。