昨日の朝から北海道にある「小樽カントリー倶楽部（６６９５ヤード、パー７２）」において国内女子ツアー、「ニトリレディスゴルフトーナメント」が４日間の日程で開催され、その第２日目、すなわち予選ラウンド最終日が終わっている。
今週の注目はやはり男性並みに飛ばすと言われている期待の新人、笹生優花（１９歳、１６６㎝、６３㎏）であろうか！？
初日は首位と２打差の単独２位であったから、プロ転向後、国内女子ツアー３試合目で、常に首位争いに絡んでいるところが凄い！？
さて、単独首位に立ったのはその笹生優花で、２日目３バーディーの－３、トータル－８と伸ばし、１位上げて来た。
初日は１イーグル、４バーディー、１ボギーの－５まで伸ばしていたが、インスタート（第１０ホールから）で、前半の第１３ホールでイーグルを決めて、先ず度肝を抜いていた！？
伸ばしたのは後半に入ってからで、第２でバーディーを決め、第５～７ホールと３連続でバーディーを決めている。
２日目はアウトスタート（第１ホールから）で、トータル－５で出て、前半では第１ホールでいきなりバーディーを決め、その後はパーで凌ぎ、第８ホールでバーディーを決めてトータル－７まで伸ばしている。
後半に入っても暫らくはパーで凌いで、最終の第１８ホールでバーディーを決め、単独首位に抜け出て決勝ラウンドへと繋いでいる。
今日は凄さよりも堅実なゴルフで魅せた、と言うところであろうか！？
ともかく生放送を視たくなる選手である。
早く生目にしたくなる笹生かな
また快挙目にしたくなる笹生かな
単独２位に付けているのは黄金世代の吉本ひかる（２１歳、１５２㎝、５３㎏）で、２日目５バーディー、１ボギーの－４、トータル－７と伸ばし、５位上げて来た。
今日は笹生より伸ばしており、一時は単独首位に立っていたから、中々。
明日も競り合いを期待したい。
吉本や一時は首位に立って魅せ
単独３位に付けているのは沖せいら（２７歳、１６１㎝）で、２日目５バーディー、２ボギーの－３、トータル－６と伸ばし、４位上げて来た。
沖せいら何気にトップ狙うかな
以下、気になった選手について簡単に書き留めておく。
小祝さくら（２２歳、１５８㎝、５８㎏）、金澤志奈（２５歳、１６４㎝、５３㎏）は２日目－１、トータル－５と少し伸ばしたが、１位下がって４位タイとなっている。
プラチナ世代の西村優菜（２０歳、１５０㎝、５０㎏）は２日目－２、トータル－３と伸ばし、１５位上げて１０位タイに付けて来た。
黄金世代の大里桃子（２２歳、１７１㎝、６０㎏）、淺井咲希（２２歳、１５１㎝、５４㎏）、プラチナ世代の安田祐香（１９歳、１６３㎝、５３㎏）は２日目－１、トータル－２と少し伸ばし、１１位上げて１４位タイに付けて来た。
実力派中堅、比嘉真美子（２６歳、１６１㎝、５８kg）は２日目－１、トータル－１と少し伸ばし、２１位も上げて２１位タイに付けて来た。
蘇った中堅、渡邉彩香（２６歳、１７２㎝、６５kg）は２日目＋１、トータル－１と少し落とし、７位下がって２１位タイとなっている。
プラチナ世代の吉田優利（２０歳、１５８㎝、５８kg）は２日目－２、トータルイーブンと伸ばし、何と４７位も上げて３１位タイに付けて来た。
黄金世代の植竹希望（２２歳、１７０㎝、５９kg）は２日目＋１、トータルイーブンと少し落とし、６位下がって３１位タイとなっている。
先週はステップアップツアーで優勝しており、その勢いもあってか？ 今週はレギュラーツアーで予選を余裕で通過している。
この後の活躍にも期待したい。
植竹や勢い保ち通過魅せ
セキ・ユウティン（中国、２２歳、１７１㎝、６３kg）は２日目＋１、トータル＋１と少し落としながらも３位上げて３９位タイに付けて来た。
スタイルのみに拘らず、きちんと鍛えて飛距離を伸ばし、安定した成績を上げ始めた芯の強さには感心させられる！？
ユウティンや自分に負けず通過魅せ
飛ばし屋の穴井詩（３２歳、１６５㎝、５８kg）は２日目＋１、トータル＋２と少し落としながらも５位上げて５３位タイに付けて来て、ぎりぎりで予選を通過している。
そして昨シーズンの賞金女王である鈴木愛、松田鈴英はトータル＋３で６３位タイ、エイミー・コガはトータル＋４で７２位タイ、原英莉花、柏原明日架、岡山絵里はトータル＋５で８１位タイ、古江彩佳、涌元華は＋６で９１位タイ、新垣比菜は＋７で９９位タイとなって、残念ながらCUTの憂き目に遭った。
