カブスがWソックスと対戦し、2対1で辛勝している。
カブスの先発投手はすっかり蘇り、エースの仕事をしているダルビッシュ有(34歳、196㎝、100kg)で、7回で103球投げ、6安打(1本塁打)10三振1四球1失点1自責点の力投で勝ちが付いて5勝1敗となり、防御率は1.80から1.70へと好くなっている。
暫らく前から我が国のマスコミでは幾度となくもしかしてサイ・ヤング賞なんて騒ぎ始めている。
それぐらい調子が上がっているようである。
今日でもシンカーが98mph(98マイル毎時、約158km/h)を超えているようで、変化球も切れていたそうな。
参考までにここ3シーズンの成績を見ておくと、2017年シーズンはトミー・ジョン手術から大分回復して来たように思え、186回3分の2投げて10勝12敗で、奪三振数は209、防御率は3.86、WHIPは1.16であった。
2018年シーズンは調子が出ず、40回投げて1勝3敗で、奪三振数が49、防御率が4.95、WHIPが1.43と悪化した。
そして2019年シーズンは後半に復調が見られ、178回3分の2投げて6勝8敗で、奪三振数が229、防御率が3.98、WHIPが1.10であった。
今シーズンはこの調子が続くことを期待したい。
ダルビッシュ力を魅せて勝ち重ね
ダルブッシュ実力発揮勝って魅せ
アストロズの先発投手はサイ・ヤング賞投手で悩めるベテラン技巧派エース、ザック・グリンキー(36歳、188㎝、91kg)で、6回で106球投げ、4安打4三振2四球3失点3自責点のクォリテイースタートながら勝敗は付かず1勝0敗のままで、防御率は1.84から2.29へと悪化している。
かつては100mph(約161km/h)近いフォーシームを投げたそうであるが、少しずつスピードが落ち、2015年には95mph(約153km/h)に落ちて、今は平均が90mph(約145km/h)ぐらいになっている。
緩急の差等、投球術で相変わらずイニングを食い、エース級の仕事をしている。
参考までにこの3シーズンの成績を見ておくと、2017年シーズンは202回3分の1投げて17勝7敗で、奪三振数が215、防御率が3.20、WHIPが1.07と一流エースクラスであった。
2018年シーズンも同様で。207回3分の2投げて15勝11敗で、奪三振数が199、防御率が3.21、WHIPが1.08であった。
2019年シーズンは途中移籍したが、通算して少し好くなり、208回3分の2投げて18勝5敗で、奪三振数が187、防御率が2.93、WHIPが0.98といスーパーエース級であった。
グリンキー巧さを発揮繋ぐかな
グリンキー巧さを魅せて繋ぐかな
それからアスレチックスがエンゼルスと対戦し、延長10回まで行って5対4とサヨナラ勝ちしている。
この試合には打者大谷翔平(26歳、193㎝、95kg)が先発出場して4打数2安打(1本塁打)1三振1四球3打点1得点と大活躍して、本塁打は5号となっている。
これは通算で45号となり、井口資仁を抜いて日本人選手として単独で4位となっている。
また打率は1割8分1厘となっている。
この復調が明日へと繋がることを期待したい。
大谷や復調続き期待して
大谷やまた打つことを期待して