アストロズの先発投手は今は実質エースの悩めるサイ・ヤング賞投手、ザック・グリンキー(36歳、188㎝、91kg)で、8回で97球投げ、3安打7三振無失点の快投ながら勝敗は付かず1勝0敗のままであったが、防御率は2.53から1.84へと好くなっている。
豪速球投手、ゲリット・コールが移籍し、サイ・ヤング賞投手のジャスティン・バーランダーが故障中の今、期待されていた本来の力を発揮しているのは流石である。
参考までにここ3シーズンの成績をみておくと、2017年シーズンは202回3分の1投げて17勝7敗で、奪三振数が215、防御率が3.20.WHIPが1.07と一流エースクラスであった。
2018年シーズンも同様で、207回3分の2投げて15勝11敗で、奪三振数が199、防御率が3.21、WHIPが1.08であった。
さして2019年シーズンは途中移籍し、通算すると208回3分の2投げて18勝5敗で、奪三振数が187、防御率が2.93、WHIPが0.98と更に好くなっている。
グリンキーエースの力発揮して
グリンキー勝ちに繋がる快投し
またヤンキースがレイズと対戦し、3対6で負けている。
ヤンキースの先発投手はマー君こと田中将大(31歳、191㎝、99kg)で、4回で71球投げて、8安打(2本塁打)6失点5自責点と打たれて負けが付き、0勝1敗となって、防御率は2.31から4.60へと悪化している。
頭への衝撃から少しずつ復調している時であるから、何とか登板出来ているようであれば、好としよう。
参考までにこの3シーズンの成績を見ておくと、2017年シーズンは178回3分の1投げて13勝12敗で、奪三振数が194、防御率が4.74、WHIPが1.24であった。
2018年シーズンは内容的に少し好くなり、156回投げて12勝6敗で、奪三振数が159、防御率が3.75、WHIPが1.13であった。
そして2019年シーズンはまた悪化して、打たれている印象が強くなり、182回投げて11勝9敗で、奪三振数が149、防御率が4.45、WHIPが1,24となった。
マー君やまだ調整し復帰中
マー君や未だ様子観て復帰中
またツインズがブリュワーズと対戦し、延長12回まで行って4対3でサヨナラ勝ちしている。
ツインズの先発投手はここまで絶好調のマエケンこと前田健太(32歳、185㎝、84kg)で、8回3分の0回で115球投げ、1安打12三振2四球1失点1自責点の快投ながら勝敗は付かず3勝0敗のままであったが、防御率は2.66から2、27へと好くなっている。
8連続奪三振の球団記録を作るほど調子好く、8回裏までは抑え切っていたが、9回の先頭打者にヒットを打たれて降板し、抑えのピッチャーが打たれたので、自責点が付き、おまけに勝ちも消されてしまった。
参考までにここ3シーズンの成績を見ておくと、2017年シーズンは都合よく使われた感が目立ち、134回3分の1投げて13勝6敗1セーブで、奪三振数が140、防御率が4.22、WHIPが1.15であった。
2018年シーズンも同様であり、125回3分の1投げて8勝10敗2セーブで、奪三振数が153、防御率が3.81、WHIPが1.26と頑張っていた。
そして2019年シーズンは153回3分の2投げて10勝8敗3セーブで、奪三振数が169、防御率が4.04、WHIPが1.07と期待に応えている。
マエケンや期待に応え快投し
マエケンや快投魅せて繋ぐ夏
カブスの先発投手は早くもサイ・ヤング賞投手かも? と騒がれ始めた実質エースのダルビッシュ有で(34歳、196cm、100kg)で、6回で98球投げ、8安打7三振1四球1失点1自責点の粘投で勝ちが付いて4勝1敗となり、防御率は1.88から1.80へと好くなっている。
今年は調子を上げ、自信も戻ったようで、4回表には満塁とされながら確り粘り、0点で切り抜けている。
参考までにここ3シーズンの成績を見ておくと、途中移籍した2017年シーズンは通算186回3分の2投げて10勝12敗で、奪三振数が209、防御率が3.86、WHIPが1.16であった。
2018年シーズンは故障が出て、40回投げて1勝3敗で、奪三振数が49、防御率が4.95、WHIPが1.43と不本意な成績に終わっている。
そして2019年シーズンは後半に復調し、178回3分の2投げて6勝8敗で、奪三振数が229、防御率が3.98、WHIPが1.10となっている。
ダルビッシュ粘りを魅せて勝ち重ね
ダルビッシュ粘投魅せて勝ち重ね