sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

昨日今日メジャーリーグで気になった投手達・・・R2.8.14③

 昨日アストロズジャイアンツと対戦し、5対1で勝っている。

 

 アストロズの先発投手は昨シーズン途中に移籍した不安に負けずに投げ続けるベテラン、ザック・グリンキー(36歳、188cm、91kg)で、6回3分の1で94球投げ、7安打7三振1四球1失点1自責点の粘投で勝ちが付いて1勝0敗となり、防御率は3.00から2.53へと好くなっている。

 

 アストロズは昨シーズンに比べると、先ずサイン盗みの話があり、スーパーエースのゲリット・コールが移籍し、ジャスティン・バーランダーの怪我があるから、戦力が一気に落ちたものと思われる。

 

 そんな中、3番手となっていたザック・グリンキーの活躍に注目が集まる!?

 

 かどうかは分からないし、社会不安症を抱えるザック・グリンキー自身はそんなに注目されない方が好いのかも知れないなあ。フフッ。

 

 参考までにここ3シーズンの成績を観ておくと、2017年シーズンは202回3分の1投げて17勝7敗で、奪三振数が215、防御率が3.20、WHIPが1.07と十分にエースとしての活躍を見せている。

 

 2018年シーズンも同様で、207回3分の2投げて15勝11敗で、奪三振数が199、防御率が3.21、WHIPが1.08であった。

 

 そして2019年シーズンは環境の変化にも対応出来たようで、208回3分の2投げて18勝5敗で、奪三振数が187、防御率が2.93、WHIPが0.98と素晴らしい成績を収めている。

 

        グリンキー孤軍奮闘勝って魅せ

 

        グリンキー実力発揮勝って魅せ

 

 また昨日Rソックスがレイズと対戦し、5対9で負けている。

 

 レイズの先発投手はサイ・ヤング賞エース左腕、ブレーク・スネル(27歳、193cm、102kg)で、5回で70球投げ、4安打6三振無失点の快投で勝ちが付いて1勝0敗となり、防御率は3.38から2.08へと好くなっている。

 

 参考までにここ3シーズンの成績を観ておくと、メジャーリーグ2年目の2017年シーズンは129回3分の1投げて5勝7敗で、奪三振数が119、防御率が4.04、WHIPが1.33と、まだそれほど目立つ成績でもなかった。

 

 2018年シーズンは大ブレークし、180回3分の1投げて21勝5敗で、奪三振数が221、防御率が1.89、WHIPが0.97とスーパーエース級となり、見事サイ・ヤング賞に輝いている。

 

 そして2019年シーズンであるが、疲れが出たのか? 107回投げて6勝8敗で、奪三振数が147、防御率が4.29、WHIPが1.27に落ちている。

 

 ただ、身体は徐々に大きくなり、球速もスーパーエース級になっているように思われる。

 

 速球の平均は96mph(96マイル毎時、約154km/h)、最速は98mph(約158km/h)と左腕屈指となっている。

 

        力魅せエースの仕事スネルかな

 

 それから今日、カブスブリュワーズと対戦し、4対2で勝っている。

 

 カブスの先発投手は昨シーズンの後半ぐらいからエース級の安定感を見せるダルビッシュ有(33歳、196cm、100kg)で、7回で104球投げ、1安打(1本塁打)11三振2四球1死球1失点1自責点の快投で勝ちが付いて3勝1敗となり、防御率は2.12から1.88へと好くなっている。

 

 身体も引き締まって見え、調子が好さそうなので、今年はチームの本格的エースとなりそうな感じがする。

 

 参考までにここ3シーズンの成績を観ておくと、途中で移籍した2017年シーズンは186回3分の2投げて10勝12敗で、奪三振数が209、防御率が3.86、WHIPが1.16とまあまあ期待に応えた感じであったが、割と打たれている感じもした。

 

 2018年シーズンはまた移籍して、故障、不調、不評等に苦しんでいたように見え、40回投げて1勝3敗で、奪三振数が49、防御率が4.95、WHIPが1.43と悪化した。

 

 2019年シーズンは後半になって安定感が見えて来たようで、178回3分の2投げて6勝8敗で、奪三振数が229、防御率が3.98、WHIPが1.10と内容的には大分上がっている。

 

 そして今シーズンは今日でも速球の最速98mph(約158km/h)出ており、変化球が切れているようで、7回でも97mph(約156km/h)出ていると、解説者をちょっと吃驚させていた。

 

        ダルビッシュ漸く凄さ感じさせ

 

        ダルビッシュ確り抑え勝って魅せ

 

 2015年春にトミー・ジョン手術を受け、2016年シーズンも程々の成績を上げているとは言え、その後の行きつ戻りつのここまでの様子を観ると、大谷翔平に関しても、あんまり焦らない方が好いような気がする。

 

 確かにランス・リンのように逸早く復帰してみせるタフな投手もいるにはいるが、やはりそれは少数であろう。

 

 たとえば平成の怪物と言われる松坂大輔でも、トミー・ジョン手術を受けてからあんまりすっきりした成績を残せていない印象である。

 

 ダルビッシュ有のように色々と恵まれ、野球にストイックなタイプでないと難しいのかも知れない。

 

 でもまあ、大谷翔平もそんなタイプで、人間的にも出来ているようであるから、のんびりと見守りたい。