レンジャーズがエンゼルスと対戦し、7対3で勝っている。
レンジャーズの先発投手はベテランのランス・リン(33歳、196㎝、113kg)で、5回で109球投げ、4安打(1本塁打)6三振3四球2失点2自責点の粘投で勝ちが付いて2勝0敗となったが、防御率は0.49から1.16へと悪化している。
この投手、ともかくタフな印象がある。
2015年11月にトミー・ジョン手術を受けているが、2016年シーズンにはメジャーリーグにこそ復帰しなかったものの、マイナーリーグでは数試合に出て好投している。
2017年シーズンには186回3分の1投げて11勝8敗で、奪三振数が153、防御率が3.43、WHIPが1.23と完全復帰を果たしている。
2018年シーズンは途中でヤンキースに移籍して、通算で156回3分の2投げて10勝10敗で、奪三振数が161、防御率が4.77、WHIPが1.53と振るわなかった。
そして、2019年シーズンは208回3分の1投げて16勝11敗で、奪三振数が246、防御率が3.67、WHIPが1.22と復活している。
ウィキペディアによると2010年頃までは速球が90~92mph(マイル毎時)であったのが、92~94mphに上がり、更に今日なんかの動画では94~96mphを記録していた。
ランスリンスピードアップ楽しませ
ランスリンスピード上げて勝って魅せ
またメッツがマーリンズと対戦し、4対2で勝っている。
メッツの先発投手はサイ・ヤング賞エースのジェイコブ・デグロム(32歳、193㎝、82kg)で、5回で98球投げ、7安打(1本塁打)6三振2四球2失点2自責点の粘投で勝ちが付いて2勝0敗となったが、防御率は2.12から2.45へと悪化している。
もともと好いものを感じさせていたが、過去3シーズンにグッとエース級の働きをしている。
2017年シーズンは201回投げて15勝10敗で、奪三振数が239、防御率が3.53、WHIPが1.19と、まあ一流投手の域に達している。
2018年シーズンは更にパワーアップし、217回投げて10勝9敗で、奪三振数が269、防御率が170、WHIPが0.91と、内容的に抜きん出た成績を上げて初のサイ・ヤング賞に輝いている。
そして2019年シーズンは204回投げて11勝8敗で、奪三振数255、防御率が2.43、WHIPが0.97と内容的に他を圧倒して2年連続2回目のサイ・ヤング賞に輝いている。
今シーズンは速球の最速が100mph(100マイル毎時)に達する等、益々ハードになっている!?
でもまあ、今日なんかは彼にすれば好い方でもなく、何とか仕事をした感じか!?
まあ今は暑いもんねえ。フフッ。
ディグロムや何とか粘り勝って魅せ
ディグロムや何とか抑え勝って魅せ
またフィリーズがブレーブスと対戦し、7回コールドで0対8で完封負けしている。
ブレーブスの先発投手はマックス・フリード(26歳、193cm、86kg)で、5回で91球投げ、4安打6三振1四球1死球無失点の快投で勝ちが付いて3勝0敗で、防御率は2.04から1.59へと好くなっている。
3年目の昨シーズンに急成長を見せた投手で、それまでの2シーズンが僅か1勝ずつであったのが、165回3分の2投げて17勝6敗で、奪三振数が173、防御率が4.02、WHIPが1.33となっている。
今シーズンもその好調を維持しているようなので、ちょっと期待したい。
フリードや実力発揮勝って魅せ
フリードや好調維持し勝って魅せ
それからWソックスがインディアンスと対戦し、延長10回まで行って4対5で惜敗している。
インディアンスの先発投手は若きエース、シェーン・ビーバー(25歳、191cm、91kg)で、6回で101球投げ、4安打(2本塁打)8三振2四球3失点3自責点の力投ながら勝敗は付かずに3勝0敗のままで、防御率は0.83から1.63へと悪化している。
この投手、1年目から好かったが、2年目の昨シーズンにグッと伸び、214回3分の1投げて15勝8敗で、奪三振数が259、防御率が3.28、WHIPが1.05と一流エース級となっている。
今シーズンも大いに期待したい。
ビーバーや何とか抑え繋ぐ夏
ビーバーや抑えて魅せて繋ぐ夏